抱っこひも用よだれカバー(サッキングパッド)の作り方【定規なしで簡単に型紙作れます◎】
今回は、抱っこひも用のよだれカバー(サッキングパッド)の作り方を紹介します。
長すぎないコンパクトサイズなので、人気の抱っこひもブランドにつけることができますよ。抱っこひもに合わせて合わせの位置を調整できるのも手作りの良さです。
迷わず、エルゴ、ベビービョルンなどピッタリサイズで作りたいなら、キットがおすすめです。
使う生地はダブルガーゼ×パイル生地。パイル生地は家にあるタオルを切って使うのも良いですね。タオル1枚あれば余裕で足りますよ。お好みでワッフル生地を使うのも◎ 今回紹介する抱っこひも用のよだれカバー(サッキングパッド)は、型紙にA5用紙を使うので、定規で測る必要もなく簡単に作れちゃうんです。
赤ちゃんの顔に当たっても痛くないよう、また誤飲を防ぐためにとめる部分を面ファスナー(マジックテープ)で作ることをおすすめしますが、スナップボタンタイプが良い方のために、両方の作り方を紹介しますね。
よだれカバーの材料・裁断サイズ
【布の用尺】外布・内布 各タテ20cm×ヨコ50cm
外布(ダブルガーゼ) | タテ17cm×ヨコ23cm以上 2枚 |
内布(パイルorワッフル) | タテ17cm×ヨコ23cm以上 2枚 |
面ファスナー(2cm幅) | 15cm 2組 |
できあがりサイズ
タテ15cm×ヨコ21cm
よだれカバーで使用した生地
※ダブルガーゼを使用
抱っこひも用よだれカバーの作り方
1.布の下準備
使う生地を水通しします。今回使う」布は縮みやすい生地なので、必ず水通ししましょう。詳しい水通しの方法については、『布地の水通しの仕方とポイント』で詳しく解説しています。
2.型紙を作って布に写す
A5用紙を用意します。A5用紙がない場合はA4用紙を半分に切りましょう。
4つ折りにします。
角をちょこんと丸くカットします。
できました。これを型紙として使っていきます。
外布(ダブルガーゼ)のウラ面中央に型紙をのせ、チャコペンで型紙に写します。
3.布を縫い合わせる
外布と内布を中表で合わせ、まち針やクリップでとめます。
チャコペンの線をなぞるように縫います。
【point】伸びやすいガーゼ生地を縫うときのコツは、「押さえは弱め」「細い針を使う」「針目は細かく」です。
縫い合わせる時に返し口を作っておきます。返し口が小さいと表に返す時に伸びてしまうので、余裕のあるサイズの返し口にしましょう。
4.表に返す
ぬいしろを5mmほど残してにカットします。返し口部分は1cm残しておきます。
返し口から表に返します。
返し口から指を入れてカーブ部分を整え、全体にアイロンをかけます。
返し口部分はチャコペンの線に合わせて内側に折っておきます。
5.面ファスナーを縫い付ける
面ファスナーを、タテ辺直線部分の長さに合わせてカットします。
外布の端にはループ(フワフワ)面、反対側の内布の端にはフック(チクチク)面を、左右対称になるようにまち針やクリップでとめます。
端から2~3mmくらいの位置が良いですね。
しかくく面ファスナーを縫い付けます。
抱っこひも用よだれカバー(サッキングパッド)が完成!
これで、抱っこひも用よだれカバー(サッキングパッド)の完成です!!
抱っこ紐をくるりと巻いて、面ファスナーでとめます。
抱っこひも用よだれカバー(サッキングパッド)のスナップボタンタイプを作る
面ファスナーの代わりに、スナップボタンを4組、もしくは6組用意します。(さっととめたい場合は4組・ぴったりとめたい場合は6組)
外布と内布を縫い合わせて表に返したら、返し口を縫い閉じ、両端から2cmのところにステッチします。
上下から2cmの位置にスナップボタンをつけます。片側3か所つけたい場合は、上下から2cmの位置と中央にもつけてくださいね。
【point】外布に凹、内布に凸ボタンです。
スナップボタンタイプでは、内布にワッフル生地を使いました。
ワッフル生地だとフワフワ感がありますよ。
抱っこひも用よだれカバー(サッキングパッド)で使用した生地
※ダブルガーゼを使用
「迷わず、エルゴ、ベビービョルンなどピッタリサイズで作りたい!」そんなときはキットがおすすめです。
抱っこひも用よだれカバー(サッキングパッド)作りにオススメのデザイン
ふんわり手ざわり最高のダブルガーゼ生地は、nunocoto fabricでも販売している素材です。3,000柄以上から選べます。