生地の色に自然となじむミシン糸の選び方
ソーイングの基礎知識をご紹介する「お裁縫のいろは」。
今日は、生地に合わせたミシン糸の色の選び方です。
生地に合わせる、とひと口で言っても広いので、生地の「色」に注目して、どのように選んだらいいかを紹介していきますね。
手芸屋さんに行くと、ミシン糸がずら~っと並んでいますよね。こんなにあって、どれを選んだらいいんだろう…。
こんなとき、基本の法則を知っておくと、すんなりと選ぶことができるようになりますよ。
始めにお伝えしたいこと、それは
糸の色選びに不正解はありません!!!!
糸の色って、どれを選んでも間違いではないんです。
だからあまり不安にならずに、色選びを楽しんでいただきたいのです。
好きな色だからこの色、縫い目が目立ちたくないからこの色、ステッチを目立たせたいからこの色などなど。
最後は、「あ、好きだな」と思える色を選ぶのが間違いない!のだと思います。
そうは言っても…ですよね。
ですので今回は、「生地の色に自然となじむ」色を見つけるには
どんなことに注目すると良いのかについてポイントをまとめてみました。
選ぶポイントはこちら▼
・色の薄い(明るい)生地:生地と同じ色合いで、生地よりも薄い(明るい)色の糸
・色の濃い(暗い)生地…生地を同じ色合いで、生地よりも濃い(暗い)色の糸
初めての生地で、それに合う糸を買う際は、生地のハギレをお店に持参して実際に生地に糸を置いてみてから決めることをおすすめします。
nunocotofabricの無地生地、コットンツイルと厚手キャンバスで糸の色を比較してみました。
まずはコットンツイル。
糸の色は、黒・濃いグレー・薄いグレー・ベージュ・生成りです。
厚手キャンバスも比較してみました。。 ぴったり同じ色でなくても馴染む色なら使えそうですね。
近くで見てみてわからなければ、すこし引いて見てみるとわかりますよ。
◎fiori(ターコイズブルーミックス) 迷ったときはトーンをそろえればどの色を使っても合いやすいです。
色がたくさんあっても、基本さえわかれば大丈夫!
◎チェック&ドット(ネイビー)
白よりも発色が少なくどんな色にもなじみやすいので、とりあえず買うなら生成りがおすすめです。 中表で縫い合わせて作るものは、糸がほとんと見えませんが、念のため生成り色にしておくと安心ですね。
◎入園・入学グッズ手作りキット(6点セット)カーズ/モスグリーン
上糸を表生地に合わせて薄めのグリーンにしました。下糸は生成りです。
うさぎさんワッペンに合わせた濃い目の色で。
ちょっとの工夫で、仕上がりに差が付くので、ぜひ覚えておいてくださいね。
実店舗で購入する場合は、実際に生地と糸の色を合わせますが、オンラインショップの場合はそうもいきません。
お店でよく目にする、糸の色見本帳あったらいいなと思っていたら、ありましたよ。
これがあると便利ですね。 種類もいろいろとあるようですので、気になる方は糸のメーカーや購入店にて確認してみてくださいね。
今日は、生地に合わせたミシン糸の色の選び方です。
生地に合わせる、とひと口で言っても広いので、生地の「色」に注目して、どのように選んだらいいかを紹介していきますね。
手芸屋さんに行くと、ミシン糸がずら~っと並んでいますよね。こんなにあって、どれを選んだらいいんだろう…。
こんなとき、基本の法則を知っておくと、すんなりと選ぶことができるようになりますよ。
始めにお伝えしたいこと、それは
糸の色選びに不正解はありません!!!!
糸の色って、どれを選んでも間違いではないんです。
だからあまり不安にならずに、色選びを楽しんでいただきたいのです。
好きな色だからこの色、縫い目が目立ちたくないからこの色、ステッチを目立たせたいからこの色などなど。
最後は、「あ、好きだな」と思える色を選ぶのが間違いない!のだと思います。
そうは言っても…ですよね。
ですので今回は、「生地の色に自然となじむ」色を見つけるには
どんなことに注目すると良いのかについてポイントをまとめてみました。
無地の生地に合わせるポイント
無地の生地に合わせるときは、使う生地の色の濃淡によって色を選びます。選ぶポイントはこちら▼
・色の薄い(明るい)生地:生地と同じ色合いで、生地よりも薄い(明るい)色の糸
・色の濃い(暗い)生地…生地を同じ色合いで、生地よりも濃い(暗い)色の糸
初めての生地で、それに合う糸を買う際は、生地のハギレをお店に持参して実際に生地に糸を置いてみてから決めることをおすすめします。
nunocotofabricの無地生地、コットンツイルと厚手キャンバスで糸の色を比較してみました。
まずはコットンツイル。
糸の色は、黒・濃いグレー・薄いグレー・ベージュ・生成りです。
厚手キャンバスも比較してみました。。 ぴったり同じ色でなくても馴染む色なら使えそうですね。
プリント柄の生地に合わせるポイント
プリント柄や総柄、花柄など、色がいくつか使われている場合は、生地の中で一番多く使われている色を選ぶのが基本です。近くで見てみてわからなければ、すこし引いて見てみるとわかりますよ。
◎fiori(ターコイズブルーミックス) 迷ったときはトーンをそろえればどの色を使っても合いやすいです。
色がたくさんあっても、基本さえわかれば大丈夫!
白地にチェック、ストライプなどの生地に合わせるポイント
地の色の白または生成りの糸か、模様の色を使うと縫い目が目立ちません。◎チェック&ドット(ネイビー)
万能な生成り色がやっぱり便利!
生地に合わせて変えるのが面倒だなと思ったら、ベーシックな生成り色をまずは一つ購入するのがいいですね。白よりも発色が少なくどんな色にもなじみやすいので、とりあえず買うなら生成りがおすすめです。 中表で縫い合わせて作るものは、糸がほとんと見えませんが、念のため生成り色にしておくと安心ですね。
ちょっと上級編!上糸と下糸の色を変える
表と裏、違う色の生地を縫い合わせるときは、ミシンの上糸と下糸の色を変えて縫うと、より仕上がりがきれいになります。◎入園・入学グッズ手作りキット(6点セット)カーズ/モスグリーン
上糸を表生地に合わせて薄めのグリーンにしました。下糸は生成りです。
ワッペンやバイアステープを縫い付けるときのポイント
ワッペンやバイアステープを縫う場合は、生地ではなく、縫い付けるものの色に合わせて糸を選びます。うさぎさんワッペンに合わせた濃い目の色で。
ちょっとの工夫で、仕上がりに差が付くので、ぜひ覚えておいてくださいね。
糸の色見本帳
最近は、オンラインショップで糸を買うことも増えたのではないでしょうか。実店舗で購入する場合は、実際に生地と糸の色を合わせますが、オンラインショップの場合はそうもいきません。
お店でよく目にする、糸の色見本帳あったらいいなと思っていたら、ありましたよ。
これがあると便利ですね。 種類もいろいろとあるようですので、気になる方は糸のメーカーや購入店にて確認してみてくださいね。