トートバッグやレッスンバッグ(手提げバッグ)を簡単にショルダーバッグに変身させる方法
手提げバッグをショルダーバッグに変身させよう!
バッグ本体から作る場合と後からつける場合の両方で紹介します。
2枚仕立ての手提げバッグをショルダーバッグに変身
最近ではベルトに長さを調整する送りカンと、ワンタッチで取り付けられるナスカンがついているショルダーベルトが容易に手に入るようになったので、ショルダーバッグが簡単に作れるようになりました。
そこで、まずは市販のショルダーベルトを使ってショルダーバッグを作る方法をご紹介しますね。
ここでつかうのは100円均一で購入したショルダーベルトです。
このショルダーベルトを使い、2枚仕立てのレッスンバッグをショルダーバッグタイプにしていきます。
レッスンバッグの作り方は、裏地あり(2枚仕立て)のレッスンバッグ(通園・通学バッグ)の作り方からご覧ください。
2枚仕立ての手提げショルダーバッグの必要な材料
2枚仕立てのバッグに必要な材料 | |
カン | 2個 |
ループ用布 | タテ7cm×ヨコ(Dカン内側幅×2+2)cm |
ショルダーベルト |
2枚仕立ての手提げショルダーバッグで使用した生地
※オックス生地を使用
2枚仕立ての手提げショルダーバッグの作り方
まず、2枚仕立てのレッスンバッグの、持ち手を表布に仮縫いする工程まで進めます。
次に、Dカンをつけるループを作っていきます。
ループパーツの横幅は、Dカン内側幅×2+2cmです。
ループパーツの両側を内側に1cmずつ折ります。
パタンと半分に折ってアイロンをかけます。
端をステッチします。
D
カンに通して半分に折ります。
そのまま、袋口部分の端から1.5cmあけたところにクリップなどでとめます。
もう片方は対角部分につけます。
端を仮縫いします。
この状態で裏布と中表で合わせ、袋口を縫い合わせます。
縫うときは、Dカンが針に当たらないように気を付けて縫ってくださいね。
めくってみると、こんなふうにちゃんとついています。
そのまま、バッグ作りの工程通りに進めていくと、Dカンがついたバッグができあがります。
ここにショルダーベルトをカチャンと取り付ければ、ショルダーバッグのできあがりです◎
さっそく肩にかけてみましょう。
絵本バッグなど、重いものを入れるバッグには向いていますね。
もちろん、持ち手で持ってもOKです。2wayで使えるのは嬉しいですよね。
この作り方で、持ち手がないサコッシュタイプのショルダーバッグも作れますよ。
2枚仕立てのショルダーバッグの作り方
ソーイングレシピによって2枚仕立てのバッグの作り方が少しづつ違い、表布と裏布をそれぞれ袋状に仕上げてから袋口を縫い合わせる方法もありますが、両側のぬいしろが1cmであれば、表布の袋口の端から1.5cmにDカンをつけたループを仮縫いし、そのあとの工程で裏布と縫い合わせるという方法でOKです。
バッグと同じ共布でショルダーベルトを作っても素敵ですね。
同じ布でタッセルを作ってつけてみたり。
ちょっとしたお出かけに向いていますね。
アクリルテープのショルダーベルトの作り方
市販品のショルダーベルトを使わず、アクリルテープと送りカン(移動カン)を使って長さ調整ができるショルダーベルトを作る方法も紹介しています。
ショルダーベルトを手作りしたい方はコチラをご覧ください。
・送りカンを使ったショルダーベルト(リュックベルト)の作り方
バッグにショルダーベルトを後付けする方法
アクリルテープを後から直接縫い付ける場合
身長に合わせて、肩ひもの長さを決めましょう。おおよその長さは1m程度です。
肩ひもは、レッスンバッグ本体のサイドに縫い付けます。
まず、ひもの端を1cmほど内側に折り込みます。
レッスンバッグ本体にしっかりと縫い付けましょう。
ここは生地が重なっていて厚みがあるので、ゆっくり縫い進めてくださいね。
ショルダーバッグで使用した生地
今回使用したアクリルテープ
後からDカンとショルダーベルトをつける場合
できれば、表布と裏布の袋口を縫い合わせるときにDカンをつけるループを一緒に縫い込んでしまうのが良いですが、できあがったバッグをショルダーバッグにしたい時もありますよね。
そんな時は後付けでつけることもできますよ。
まず、ループ用パーツ、タテ9cm×ヨコ(Dカン内側幅×2+2)cmの布を用意します。
表布と裏布の間に縫い込む場合よりもタテが長いので気を付けてくださいね。
用意したループ用布を内側に1cmずつ折りこんでアイロンをかけます。
そのままパタンと半分に折り、周囲をステッチします。
Dカンを通して半分に折り、バッグの袋口のサイドに1cmはさみ、2か所返し縫いでしっかりと縫い付けます。
ここにショルダーベルトをつければ、ショルダーバッグとして使うことができますよ。
ぜひ作ってみてくださいね。
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