ボレロにもなる!ガーゼ生地で作るスヌードストール(サークルストール)
今回は、スヌード型のストール(サークルストール)の作り方を紹介します。
ねじればスヌード、開くとボレロの2WAY仕様
布端がフリンジ状になっているので、ストールやショールのように使うことができます。 また、わっか状になっているので、一度巻いたら崩れることがないのが嬉しいですね。二重に巻くので首元にボリュームが出しやすく、おしゃれに着こなせるものポイントです。二重にせずに肩にかけ、ボレロのように使うこともできて便利です。
夏も大活躍のスヌード
ガーゼ生地で作るのでオールシーズン使えます。たたむとコンパクトになるので、バッグにひょいと入れて持ち歩くのにもおすすめです。
使う布は、コットンのシングルガーゼ・ダブルガーゼ・リネンガーゼなどのガーゼ生地がおすすめです。
ふんわり手ざわり最高のダブルガーゼ生地は、nunocoto fabricでも販売している素材です。3,000柄以上から選べますよ。
スヌードストールの材料・裁断サイズ
ダブルガーゼの布 | タテ150cm×ヨコ55cm(布幅の1/2)程度 1枚※ |
※幅150cm程度の布を使う場合は、タテ50cm×布幅でもOK
できあがりサイズ
73cm×幅50cm程度
スヌードストールで使用した生地
スヌードストールの作り方
スカーフやスヌードの中でも、縫う場所が少ないので手縫いでも仕立てやすいアイテムです。
1.水通しと地直しをする
使うダブルガーゼ生地を水通しします。ガーゼは縮みやすい生地なので、必ずカットする前に水通ししましょう。はじめに『きれいに縫うには? ダブルガーゼ(ガーゼ生地)を縫うときのミシンの設定とコツ』を読んでおくと良いですよ。
水通しをしたら、布目のタテヨコが直角になるようにまっすぐ整えましょう。
まず布端のヨコ糸を2本くらいつまんで引き抜きます。
抜いた糸の跡がまっすぐ残るので、それに沿ってカットします。布が斜めになっていて、布のサイズが少し小さくなってしまったとしても問題ありません。地の目を通すことが最優先です。
タテ糸は耳にそってカットするか、ヨコ糸と同じ要領で糸を抜いてカットします。アイロンで整え、地直し完了です。
フリンジを作る場合は、この工程を丁寧にやることが何よりも大事なんです。
2.フリンジを作る
長辺の糸を抜いていきます。目打ちを使うと簡単に抜けますよ。
フリンジの長さはお好みですが、目安は1.5cmです。
両側が同じ長さになるように糸を抜いてフリンジを作りました。
たくさんの糸を抜きました。このフリンジ作りが一番の大変なところで、ここまでやれば終わったも同然ですよ◎
3.わっか状に縫う
パタンと外表で半分に折り、辺がずれないようにまち針で丁寧にとめます。
ぬいしろ5mmで縫い合わせます。フリンジの部分は縫いません。
わっか状になったものを裏に返して中表にしたら、ぬいしろ1cmで袋縫いします。
スヌードストールが完成!
表に返したら、スヌードストールの完成です!!
たっぷりあるフリンジがかわいいんです。
8の字にねじって、よっこいしょ、とまとめます。
二重巻きになりました。ボリュームが出て良いですね。
真っ白や柄布のスヌードストールも良いですが、今回は白のスヌードストールを玉ねぎの皮で染めてみました。
肩にかけて、ボレロのように使っても◎
使い方は簡単。まずはスポッ!
そして、前をクシュッ。
後ろから見るとこんなかんじです。冷房除けなどにも良いですね。