ユニセックスプルオーバーシャツの作り方【ホームソーイング型紙シリーズNo.024】

こちらは【ホームソーイング型紙シリーズ】No.024_ユニセックスプルオーバーシャツ型紙をご購入いただいた方や、検討中の方に向けたページです。

【ホームソーイング型紙シリーズ】No.024_ユニセックスプルオーバーシャツ　作り方 — 【ホームソーイング型紙シリーズ】No.024_ユニセックスプルオーバーシャツ

※本型紙および作り方を使用して制作した商用利用を目的とした販売、およびコンクール等応募作品として出品することはご遠慮ください。

【ホームソーイング型紙シリーズ】No.024_ユニセックスプルオーバーシャツ　仕上がりサイズ　※フリーサイズ１サイズ

※平置き時（単位はcm）
着丈　75cm
袖丈　59cm
身幅　63cm
裾幅　63cm

準備するもの
・【ホームソーイング型紙シリーズ】No.024_ユニセックスプルオーバーシャツ　型紙　
・生地の用尺　3m ※布幅110cmの場合
★向いている生地素材：リネン、コットンリネン（ビエラ）、ダブルガーゼ、サージ、など　普通地
・シルクスナップ　直径9mm程度　2個
・前立てに接着芯を使用したい場合は、2.5cm幅で67cm×2本

必要な道具
裁ちばさみ、まち針（クリップ）、ゴム通し、チャコペン、定規

布の裁ち方図

合印の写し方や、型紙と布の裁断の仕方、型紙を扱うときのポイントなどは、
ホームソーイング型紙シリーズの型紙の使い方（記号の読み方・裁断の仕方）でご確認くださいね。

縫い方のポイント
※ぬいしろは（指定の無い限り）１cmです。切り取った布端から１cm内側を縫います
※縫いはじめと縫いおわりは返し縫いをしましょう
※きれいな仕上げのためには、こまめにアイロンをかけるのがポイントです

ユニセックスプルオーバーシャツ

（製作時間のめやす：2時間30分）

１．生地を裁断する

今回は、nunocoto fabricのコットンリネンビエラを使用しています。
前身頃は左右対称に裁断します。
袖も左右対称に2枚裁断します。
合い印も忘れずにつけておきましょう。
左右対称な裁断の仕方は、ホームソーイング型紙シリーズの型紙の使い方（記号の読み方・裁断の仕方）を参考にしてください。

２．肩を縫う

前身頃と後ろ身頃の肩を中表で重ねます。
肩をぬいしろ1.5cmで縫い合わせます。
衿ぐり側は5mm縫わずに開けておきます。
縫えたら2枚合わせて布端をジグザグミシンまたはロックミシンで始末します。
ぬいしろは、後ろ身頃側へたおします。

３．裾と前立てを三つ折りする

まず裾を1cm→3cmで三つ折りします。
それから前立てを1cm→2.5cmで三つ折りします。
まだ縫いません。
裾を三つ折りしたら、角を三角におりたたみます。
それから前立てを三つ折りします。

４．前立てを縫う

前立ての両端を布端2～3mm
でステッチします。
左右身頃の前立てをステッチしたら、左身頃が上になるよう重ねます。
前立ての「前立て縫い合わせ位置」をそろえて縫います。
印を写してない場合は、型紙で位置を確認しましょう。
縫い合わせ位置は四角く縫い合わせ、そのまま裾まで縫い合わせます。
縫い始めの返し縫いは不要です。
左上角から縫い始め、四角く縫ったら縫い始めの縫い目に重ねて進めます。
裾までは、先ほど縫ったステッチの縫い線に重ねて縫い合わせます。
裏から見ると、前立ては後ろ側は縫われず、裾は三つ折りをアイロンした状態です。

５．衿ぐりを縫う

衿ぐりにバイアステープを中表に合わせます。バイアステープの端は少し余らせた状態にし、布端を合わせてぬいしろ1cmで縫います。
縫えたらぬいしろを5mm残し、余分をカットします。
それから、ぬいしろに1cm間隔で切込みを入れます。
カーブがきれいに仕上がるためのポイントです。
縫い目を切らぬよう気を付けてカットします。
バイアステープを1cm幅に折ります。
1.バイアステープを折り上げ
2.バイアステープの身頃の縫い目をしっかりひらく
3.バイアステープ端を1cm折り
4.ぬいしろをくるむようにもう一度折る
前端は、バイアステープの端を1.5cm残してカットします。
端を三角に追ってから身頃ウラへ折ります。
ぬいしろがごろつくようであれば余分な箇所はカットします。
衿ぐりをぐるりとステッチで縫い押さえます。

６．袖をつける

袖口を1cm→3cmの三つ折りで折ります。
まだ縫いません。
左右の袖を間違えないよう気を付けて身頃と縫い合わせます。
袖の合印が1本が前、2本が後ろ側になります。
中表に合わせたらぬいしろ1cmで縫い合わせ、ぬいしろは2枚合わせて布端をロックミシンまたはジグザグミシンで始末します。
ぬいしろは袖側にたおします。

７．袖から脇を縫う

袖口からスリットあきどまり）にかけて布端をロックミシンまたはジグザグミシンで始末します。
身頃を外表にたたみます。
袖口から20cmほどを袋縫いで始末するためです。
（袋縫いとは→☆）
袖口から20cmほどを、ぬいしろ5mmで縫い合わせます。
袖口の三つ折りは開いておきます。
全体を裏返しにします。
袖口部分も丁寧にアイロンで整えておきます。
袖口からスリットあきどまりまでを縫い合わせます。
袖口から20cmほどはぬいしろ1cm、そこからスリットあきどまりまではぬいしろ1.5cmです。
ぬいしろは2枚一緒に後ろ側にたおします。
スリット上部は自然にひらき、スリット部分は1cm→1.5cmで三つ折りします。