【入園入学グッズ】生地の種類と選び方!人気柄も紹介

入園入学グッズは手作りで準備したい!というファミリーに向けて、生地選びの方法を解説!
「生地」とひとことで言っても、種類は本当に様々です。何も知らずに、柄だけで選ぶと後悔してしまうかも…。
このコラムでは、入園入学グッズでよく使われている生地、裏地の必要性、nunocoto fabricで人気の柄、柄選びの注意点をまとめました。
最後まで読んでいただければ、生地の選び方がだいぶ楽になりますので、ぜひチェックしてみて下さいね。
入園グッズの手作りには、どんな生地を選ぶべき?
入園入学グッズで比較的良く使われる生地を、厚さや特徴で比較してみました。
生地の種類 | 厚さ | 特徴 | おすすめ度 |
---|---|---|---|
オックス | 普通地 | ほどよい厚みと丈夫さが魅力。初心者でも縫いやすい | ★★★ |
ツイル | 普通~やや厚地 | ハリがありながら、柔らかくしなやか | ★★★ |
麻・綿麻 | 普通地 | さっぱりした質感。シワになりやすい | ★★☆ |
キャンバス(帆布) | 厚地 | 丈夫でしっかりした生地。裏地なしでもOK | ★★☆ |
キルティング生地 | 厚地 | 中綿入りでふかふか。入園入学では定番 | ★★☆ |
ブロード・シーチング | やや薄地 | シャツでよく使われる。裏地あり推奨 | ★★☆ |
ローン | 薄地 | 薄くて軽い。裏地あり推奨 | ★☆☆ |
ダブルガーゼ | 薄地 | 柔らかくて肌触りがいい。強度は弱い | ★☆☆ |
入園入学グッズの定番生地は、オックス生地(綿100%)やツイル生地。
どちらも程よい厚みと耐久性もあるので、数年間使う入園入学グッズとしてはピッタリ。ハンドメイド初心者さんでも縫いやすいという点も、オススメ度が高いポイントです。
保育園・幼稚園入園時に用意する入園グッズは、数年間使用するので、ある程度しっかりとした生地で作る必要があります。
しっかりとした生地で作っておけば、上履き入れやお弁当袋なんかは小学校に入ってからでも使えます。通園バッグ(レッスンバッグ)は授業で使う音楽バッグとしても使えますよ。
nunocoto fabricの入園入学グッズ6点セットの手作りキットでも、表地にはツイル生地を採用しています(裏地はキャンバス生地)。
各生地について、詳しく特徴を知りたい方はこちらをご覧ください。
- オックス生地の特徴と魅力
- ツイルってどんな生地?生地の特徴
- 帆布(キャンバス生地)とは?特徴
- キルティング生地(キルト生地)の特徴や使い道
- ローンってどんな生地?生地の特徴
- ガーゼってどんな生地?生地の特徴
入園入学のアイテム別!おすすめの生地
アイテム | おすすめ生地 | 裏地は付ける? |
---|---|---|
入園バッグ 上履き入れ |
オックス | 付ける |
ツイル | 付ける | |
麻、綿麻 | 付ける | |
キルティング | 付けなくてもOK | |
キャンバス | 付けなくてもOK | |
お着替え袋 コップ袋 お弁当袋 ランチョンマット |
オックス | 付けなくてもOK |
ツイル | 付けなくてもOK | |
麻、綿麻 | 付けなくてもOK | |
ブロード、シーチング | 付ける | |
ローン | 付ける |
表地の厚さによって、裏地を決めよう
作るアイテムによっても異なりますが、表地に普通地や薄地を選ぶのであれば、裏地を付けることをオススメします。
1枚布よりも断然丈夫になりますし、裏地を付けた方がハリが出て、形がしっかり出せるのできれい、というメリットもありますよ。
一方で、キルティングや帆布生地(キャンバス生地)なら1枚でもしっかりとした厚みがあります。なるべく軽くしたいなら、1枚仕立てでも構いません。
裏地を選ぶときの注意点
「裏地は見えないし、安い生地でいいや~」
と思っていませんか?確かに裏地は目立たないので、さほど強くこだわる必要はありませんが、表地に合わせて選んだほうが、仕上がりがグッときれいになりますよ。
例えばレッスンバッグの表地に薄手の生地を選んだ場合、裏地はキルティングなどしっかりとした厚みのある生地を使うことで、形がしっかり決まります。
また表地に柄布を使うなら、裏地は無地やストライプなどシンプルな生地を使うと、見た目もスッキリとまとまりますよ。
ちなみに表地には綿100%、裏地には麻100%など、違う素材を使うときは注意が必要です。
洗濯をすると、表地と裏地で収縮率が異なる可能性があり、型崩れの原因になります。表地も裏地も、水通しをしてから制作を始めて下さいね。
薄い生地は接着芯を活用しよう
表地も裏地も、気に入った生地が薄い場合は、接着芯を貼り付けることで補強が可能です。
接着芯は価格もさほど高くないですし、アイロンで簡単に接着ができます。表地・裏地に薄い生地を選んだ場合は、ぜひ活用してみて下さいね。
nunocoto fabricで入園入学グッズ作りにおすすめの生地
ここからは、nunocoto fabricの入園入学シーズン(2023年11月~2024年4月)に売れた生地ランキングから、おすすめデザインをご紹介!
生地だけでも購入できますし、裏地や材料がセットになったキットの購入もできます(好きな生地が選べます)。
▼深海生物
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このほかにもnunocoto fabricでは、およそ4,000柄ものデザイナーズファブリックを取り揃えています。
無地やストライプ、チェックなどのシンプルな柄、北欧風柄、恐竜柄、動物柄など、たくさんありますので、お気に入りの1枚を探してみて下さいね。
入園入学グッズを手作りするなら、生地の選び方に要注意
入園入学グッズの生地選びは、柄や厚さだけじゃなく、すこし注意が必要です。
格安生地には要注意!?値段と質のバランスをチェック
入園入学グッズは数年間使用するものなので、しっかりとした生地で作ることをオススメします。
「とにかく価格の安いものを!」と思って、質感をチェックせずに格安生地を購入すると、すぐに穴が開いたり、破けたり、結局買いなおしになってしまうかも。
生地の厚み・丈夫さをしっかりとチェックしたうえで、予算に合う生地を購入しましょう。
ネットショップで購入する場合は、生地サンプルを取り寄せることをおすすめします。生地は少量であれば100均でも購入できますが、こちらも品質をよく確認して。
nunocoto fabricの生地サンプル(無料)はこちら>>
柄の向きに要注意
柄に上下の向きがあると、手作りするときに、ほんの少しだけ手間がかかります。
柄の向きを考えないで手作りしてしまうと、バッグの面によって柄が反対向きになってしまう、なんて失敗も…。
ハンドメイド初心者さんで、なるべく簡単に作りたい方は、向きのない柄生地を選ぶことをオススメします。
入園入学グッズを作るためには、生地は何メートル購入すべき?
生地をどのくらい購入すればいいのかは、何を作るのか、そして各アイテムのサイズによって異なります。
できあがりサイズに、縫い代や紐通し部分の長さを足して計算しましょう。
詳しくはこちら↓をご覧ください。
【入園入学グッズ】手作りするなら生地は何メートル買えばいい?│koshirau 拵う(こしらう)
参考までにnunocoto fabricの入園・入学グッズ手作りキット(6点セット)では、表布150cm・裏布80cmをセットにしています。
もちろん生地以外に必要なパーツ類(ひも)もすべてセットになっているので、何メートル生地を購入したらいいかわからない!という方は、キットの購入をオススメします。
作れるアイテムのサイズは一応決まっていますが、少し大きく・小さく、などのカスタマイズも承ります。購入時に専用フォームからご相談くださいね。