あっ!というまに完成 簡単スカーフ・ストール・ショールの作り方
首に巻いたり、頭に巻いたり、バッグに巻いたり、1枚でいろんなシーンで活躍するファッションアイテム「スカーフ」
四隅を縫うだけで、あっというまにできちゃう簡単スカーフの作り方を紹介します。手縫いでもチャレンジできる♪
サイズや素材を変えると、ストールやショールづくりにも応用できますよ。
今回は、nunocoto fabricのローン生地で作るスカーフを例に、作り方を紹介します。
綿100%のローン生地は、シルクのような程よい光沢と透け感があり、さらりとした肌触りなので、化繊が苦手という方にもおすすめ!お気に入りのデザインでとっておきのスカーフを作りましょう。
スカーフ・ストール・ショールの材料・裁断サイズ
1)スカーフの場合できあがりサイズ:タテ68cm×ヨコ68cm
薄手の布 | タテ70cm×ヨコ70cm 1枚 |
できあがりサイズ:タテ180cm×ヨコ45cm
お好みの布 | タテ182cm×ヨコ47cm 1枚 |
できあがりサイズ:タテ200cm×ヨコ70cm
厚手の布(ウールなど) | タテ202cm×ヨコ72cm 1枚 |
スカーフで使用した生地
※ローン生地を使用
スカーフの作り方
それではさっそく、コットン100%の綿ローンで仕立てるスカーフの作り方を詳しく解説していきます。
1.角の処理をする
布を70cm×70cmにカットします。
ロータリーカッターを使うと、まっすぐきれいにカットできますが、持っていない場合は、裁ちハサミで丁寧にカットしてくださいね。
4辺の布端を内側に折りこみます。5mm以下で、できるだけ細く折りましょう。
しっかりと折り目をつけたら、いったん開きます。
折り目が交差したしたところを通るように、斜め45°で角をカットします。
4つの角をカットしたら、4辺の折り目をもどすように折ります。
さらに4辺を折りこんで三つ折りにします。
三つ折りにしたら、しっかりとアイロンをかけます。
2.周囲を縫う
三つ折りした部分にステッチをかけます。ゆっくりと丁寧にかけましょう。
縫いはじめは角よりも辺の方がミシンに巻き込まれなくて良いですよ。
角の部分は、針を刺した状態で押さえをあげて角度を90°変え、また押さえを下ろして縫っていきましょう。
ぐるっと一周縫ったら、返し縫いをしておしまいです。
スカーフの完成!
さあ、これでスカーフの完成です!
68cm角のスカーフは、カバンに結んだり、ヘアバンドにしたりと使いやすいサイズ感なので重宝しますよ。
白いシャツに生えますね~!もちろん、カットソーにも合います。ターバンみたいに頭に巻いたりと髪飾りにしても素敵ですよ。
使わない時は、小さくたたんで持ち歩けるのもスカーフの良いところですよね。薄手の綿ローンなら、とってもコンパクトに収納できますよ。
手作りスカーフに使った布はこちら
・紫陽花(あじさい)の瑞々しさ、美しさ、をイラストにのせたデザインのテキスタイル、あじさい/生駒 さちこスカーフにおすすめのデザイン
・「 mimosa -ミモザ-」
・「 watercolor check」
・「 かさなり」
・「grass」
・「モロッコモザイク」
スカーフ・スヌード・ストール・ショールの作り方いろいろ
当店では、様々なスカーフの作り方を紹介しています。あわせてチェックしてみてくださいね。
こちらは、ふんわりやわらかい肌触りが特徴のダブルガーゼを使ったスカーフのレシピです。
スカーフ・スヌード・ストール・ショールの違い
首に巻く、肩にかけるアイテムは、いろいろありますが、それぞれ違いは何なのでしょう?
制作の参考までに、解説しますね。
スカーフ
スカーフは、頭を覆ったり、首に巻く装飾用アイテムです。ストールやショールに比べて小さく、正方形で薄手の布で作られることが多いです。
ストール
ストールとは、もともとは肩掛けのアイテムですが、首に巻いて使用したりもします。 春・夏はコットン素材、秋・冬はウールなどいった暖かな素材が使用され、防寒や装飾用など季節によってさまざまです。ショール
ストールよりも大判で厚手の物。 主に、ショールは、巻いて使わず、肩にかけたり、頭に被ったりする目的で使われます。
スヌード
スヌードは首に巻く輪っか状の布のこと。ほかのアイテムが、肩にかけたり首に巻き付けたりするのに対し、頭からかぶって着用します。サイズはさまざまです。
一般的なサイズと形状を表にまとめてみたので、参考にしてみてくださいね。
アイテム名 | 形状 | 大きさ |
---|---|---|
スカーフ | 正方形 | 約50cm角 |
ストール | 長方形 | 約180cm×45cm |
ショール | 長方形 | 約200cm×70cm |
スヌード | 輪っか状 | 約25cm(幅)×約80cm(周囲) |