タック入りサーカスパンツの作り方【ホームソーイング型紙シリーズNo.026】
こちらは【ホームソーイング型紙シリーズ】No.026_タック入りサーカスパンツ型紙をご購入いただいた方や、検討中の方に向けたページです。
※本型紙および作り方を使用して制作した商用利用を目的とした販売、およびコンクール等応募作品として出品することはご遠慮ください。
タック入りサーカスパンツ 仕上がりサイズ
フリーサイズ(1サイズ)※平置き時(単位はcm)
ウエスト 60~105 ※ゴムで調整ください
総丈 96
股下 61
裾回り 45
・【ホームソーイング型紙シリーズ】No.026_タック入りサーカスパンツ 型紙
・生地の用尺 2m ※布幅110cmの場合
★向いている生地素材:リネン、コットンリネン(ビエラ)、ツイルなど 普通地~中厚地
・ウエストゴム 8mm幅 60~70cm程度×2本(ご自身のサイズに合わせてください)
必要な道具
裁ちばさみ、まち針(クリップ)、ゴム通し、チャコペン、定規
裁断のポイント
パンツ本体は左右対称に1枚ずつ裁断します。ウエスト用布は1枚です。ウエスト用布の布目にご注意ください。
合印の写し方や、型紙と布の裁断の仕方、型紙を扱うときのポイントなどは、
ホームソーイング型紙シリーズの型紙の使い方(記号の読み方・裁断の仕方)でご確認くださいね。
縫い方のポイント
※ぬいしろは(指定の無い限り)1cmです。切り取った布端から1cm内側を縫います
※縫いはじめと縫いおわりは返し縫いをしましょう
※きれいな仕上げのためには、こまめにアイロンをかけるのがポイントです
タック入りサーカスパンツ
(製作時間のめやす:2時間45分)
1.生地を裁断する
今回は、nunocoto fabricのコットンリネンビエラを使用しています。
個性的な柄にも思い切って挑戦してみましょう!→こちらのデザインにしました。
本体は左右対称になるように2枚裁断します。
左右対称な裁断の仕方は、ホームソーイング型紙シリーズの型紙の使い方(記号の読み方・裁断の仕方)を参考にしてください。
2.布端を始末する
本体の両脇をロックミシンまたはジグザグミシンで始末します。
3.タックを縫う
型紙でタックの位置を確認します。
真ん中をつまむように山折りにします。
タックの線同士を合わせて縫い合わせます。
タックを中心でつぶし、布端を仮縫いしてとめます。
ウエスト2ヵ所、裾4ヵ所にタックをつけます。
4.股下を縫う
裾を1cm→2cmの三つ折りにしアイロンで折り目をつけます。
まだ縫いません。
本体のオモテを内側(中表)にしてたたみ、ぬいしろ1.5cmで縫います。
裾の折り目は開いておきます。
左右どちらか片方をオモテに返し、中表に重ねます。
股上をそろえてぬいしろ1cmで縫います。
強度を高めるため同じところを2重に縫います。
片足を抜き出し、ぬいしろを割ります。
5.ウエスト布を縫う
ウエスト布の片側長辺を1cm折り上げます。
中表に半分に折り、アイロンの折り目をひらきぬいしろ1cmで縫い合わせます。
この時、ゴム通し口をあけておきます。
ゴム通し口は初めにアイロンで折り目をつけた方に作ります。
ぬいしろをひらきゴム通し口の周りにステッチをかけます。
縫い合わせた方が後ろ中心です。前中心にも印をつけておきます。
6.ウエストを縫う
本体とウエスト布を中表に合わせます。
ウエスト布の折り目の無い端を本体の端と合わせ、前中心、後ろ中心を合わせぬいしろ1cmでぐるりと縫い合わせます。
ウエスト布を上に立ち上げ、
アイロンでつけたウエスト布の折り目を折り直し、縫い目を隠すように半分に折りたたみます。
オモテ側から縫い目から2mmでステッチし、縫いとめます。
ウエスト布を2等分するように真ん中もステッチします。
これでゴムの通り道が2本出来ます。
7.ゴムを通す
後ろ中心のゴム通し口からゴムを通します。
ゴム端をしっかりと縫いとめます。
8.裾を縫う
裾の三つ折りを折り直し、ぐるりと縫います。
完成
形を整えて、完成です。
たっぷりとしたシルエットで着心地抜群です。
サンプル使用生地はこちら
circle(レッド) ※こちらのデザインのコットンリネン(ビエラ)素材を使用型紙の購入はこちら
【ホームソーイング型紙シリーズ】No.026_タック入りサーカスパンツ 型紙