チャコペーパー(布用複写紙)の使い方
洋裁を本格的にはじめるときに、あると便利なのがチャコペーパーです。
刺繍の下絵を写すときに使ったりしますが、お洋服を作るときも、あると便利なアイテムです。チャコペーパーの基本的な使い方について解説します。
まち針または文鎮(ウエイト)、定規(方眼定規)、チャコペーパー、ルレット
チャコペーパーと必ずセットで使うのが、ルレットです。ルレットには、刃先がギザギザのものと、丸いカーブのソフトタイプがあります。
チャコペーパーは、ポケットや、ダーツなど、型紙の内側にあるパーツの印付けに役立ちます。今回は、ダーツを例に、解説します。
1.チャコペーパーと布と型紙を重ねる
チャコペーパー、布、型紙の順番に重ねます。チャコペーパーの色がついている面が、印のつけたい布の面に当たるように置きましょう。 チャコペーパーには、片面と両面の2種類あります。 線対象に、印をつけたい場合は、両面を使用します。両面がない場合、片面のチャコペーパーを外表にして重ねると、代用できます。
2.ルレットで線をなぞる
ルレットで線をなぞっていきます。
「チャコペーパー」が小さい場合は「チャコペーパー」を移動しながらしるしを付けましょう。
なぞり終わったら、しっかり布に写っているかを確認しましょう。
同じやり方で、ポケットの印付けなどもきれいにできますよ。ぜひ活用してみてください。
あると便利!チャコペーパー
チャコペーパーは、チャコペンに比べて、あまり聞きなれない道具かもしれませんが、今回の例であげたようなダーツ、そして子ども服などにもよく出てくる、胸ポケットや、パンツのうしろのポケットなどを写すのに便利です。型紙を写すとき、形を切り取るようなの場合は、チャコペンを使うとスピーディに作業ができますが、中心部分の印付けには、チャコペーパーがあると便利です。
チャコペンとチャコペーパーを上手に使い分けると、型紙を写す作業がスピーディーに、そしてきれいに仕上がりますよ。
こちらもチェック! 便利なソーイング道具に関する記事一覧はこちら
・ソーイングに欠かせない基本の道具はこれ!
・方眼定規&20cm物差し&メジャーの使い方
・アイロン定規の使い方
・マグネット定規の使い方
・手芸用クリップの使い方
・テープメーカーを使ったバイアステープの作り方
・コロコロオープナーの使い方
・裁ほう上手(布用ボンド)でコースター作ってみた!
・ソーイングゲージがこんなに便利!
・カラーハトロン紙の使い方