端ミシンや押さえミシンをきれいに仕上げよう!段付き押さえの使い方

段差があるところを美しくステッチするのに便利な段付き押さえ。
端ミシン(コバステッチ)や押さえミシンなどのステッチに使うと、きれいに仕上げることができますよ。

押さえの右側が下がっている「右段付き押さえ」と、左側が下がっている「左段付き押さえ」、左右どちらでも使える「両段付き押さえ」があります。
段付き押えには、1mm~8mmくらいまでいろいろな幅のサイズがそろっているのですが、ここでいう幅とは、押さえの下がっている端から針までの幅のことです。
ここでは、2mm幅の左段付き押さえを使い、使い方を説明します。
三つ折りの端ミシン(コバステッチ)に使う

布端の始末や、紐通し・ゴム通しの部分を作るのによく使う三つ折り仕上げ。折山から針を落とさずに端ミシンまっすぐ縫うのって、けっこう難しいですよね。
特に分厚い生地を縫う場合は、縫い目ががたがたになってしまうことがあります。
段付き押さえを使えば、まっすぐきれいに縫うことができます。
布でテープ作る時の端ミシン(コバステッチ)に使う

布で持ち手などのをテープ状のものを作る時は、布の両端を二つ折りしたものをさらに半分に折って縫い合わせるので、結構分厚くなりますよね。
普通の押さえを使うと、下に接さず浮いてしまう部分ができてしまうので、縫い目にゆがみができてしまうことも。
そんな時にも段付き押さえが大活躍です。
押さえミシンに使う

布を縫い合わせた縫い目は浮いてしまいやすいので、ぬいしろを片側に倒して縫い目の横に押さえステッチをすると仕上がりがきれいです。
布3枚分が重なるので、厚手の生地の場合は縫う時に段差ができて縫いにくいことも。そんな時は、段付き押さえを使うとまっすぐきれいに縫えますよ。
他にもいろいろ使えます
他にも、袋口の仕上げのステッチや、折り伏せ縫いの押さえミシンなど、段差ができるいろいろなステッチに使えますよ。
ぜひ段付き押さえをうまく使って、アイテムをきれいに仕上げてみて下さいね。