コットンリネン(ビエラ)生地の特徴・魅力をおさらい!

こんにちは。
初夏のような陽気が続く今日この頃です!
このタイミングで、本日よりnunocoto fabricのすべてのデザインを対象に、これまでの「100%コットン(オックス)」に加え、「コットンリネン(ビエラ)」生地の取り扱いがスタートしました。コットンリネン、つまり、綿と麻のいいとこどりな、綿麻生地(めんあさきじ)のことです。
※同じ素材の白無地の取り扱いもございます。
コットンリネンビエラ(白無地・綿麻)



こちらでは、オールマイティで使いやすいオックスともまた違った魅力を持つ、コットンリネン(ビエラ)生地の魅力を紹介します。
コットンリネン生地の魅力
まずはコットンリネンについて。
ご存知の方も多いと思いますが、コットンリネンとは、名前の通りコットンとリネンを混ぜて織り上げた生地のことを指します。
天然素材の2種類を混合させることで、生地の風合いそして機能性が高まります。
コットンは通気性が良く、吸水性も高い生地です。そして何と言っても手に入りやすく、リーズナブルでもありますよね。
そしてリネンはその風合いの良さで、ナチュラルなおしゃれのワードローブには欠かせない素材となっています。
洗えば洗うほどくったりと馴染んでいく質感は、まさに育てる生地といったところ。
肌あたりの爽やかさから真夏はもちろん、厚手のリネンであればほどよく暖かさを感じることもできるため、通年で使用されます。
その2つの素材が、お互いの良さ・魅力を引き立てあうもの、それがコットンリネンです。
扱いやすく、また、シワになっても様になる風合いは、まさにコットンとリネンのいいとこ取りですね。
ナチュラルな風合いの生地のシワは、ときにかっこよくも見えるのです。
服に仕立てたときに、よりコットンリネンの魅力が感じられるのではないでしょうか。
混合率によっても風合いが変わります
コットンリネンとひと口で言っても、コットンリネンローン、コットンリネンウール、コットンリネンキャンバスなど、織り方や糸の太さによっても全く違う質感になります。
生地の厚みや落ち感なども変わりますので、ちょっと気にしてみると良いですね。
そして、他にも質感に大きな影響があるものといえば、混合率です。
コットン:リネンが1:1、つまり50%ずつだと、かなりリネンの風合いが強いものになるでしょう。
肌触りはさっぱり、ものによってはシャリシャリと感じられることもあります。乾きやすく丈夫です。
コットン:リネンが7:3、〜1:9程度だと、服にしたときに、馴染みが良く、柔らかさも感じられます。
ですが、リネン100%でも細い糸で薄く仕上げることで柔らかさを出している生地もあり、一概には言えないところなのですが。
ビエラ生地の特徴と魅力
ビエラってどんな生地のこと?
さて、やっとビエラです。
ビエラとは、「コットンやウールなどが綾織で織られて起毛した生地」のこと。
(本来は、コットンとウールが50%くらいの比率の混紡糸の綾織りで起毛した薄手のフランネル系の織物のことでしたが、最近では実際にウールが混じるものがほとんど見られず、上記のような生地を総称でビエラと呼ぶことの方が多いそう)
ビエラ生地の特徴
シワになりにくく伸縮性もあるため、服に向いている生地とされています。
↓100%コットン(オックス)とコットンリネン(ビエラ)それぞれに、同じデザインをプリントしてみました。
用途に合わせて、2種類の生地からお好きな方をお選びくださいね。
・・・と、何度も肌触り肌触りと書いてしまいましたが、とにかく本当に触っていて気持ちいい生地なのです♪
夏物でもシャリシャリし過ぎる生地だと肌から浮いてしまうことがありますよね?
ビエラなら、しっとりとしたほのかな温かさも保ちながら適度な落ち感もあるため、冷たすぎることもなく、ごわごわせず、ふわりと肌に馴染んでくれますよ。
水通しをするとさらにふわっと感が増しますので、お手元に届いたらまずは水通しをしてみてくださいね。
(天然素材ゆえに最初は多少縮みがあります。まずは水通しをしっかりしてから製作を始めることをおすすめします)
コットンリネン(ビエラ)生地で作るのに向いているアイテム
ちょっとでもチクチクしたりゴワつきがあると、「もう着なーい。」とそっぽを向いてしまいがち・・・(涙)
このコットンリネンビエラなら、くたっとした柔らかさが感じられるので、きっと気に入ってくれると思います♪
ふんわり感増し増しのコットンリネンビエラ、ぜひ、手に取ってみてくださいね♪
同じ素材の白い無地生地の取り扱いもございます。

パステルトーンのカラーオックスIRO MUJIシリーズもございます。

