ゆったり湯上りキュロットパンツの作り方【ホームソーイング型紙シリーズNo.025】

こちらは【ホームソーイング型紙シリーズ】No.025_ゆったり湯上りキュロットパンツ型紙ををご購入いただいた方や、検討中の方に向けたページです。

※本型紙および作り方を使用して制作した商用利用を目的とした販売、およびコンクール等応募作品として出品することはご遠慮ください。

ゆったり湯上りキュロットパンツ　仕上がりサイズ　S / M / L

※平置き時（単位はcm）
ウエスト　56-67 / 62-75 / 69-83
ヒップ　101 / 113 / 125
総丈　57 / 61 / 65.5
股下　27 / 30 / 33

布の裁ち方図

裁断のポイント
キュロット本体は左右対称に1枚ずつ裁断します。ウエストベルトは1枚です。
合印の写し方や、型紙と布の裁断の仕方、型紙を扱うときのポイントなどは、
ホームソーイング型紙シリーズの型紙の使い方（記号の読み方・裁断の仕方）でご確認くださいね。

縫い方のポイント
※ぬいしろは（指定の無い限り）１cmです。切り取った布端から１cm内側を縫います
※縫いはじめと縫いおわりは返し縫いをしましょう
※きれいな仕上げのためには、こまめにアイロンをかけるのがポイントです

ゆったり湯上りキュロットパンツ

（製作時間のめやす：1時間45分）

１．生地を裁断する

今回は、nunocoto fabricのコットンリネンビエラを使用しています。
脇が繋がった型紙ですので、本体は左右対称になるように2枚裁断します。
左右対称な裁断の仕方は、ホームソーイング型紙シリーズの型紙の使い方（記号の読み方・裁断の仕方）を参考にしてください。

２．裾をアイロンで折る

本体の裾を1cm→3cmで三つ折りし、アイロンでしっかりと折り目をつけます。
まだ縫いません。

３．股下を縫う

本体をオモテを内側にして半分にたたみます。
股下を合わせてぬいしろ1.5cmで縫います。
裾の三つ折りはひらいて縫い合わせます。
縫えたらぬいしろを2枚合わせてジグザグミシンまたはロックミシンで始末します。
本体の右足、左足ともに縫い合わせます。
ぬいしろは後ろ側に倒しておきます。

４．股上を縫う

本体の片方（どちらでもよい）をオモテに返し、裏返しの本体の中へ入れ込みます。
股下の縫い目をしっかりと合わせて股上の布端が合うように重ねます。
股上をぬいしろ1cmで縫います。
ぬいしろを2枚一緒に合わせてジグザグミシンまたはロックミシンで始末します。
この時、強度を高めるために股下を2回縫います。
少しくらいずれても問題ありません。
本体を片足引き出し、
ぬいしろは左本体側へたおします。

５．ウエスト布を縫う

ウエスト布の片側長辺を1cm折り上げます。
中表に半分に折り、アイロンの折り目をひらきぬいしろ1cmで縫い合わせます。
この時、ゴム通し口を布端1cmの部分から2cmほどあけておきます。
ゴム通し口は初めにアイロンでおり上げた方に作ります。
ぬいしろをひらきゴム通し口の周りにステッチをかけます。
縫い合わせた方が後ろ中心です。
前中心にも印をつけておきます。

６．ウエストを縫う

本体とウエスト布を中表に合わせます。
ウエスト布の折り目の無い端を本体の端と合わせ、前中心、後ろ中心と脇の合い印をしっかりと合わせます。
ぬいしろ1cmでぐるりと縫い合わせます。
本体とウエスト布の縫い目を開き、
アイロンでつけたウエスト布の折り目を折り直し、縫い目を隠すように半分に折りたたみます。
表から縫いとめます。
裏側の布端がはずれないようゆっくりと縫い進めます。
不安な場合は手縫いで仮縫いしてから縫いとめるといいです。

７．ゴムを通す

後ろ中心にゴム通し口があります。
そこからゴムを通します。
ゴム端をしっかりと縫いとめます。

８．裾を縫う

裾の三つ折りを折り直し、ぐるりと縫います。

完成

形を整えて、完成です。
男女兼用で着用いただけます。
Sサイズ目安：身長145cm～155cm
Mサイズ目安：身長155cm～170cm
Lサイズ目安：身長165cm～175cm
モデル身長：171cm
モデル身長：160cm

サンプル使用生地はこちら