100均から手作りまで。入園・入学グッズの名前の付け方

入園・入学前の親たちを悩ませるもの。それは名前付け。
えんぴつや算数セットなどの小さなアイテムに名前を書いたりシールを貼るのもひと苦労ですが、レッスンバッグや巾着袋をはじめとする布製アイテムの名前の付け方は悩みどころ。
そこで今回は、名前付けにはどんな方法があるか、どうやってつけるかなどを、難易度も合わせて詳しく書いてみました。
100円ショップで買って簡単につけれるものから、入学グッズと一緒に手作りするものまでありますよ。ぜひ名前付けの参考にしてみてくださいね。
名前を入れる場所
まずは名前を入れる場所を決めましょう。➀ど真ん中に大きく入れる

園や学校からの指定がある場合、もしくは大きく名前を刺繍をする場合におすすめの位置です。
➁上部の中心に入れる

レッスンバッグやシューズバッグはこの位置に入れるとバランスが良いです。完成品にちょこっと縫いつけるのもしやすい位置ですね。巾着袋の場合は避けた方が良いです。
➂下部の端(左右どちらでも)

どんなタイプの入園グッズにも合います。少し縫い付けにくい箇所なので、入園グッズから手作りする場合はパーツを縫い合わせる前に縫いつけてしまった方が簡単です。
④切り替え部分の近くに入れる

布を切り替えたデザインの場合は、切り替えた部分の近くにつけるのも良いですね。こちらもどんなタイプの入園グッズにも合いますが、入園グッズから手作りする場合はパーツを縫い合わせる前に名前をつけるのがおすすめですよ。
⑤その他

ポケットにつけても良いですね。外ポケットでも内ポケットでも、どちらもつけやすくてでおすすめです。
どうやって名前をつける?
最近は、いろいろな種類の名前つけグッズが100円ショップなどで簡単に手に入るようになりましたよね。
ここでは、それらのグッズを使い、どうやって名前をつけるかを、難易度と共に解説していきます。
アイロンネームを使う
難易度★☆☆
布ものに名前つけるとしたら、まずはこれ!アイロン接着タイプのネームラベルです。
「アイロンネーム」「ネームラベル」「アイロンシール」など、いろいろな名前で売られており、100円ショップにも売っていますよね。
つけ方は簡単。つけたい位置に置いたら、アイロンを中温にして20秒程度当てるだけ。
バッグなどの素材によっては生地が傷むので、できれば当て布をした方が良いですよ。
洗濯をするものに貼る場合は、アイロン接着だけだとはがれやすいので、角だけでも縫うのがおすすめです。
当店でも2色のアイロンネームワッペンを販売しています!男の子にも女の子にも似合うさりげない模様付き。カラーは2色から選べますよ~。
その場合は、幅のあるアイロンテープやアイロンで貼るタイプのお名前ゼッケンをカットして貼りましょう。
アイロンで貼り付けたら角を縫い付けます。洗濯する物の場合は、周囲をざっくりとまつり縫いしましょう。
入園グッズから手作りする場合は、パーツを縫い合わせる前に縫いつけてしまった方が良いですよ。仕上がりを想定し、ぬいしろを意識した場所にアイロンで貼り付けたら、ぐるりと縫いつけましょう。
大きなアイロンテープもきれいにつけることができました。
アイロンワッペンを使う
難易度★☆☆名前を書くところがあるワッペンで、アイロンで貼れるタイプです。使い方はネームアイロンと同じです。
ワッペンは大きくて目立つので、レッスンバッグなどに大きく名前を入れたい場合、または手作りバッグのデザインのワンポイントにもおすすめですよ。入学より、幼稚園や保育園の入園アイテムとして重宝するかもしれませんね。
ワッペンは取れやすいので、アイロンで貼り付けたらまつり縫いで縫い付けるのがおすすめです。
糸はワッペンの色に合わせましょう。
ネームタグ(リボン)を使う
難易度★☆☆
アイロンも使いたくない!とにかく簡単に済ませたい!という方には、手作りネームタグ(リボン)がおすすめです。
レッスンバッグ以外にも、縫い付けが難しいリュックなどにつけると便利ですよ。名前タグは一度手作りすると、いろんなアイテムに付け替えができるので便利です。
名前を書いたら、スナップボタンで持ち手やタグなどにパチンとつけるだけ。
とても簡単なのですが、タグのない巾着袋にどうつけるかが悩みどころ。ひもにつけても良いですが、ちょっと邪魔な気もしますね。。
入園グッズを作る場合は、同じ布でネームタグを作るのもおすすめです。
作り方はコチラで公開しているので参考にしてくださいね。
作り方はコチラで公開しているので参考にしてくださいね。
入園グッズを作った残り布で簡単に作れちゃいますよ。
革で作っても良いですね。
お好みの大きさにカットし、端をポンチで穴を開けます。ポンチは100円ショップにも売っていますよ。お好みでハトメを使っても◎
革に記名をし、ひもを通したら完成です。
アイロン転写文字を使う
難易度★☆☆
文字をアイロンで直接バッグなどに転写するアイテムです。こちらも100円ショップで手に入りますよ。
ここでは1枚の薄いシートに文字がたくさんあるものを使いますが、フロッキーなどのしっかりした生地で1文字ずつバラバラに売っているものもあります。
シートになっているものを使う場合は、使う文字を切りとりましょう。
文字をつけたい場所に並べます。
当て布をして上からアイロンをあてます。
フィルムをサッとはがして完成です。失敗することもあるので、まずは使わない布と文字で試してからやるのをおすすめします。
平織りテープを使う
難易度★★☆白っぽい色の平織りテープを使えば、いろいろな名前のつけ方ができます。
(nunocotofabricでは、平織りテープの販売をしています。巾着ひも用として、入園・入学グッズ手作りキットにもついてくる平織テープです。)
端を5mmほど裏側に折ります。
そのまま両端を入園グッズ縫い付ければ、ネームタグになります。
内側に縫い付けたい場合は、縫い目が表に出ないようにまつり縫いで縫い付けるか、
入園グッズも手作りする場合は、裁断後の時点で縫い付けておきましょう。
また、平織りテープでネームタグ(リボン)を手作りすることもできますよ。
20cmにカットした平織りテープの両端を5mm→5mmで三つ折りしてステッチし、
スナップボタンをつけたら完成です。
刺繍をする
難易度★★★最後は名前つけの上級者編、刺繍です。
フルネームは難しくても、下の名前やイニシャルで挑戦してみても良いですね。
名前を刺繍する方法はコチラで公開しているので参考にしてください。
名前の入れ方
何に名前を書くかが決まったら、何で書くか?ですね。

お名前スタンプ(ハンコ)
入園入学準備として、まずはお名前スタンプを用意する、という方は多いのではないでしょうか。
自分で文字を組み合わせるタイプもありますし、最近はネットなどでオーダーもできます。
自分で文字を組み合わせる場合は、くれぐれも向きにお気をつけくださいね♪
布にスタンプを押すときは、布用のインク(スタンプ台)、もしくは油性のスタンプ台を使いましょう。
ものによってはスタンプを押した後にアイロンをあててインクを定着させるタイプのものもあるので、よく説明を読んで使ってください。

油性マジックペンで書く
昔からお世話になっている、油性マジックのお名前ペン。私は太字と細字両方書けるタイプがお気に入りです。
ゼッケンなどの大きく名前を書かなければいけない場合や、上履きなどのスタンプを押しにくい形状のものには油性マジックペンが便利ですね。

