ソーイングに欠かせない基本の道具はこれ!
お裁縫初心者さんの中には、お裁縫道具一式って、すごくたくさんあって、いったい何から揃えたら良いんだろう?と疑問に思う方がいるかもしれませんね。
そんな、お裁縫初心者さんのために、そろえておくと便利なお裁縫の基本道具を紹介します。
ソーイング 基本の道具
・縫い針(ミシン用)
手縫い針
手縫い専用の針。ボタン付けやスナップ付けに使います。
1号~12号までの数字で、数字の小さい方が長く太い針です。
厚地には太い針を、薄地には細い針を使うのが基本です。
目安としては、
少し厚みがある生地なら、6~7号長針。
薄手の生地は穴が目立ちやすいので、9号短針。
まずはこの2種類を買いそろえて置けば安心です。
ミシン針
ミシンの種類によって家庭用・工業用・ロックミシン用などそれぞれ専用の針があるので購入する際はきちんと確認しましょう。
また、使う布の厚さによって使うミシン針の太さも異なります。
普通地用(11号):コットンや、ダブルガーゼ、リネンなど ※よく使うほとんどの生地はこの針で縫えます
厚地用(14号または16号):デニムやコーデュロイ、帆布など。冬に使われる生地や、カバンなど強度の必要なものに使う生地
・縫い糸
手縫い糸
手縫いをするときは、針と同様、手縫い専用の糸を使いましょう。
太さは、細口、太口、普通地用、厚地用などメーカーによって書き方は様々ですが「気軽に手縫いを楽しむ」のであれば、細口もしくは普通地用で十分です。
これがあれば大概のものは縫うことができます。
ミシン糸
ミシン糸は、薄い布には細い糸、厚い布には太い糸を使うのが基本です。
薄地:90番
普通地:60番
厚地:30番または60番
また、糸の種類には、木綿糸・絹糸・ポリエステル糸など様々ですが、丈夫で使いやすいのはポリエステル糸です。
まず初めに用意するのであれば、普通地用(60番)のポリエステル糸が良いでしょう。
・まち針
仮止めするのに使う針です。
布を重ねて縫うときや、ポケットなどの付け位置を固定するとき、バイアステープをつけるとき、様々なシーンで使います。
・ピンクッション
使ってない手縫い糸や待ち針を刺しておくのに使います。
・糸切りばさみ
糸を切ったり、布に細かな切り込みを入れるときに使います。
・裁ちばさみ
布を裁つ専用のはさみです。布以外のものを切ると、切れ味が悪くなるので注意しましょう。
・ひも通し
巾着袋の袋口や、パンツなどにひもを通すときに使います。
・目打ち
ひっくり返した角を整えたり、縫い目をほどくときに使います。ギャザーをきれいに寄せる際にも活躍。手だとなかなか難しい細かい作業をするときに重宝します。
・リッパー
縫い目の糸切や、ボタンホールをあけるときに使います。間違って縫ってしまったときには大活躍します…。
・チャコペン
布地に型紙を写すときや、縫代の印つけに使います。鉛筆タイプや、ペンタイプ、シャープペンシルタイプなどがあります。 水で消せるペンタイプなど、便利なグッズもあります。
・メジャー
身体や服などの立体的なもののサイズを測るときに使います。
・文鎮(ウエイト)
布に型紙を置いてカットするときや、布を「わ」にしてカットするときなどに、ずれないように固定するために使います。
以上12点、お裁縫の基本道具を紹介しました。このくらい揃っていれば、小物を作る際も、お洋服を作る際もスムーズにはじめられます。
子供のころに学校の家庭科で購入したお裁縫セットを思い浮かべると良いかもしれません。
基本道具がそろったら…
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