ファスナーを隠して付ける縫い方のコツ【洋服編】

コンシールファスナーとは、ファスナーのかみ合わせの部分や縫い目が表から見えなくなる便利なファスナーで、ワンピースの背中部分などによく使われています。
専用のファスナー押さえも必要なので、お洋服作りの中でもニガテ意識がある方、いるかもしれませんね。
だけど、大丈夫!丁寧に手順に沿って縫い進めていけば、誰でもきれいに縫えますよ!
今回は、そんな表から見えないコンシールファスナーの付け方を紹介します。
1.ファスナーの付け位置に粗い目のミシンをかける
後ろ中心部分は、中表にして、縫い合わせ、ファスナーを付ける部分には、あき止まりまで粗い目のミシンをかけます。 あき止まりより下は、普通の縫い目でミシンをかけ、アイロンで割ります。
2.コンシールファスナーを縫い付ける
コンシールファスナーの中心と1.でかけた粗ミシンの縫い線を合わせ、ぬいしろにファスナーをしつけします。(厚紙をはさむとワンピース本体を縫いこまずにできますよ。)※ファスナーのスライダー始まりが、出来上がりから1cm下に来るようにファスナーを置きます。





裏の留め金具の位置を調整し、ペンチを使って固定します。

ちょっと難しそうなコンシールファスナーの付け方ですが、しつけをしっかりとすることで、きれいに仕上げることができますよ。 ぜひチャレンジしてみてくださいね。