パッチワークの布合わせ(色合わせ・柄合わせ)のコツ
![パッチワークの布合わせ(色合わせ・柄合わせ)のコツ](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2024/02/557_pwnuno.jpg)
パッチワークのピースの色や柄合わせなど、
布合わせのコツを紹介します
パッチワークの柄合わせのコツ
無地布を合わせる
全てを柄布でパッチワークするのも素敵ですが、無地と組み合わせるとバランスがとりやすくなりますよ。
無地布を中に混ぜる
![パッチワーク つなぎ方 布合わせ](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2024/02/552_pwsima-2.jpg)
柄布の中に、いくつかの無地布をランダムに混ぜるだけで、調和がとりやすくなります。
両端を無地布で挟む
![パッチワーク つなぎ方 布合わせ](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2024/02/552_pwsima-3.jpg)
ピースをボーダー状、もしくはストライプ上につなぐ場合は、両端を無地布で挟むと全体がしまります。
無地布を交互に配置する
![パッチワーク つなぎ方 布合わせ](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2024/02/555_pwquilt-18.jpg)
無地布と柄布を交互につなぎ合わせることで、全体の模様が生まれます。さまざまな図案と組み合わせることで、よりパッチワークを楽しむことができます。
柄布のピースの周囲を無地布で囲む
![パッチワーク つなぎ方 布合わせ](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2024/02/553_pwsikaku-53.jpg)
柄布のピースの周囲を無地布で囲むことにより、柄が引き立ちます。はっきりとしたモチーフの柄を合わせることをおすすめします。
シンプルな柄を組み合わせる
![パッチワーク つなぎ方 布合わせ](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2024/02/P2267403.jpg)
ストライプやチェック、ドットや幾何学模様などのシンプルな柄同士は、ランダムに組み合わせても失敗が少なく組み合わせることができます。
nunocoto fabricには定番のシンプル柄からちょっと変わったシンプル柄までいろいろな柄を取り揃えています。
![]() シンプル柄
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![]() ストライプ柄
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![]() チェック柄
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![]() ドット柄
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小柄を多めにする
![パッチワーク つなぎ方 布合わせ](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2024/02/552_pwsima-33.jpg)
基本的には小柄の布の方がパッチワークに向いています。
モチーフがはっきりした大柄は少なめにする
![パッチワーク つなぎ方 布合わせ](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2019/03/091_hagirebag-55.jpg)
生き物や植物など、モチーフがはっきりした大柄がたくさんあるとごちゃごちゃしてまとまりがなくなることが多いので、使う時は割合を少なめにするのがおすすめです。
色合わせのコツ
色合わせには、色相・明度・彩度という3つの色の要素が関係します。
色相とは赤・青・黄といった色味のこと、明度とは明るさ、彩度とは鮮やかさを言います。
![](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2024/02/9413b8163652ac4dd63031d8a26a840d.jpg)
色相が近いものを組み合わせる
![パッチワーク つなぎ方 布合わせ](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2024/02/553_pwsikaku-20.jpg)
色味が近くて明度や彩度が違うものを組み合わせ、うまく調和しない時は間に近似色(色相環で近くにある色)や無地の布を入れてあげるとまとまりやすいです。
明度が近いものを組み合わせる
明るさが近いものを組み合わせると全体的にまとまります。
白っぽいトーンでそろえたり、濃いめの色のトーンでそろえたりと、感覚で良いので明るさが近い布を選んでみましょう。
彩度が近いものを組み合わせる
![](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2024/02/553_pwsikaku-11.jpg)
鮮やかさが近いものを組み合わせます。うまく調和しない時は間に白・黒・灰色などの無彩色を入れてあげるとまとまりやすいです。
同じトーンのものを組み合わせる
![パッチワーク つなぎ方 布合わせ](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2024/02/553_pwsikaku-27.jpg)
ペールカラーやビビットカラー、グレイッシュカラーなど、トーン(明度と彩度が似ている色を集めてグループ化したもの)で組み合わせるといろいろな色を使ってもまとまります。
モノトーンでまとめる
![パッチワーク つなぎ方 布合わせ](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2024/02/554_pwsankaku-15.jpg)
無彩色のモノトーンやワントーンの布でまとめると、スタイリッシュな雰囲気のパッチワークになります。
補色や反対色を組み合わせる
![](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2024/02/552_pwsima-1.jpg)
補色とは色相環で正反対に位置する関係の色の組合せのことを言い、補色や補色の近い関係の色を反対色と言います。
2色の対比が強く感じてしまう時は、間に無彩色の布を挟むと調和がとれますよ。
国旗の色合いを参考にする
![](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2024/02/552_pwsima-28.jpg)
『赤・白・青』や『黄・青』など、世界各国の国旗でよく使われている色合いを参考に色を組み合わせ、そこに彩度が低い布を合わせていくのも手です。
差し色を入れる
![パッチワーク つなぎ方 布合わせ](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2024/02/P2267406.jpg)
色相、明度、彩度、トーンなどが近いものに差し色を入れることで全体にまとまりを出す方法もあります。
デザイナーが同じ布を組み合わせる
![](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2019/02/091_hagirebag-56.jpg)
デザイナーが同じ布同士の相性は良いので、その中から組み合わせを選ぶのもひとつの手です。
当店nunocoto fabricは国内外で活躍する多くのデザイナーさんによる布を取り揃えており、デザイナーさんごとに布を選ぶことができます。1枚の大きな布の中に同じデザイナーさんの柄が4種おさまっているテキスタイル『生地素材がえらべるカットクロス』もあります。
パッチワークを作るのが大変!という方にはこちらがおすすめ◎1mの布の中にいろいろな柄がレイアウトされたユニークな布です。
自然の色を参考にする
自然界にはたくさんの色があります。たとえば夕暮れ時や朝日が昇る時のグラデーションの空。
たとえば春の花たちの色。
たとえばひとつの植物が持つ多様な色。
そんなふうに、美しいと思った自然の色の組み合わせを参考にするのも素敵ですよ。
何も考えずにつなぎ合わせる
![パッチワーク つなぎ方](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2024/02/553_pwsikaku-43.jpg)
それでもかわいく仕上がっちゃうのがパッチワークの良いところ◎
素材合わせのコツ
似た素材のものをつなぎ合わせた方が縫うのは楽ですが、いろいろな種類・素材の生地を合わせることができるのもパッチワークの楽しいところ。
ここでは、オックス・エコファー・ツイル・コーデュロイの4つの生地素材を組み合わせましたが、デニムやツイードなど自由に組み合わせてください。
パッチワークのコツやレシピ
色々なパッチワークのつなぎ方や図案、パッチワークキルトのやり方など、パッチワークに関するあれこれについて『パッチワークまとめ記事』にまとめてあるので、ぜひ参考してくださいね。![](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2024/03/560_pwmatome.jpg)
もっと簡単にパッチワーク
nunocoto fabricの姉妹サイトでは、ミニハギレセットを販売しているので、気軽にパッチワークを楽しみたい方はこちらもおすすめです。