50cm×布幅あればOK!ストールみたいなフリンジ付きガーゼタオルの作り方
今回は、ストールのように首にかけて使える、フリンジ付きのガーゼタオルの作り方を紹介します。
ベビー向けではなく、大人がさらりと首にかけるガーゼタオルは、約1mで、フェイスタオルより少し長めの、スポーツタオルくらいの長さです。
幅は20~24cm程度で少し細めですが、首にかけておくのにちょうど良いですよ。家で家事をするときにもぴったりのガーゼタオルです。
フリンジがついているので、コンパクトなガーゼストールのように使えるのも嬉しいですね。
ダブルガーゼが二重になるように作るので、ほどよい厚みがあります。汗をかく夏はもちろんのこと、首回りの肌寒さが気になる春や秋にもぴったりです。もちろん冬に首に巻いて使うのも◎
必要なダブルガーゼ布のサイズは50cm×布幅
50cm×布幅の布を使いきれるのは嬉しいポイントですよね。
フリンジ付きのガーゼタオルに適した生地素材は?
フリンジ付きのガーゼタオルに使う布は、吸水性があってある程度の厚みがある肌触りの良い素材が良いので、ダブルガーゼがおすすめです。
nunocoto fabricではダブルガーゼを取り扱っているので、3,000以上の柄からお好みの柄のダブルガーゼ生地を選ぶことができますよ。
フリンジ付きガーゼタオルの材料・裁断サイズ
【布の用尺】タテ50cm × 布巾(108cm)
ダブルガーゼの布 | タテ50cm×布幅 1枚 |
できあがりサイズ
タテ24cm×ヨコ100cm程度
フリンジ付きガーゼタオルで使用した生地
フリンジ付きガーゼタオルの作り方
1.水通しと地直しをする
使うダブルガーゼ生地を水通しします。ガーゼは縮みやすい生地なので、必ず水通ししましょう。詳しい水通しの方法については、『布地の水通しの仕方とポイント』で詳しく解説しています。
水通しをしたら、布目のタテヨコが直角になるようにまっすぐ整えましょう。
まず布端のヨコ糸を2本くらいつまんで引き抜きます。
抜いた糸の跡がまっすぐ残るので、それに沿ってカットします。布が斜めになっていて、布のサイズが少し小さくなってしまったとしても問題ありません。地の目を通すことが最優先です。
タテ糸は耳にそってカットするか、ヨコ糸と同じ要領で糸を抜いてカットします。アイロンで整え、地直し完了です。
フリンジを作る場合は、この工程を丁寧にやることが何よりも大事なんです。
2.フリンジを作る
両側のタテ糸を抜いていきます。目打ちを使うと簡単に抜けますよ。
フリンジの長さはお好みですが、目安は1~1.5cmです。
両側が同じ長さになるように糸を抜いてフリンジを作りました。
3.わっか状に縫う
パタンと中表で半分に折り、まち針で丁寧にとめます。
この時、フリンジの部分をきちんと合わせましょう。
ぬいしろ1cmで縫い合わせます。フリンジの部分は縫いません。
【point】伸びやすいガーゼ生地を縫うときのコツは、「押さえは弱め」「細い針を使う」「針目は細かく」です。
わっか状になったものを表に返します。
フリンジ同士がきちんと合っていますね。
4.フリンジ部分にステッチをかける
※まっすぐ縫うのが苦手な場合は、この工程を飛ばしてしまうのもアリです◎
フリンジの根本から3mmくらいのところにステッチを2本入れます。
1本目のステッチのところまで糸を抜きます。
縫い目とフリンジがそろいました。
フリンジ付きのガーゼタオルが完成!
これで、ストールみたいなフリンジ付きのガーゼタオルの完成です!!
パタンと半分に折ると、首に巻くのにちょうど良いサイズ。
さっそく首に巻いてみましょう~!
どう?どう?うん、いい感じ!!
ガーゼストールって言っちゃっても良いかも~♪
家の中ではもちろん、このまま外出もできるフリンジ付きガーゼタオル。
みなさんもぜひ作ってみてくださいね。
フリンジ付きガーゼタオルで使用した生地
フリンジ付きのガーゼタオル作りに向いている柄は?
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フリンジ付きのガーゼタオルにおすすめの生地
フリンジ付きのガーゼタオルにおすすめの生地はほどよい厚みのあるダブルガーゼ。吸水性があり、肌触りの良い素材は着け心地がよいですよ。
洋服を作ったハギレで作れる!
ぴったり50cmで作れるレシピは、もしかしたらブラウスや、リラックスパンツなどのあまり布でもできちゃうかも?おうちのハギレもぜひ探してみてください。お洋服とストールをおそろい柄で作るのもおしゃれですね。