テープメーカーを使ったバイアステープの作り方(あったら便利なソーイング道具たち)

ソーイングに欠かせない基本の道具について、こちらで紹介しましたが、それ以外にもあったら絶対便利&作業効率がぐんとアップする道具たちはまだまだたくさんあります。
nunocoto fabric編集部で、購入後、スタッフがヘビロテしているソーイングツールを紹介します。
今回は、バイアステープを簡単に自作できるテープメーカーです。

バイアステープってこんなにかわいい!
無地のシンプルな布をふちどりするだけで、見違えるようにかわいい布小物が作れるバイアステープ。
どのお店にもありそうな生成の布だって、バイアステープのデザインひとつで、ユニークなランチョンマットに変身します。


ちょこんとリボンをつけてみたり、アレンジのイメージも広がりますね。

バイアステープ、買う派?作る派?
突然ですがみなさん、バイアステープは作る派ですか?それとも買う派ですか?
よくソーイング本で、さくっと「バイアステープを作りましょう」って書いてありますが、結構大変です。かといって、買おうとすると、生地ほどバリエーションがなくて、なかなかぴったりのイメージのものが見つかりません。
私は断然購入派だったのですが、テープメーカーに出会ってからは、自作するようになりました。
とっても簡単なので、作り方を紹介します。
布から作る、バイアステープの作り方
今回は、25mm幅のバイアステープが作れるテープメーカーで作成しました。 テープメーカーのサイズは、幅によって数種類あります。よく使うのは18mm幅と25mm幅。 今回は25mm幅のもので作ります。
1.正バイアスで布をカット
正バイアスで、5cm幅にチャコペンで線を引き、カットしていきます。



2.バイアステープを縫い合わせる
下の写真のように、カットしたバイアステープを重ねます。ポイントは、縫代分を、はみだした状態で重ねること。
端をぴったりそろえて重ねると、仕上がりがずれてしまうので、気を付けてくださいね。
クリップなどで仮止めした状態で、一度表を確認すると、模様のずれなどが少なく仕上げることが出来ます。

2枚のテープを縫い合わせます。

縫代をアイロンで割ります。

表からはみ出している縫代部分の布をカットします。

こんなにきれいに仕上がりました!クイズ!つなぎ目はどこでしょう??

3.テープメーカーを使って折り目をつける
2.でできたテープをテープメーカーの中にするすると通していきます。

反対側から出てきた布端をぐいっとひっぱると…

あら不思議!バイアステープの形になって出てきます。

あとは、テープメーカーについているつまみをひっぱりながらアイロンをかけていくだけ。

こんなにきれいに仕上がりました!

半分に折ってアイロンをかけて、バイアステープの完成です!!


テープメーカーはバイアステープ作りの救世主!
普通に作ると、折る幅を計って、折り返して、アイロンをかける…という工程があり、片方きれいにアイロンをかけると、片方が開いてしまったりと、仕上がりもイマイチ…
テープメーカーさえあれば、売っているみたいなピシッと幅のそろったバイアステープに仕上がります。
バイアステープが好きな布で自作できると、モノづくりのバリエーションがぐっと広がりますね。余ったハギレも有効活用できて、まさに一石二鳥です。
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