送りカン(移動カン)を使ったショルダーベルト(リュックベルト)の作り方
ショルダーバッグやサコッシュなどを作るとき、長さを調節できる送りカン(移動カン)を使えば、一気に本格的なバッグを作ることができますよね。
最近ではベルトテープも送りカンも100円均一で手に入るため、気軽にハンドメイドに取り入れることができます。
送りカンを使ったショルダーベルトの作り方をマスターすれば、子どもに通園ショルダーバッグを作ってあげることもできますよ。
また、レッスンバッグにショルダーベルトをつけておくと、子どもも大人も楽に持てるのでおすすめです。
もちろん、リュックサックにも送りカンが必須ですよね!
ということで、今回は送りカン(送り板)の付け方を写真で説明していくので、ぜひショルダーバッグ作りの参考にしてくださいね。
材料
・ベルトテープ
・ベルト幅に合う送りカン:1個
・ベルト幅に合う角カンまたはDカン:2個
ショルダーベルト(リュックベルト)の作り方
まず、ベルトの端処理をします。
アクリルやナイロンのベルト場合はライターであぶったり、綿や麻などの天然繊維のベルトの場合はボンドなどで端処理をしましょう。
端処理をしたベルトテープを送りカンに通します。
送りカンの中央部分をまたいで、またベルトテープを送りカンに通します。
そのままずるずるとひっぱります。
送りカン部分でベルトがたるまないようにしっかりと引っ張ります。
ベルトテープの端を反対側に折り返します。
ベルトテープの端を、折り返したところで縫い付けます。
反対側のベルトテープの端を、角カンまたはDカンに通します。
角カンまたはDカンに通した端部を折り返すようにして、送りカンに向かって引っ張ります。
この時、送りカンの向きが写真のようになっていることを確認してください。
そのまま送りカンにベルトテープを通します。
中央部分をまたいてまた送りカンにベルトテープを通します。
そのままずるずるーっとベルトテープを引っ張ります。
もうひとつの角カンまたはDカンに、まわしこむようにベルトテープを通します。
そのまま端部を折り返し、ベルトテープに縫い付けます。
あとは、送りカン部分で自由に長さ調整してくださいね。
ショルダーバッグを作る時のベルトテープの長さについて
園児などの小さな子が使うショルダーバッグのベルトテープの長さは1.2m~1.3m程度、大人が使うショルダーバッグの場合のベルトテープの長さは1.4m~1.6m程度がおすすめです。
こちらの通園ショルダーバッグはベルトテープ1.3mで作りました。
送りカンで短め調整し、身長110cmの子どもがつけるとこんな感じになりますよ。
市販のショルダーベルトを使ってショルダーバッグを作る場合
市販のショルダーベルトを使えば、簡単にショルダーバッグを作ることができますよ。『市販のショルダーベルトを使ったショルダーバッグの作り方(レッスンバッグにも◎)』で詳しく説明しているのでご覧くださいね。