【基本】スナップボタンの種類と付け方 613819 views ハンドメイドによく使用されるスナップボタンの種類と付け方をご紹介します。 ベビー服、子供服、大人服、かばん・ポーチなどの布小物。 何を作っても出番がよくあるスナップボタン。 一言で「スナップボタン」といっても、実は種類が豊富なんです。 見た目や強度によって使うスナップボタンを選べるようになれば より美しく実用的な仕上がりとなりますよ。 もくじスナップボタンとはスナップボタンの種類と付け方金属製スナップボタン(縫いつけタイプ)金属製(打ちつけタイプ)プラスチックスナップボタン(縫い付けタイプ)イージースナップボタン専用の打ち具が必要なプラスチックスナップボタン(プラスナップ)プラスチックスナップボタン(プラスナップ)の外し方テープタイプスナップボタン(縫いつけタイプ)合わせて読みたい手縫いの基礎 スナップボタンとは ボタンホールの要らない、凹凸で一組のボタンのことを言います。 押し合わせて留めるタイプです。 スナップボタンの種類と付け方 糸で縫い付ける「縫いつけタイプ」と打ち具を使った「打ちつけ(カシメ)タイプ」があります。 金属製スナップボタン(縫いつけタイプ) これが一番よく見ると思います。 「基本」といっても良いスナップボタン。 「針」「糸」「はさみ」があれば付けられるのもいいところですね。 初心者でも上手に&簡単にスナップボタンをつけるコツは、2つです。 糸がたるまないよう引きながら縫い付けること 縫い付けた糸が重ならないようにすること それではスナップボタン縫い付けていきましょう。 金属製のスナップボタンには、凹部品のバネ、凸部品のゲンコがあります。 布がかぶる方に凸(ゲンコ)、受ける方に凹(バネ)をつけるのが基本です。 スナップボタンをつけたい位置に合わせたら中心にしるしをつけましょう。 表から中心に針を通したら、スナップボタンの半径分ほどの距離から出します。 スナップボタンの中心に合わせて動かないようにとめたら、今出ている糸のすぐわきに刺します。 スナップボタンの穴から出します。 糸を少しずつ引いていくと輪ができます。 全部引き切らないよう気を付けて。 輪の中に針を通します。 ゆっくりと糸をしめていくと、ひと針目の完了です。 次の縫い目へと進みましょう。 糸が出ているすぐわきへ刺し、穴から出します。 先ほどと同様に、輪の中へ針を通します。 3目縫えたら、隣の穴へ移動しますよ。 糸が出ているすぐわきへ針を刺し、隣の穴へ向かいます。 また、糸の出ているすぐわきへ刺し、穴から出す…を繰り替えして3目ずつ編むように縫っていきましょう。 最後は、糸のすぐわきへ刺し、裏へ出します。 玉止めして糸を切れば凸(ゲンコ)の完成です。 続いて凹(バネ)です。 凸(ゲンコ)を合わせの布へぐりぐり押しつけ、中心の跡をつけます。 これが凹(バネ)の中心位置です。 チャコペンなどで印をつけておくと安心ですね。 縫い方は、凸(ゲンコ)と同じです。 2枚合わせの布でスナップボタンの裏面が見えたくないときは、裏の布まで糸を通さないように縫っていきます。 同じように3目ずつ縫っていったら、 裏へ向けて糸を通し玉止めします。 裏に見せたくないときは、布を1枚のみすくい少し先(スナップボタンの陰に隠れる位置)から針を出します。 そこで玉止めして、スナップボタン反対側へ針を通したら糸を切ります。 玉止めしてから一針縫うことで玉止めが隠れるのと、糸先が見えない位置に入るので仕上がりがきれいです。 これで裏布はきれいなままスナップボタンが付きます。 凸(ゲンコ)、凹(バネ)どちらも縫えました。 金属製(打ちつけタイプ) こちらは糸と針が不要ですが、金づちなど打ち付ける道具が必要となります。 4つのパーツと付属の金具を使って取り付けます。 市販品によく見られますが、手作りしたときに使うと市販品のようなかっこいい仕上がりになりますよ。 (※画像は市販品です) カラフルなものもあります。 プラスチックスナップボタン(縫い付けタイプ) 縫い付けタイプのプラスチックスナップボタン。 素材がプラスチックなので、金属アレルギーの方も安心して使えます。 金属製と同じように縫い付けて使います。 スナップボタン自体が薄いので、シャツなどにもおすすめ。 ボタンホール縫いたくないよ~ってときにもいいですよね。 使用する生地に合わせて色を選ぶとより目立ちにくいです。 イージースナップボタン 糸による縫い付け不要で手軽に使えるのでベビー服などにもよく使われます。 簡単に付けはずしができるというメリットの反面、外れやすいというデメリットもありますのでお子さまの誤飲には充分に気を付けてくださいね。 はめこんでも外せるので組み合わせの変更はできますが、生地に穴をあけて装着するので位置決めは慎重に。 表面に見えるヘッド、凹部品のバネ、凸部品のゲンコという4個の部品で1組が構成されています。 縫い付けタイプのスナップボタンと同様に、合わせが上(外側)になる方へ凸部品のゲンコ、凹部品のバネのパーツを付けるのが基本です。 取り付ける位置に目打ちで穴を開けます。 生地を挟むように共通パーツ(ヘッド)と凸(ゲンコ)、共通パーツ(ヘッド)と凹(バネ)を取り付けます。 上から体重をかけてパチッと音が鳴るまではめこむと完成です。 ロンパースに使われることも多いですね。 いろいろな色、素材(ヘッドのみ金属のものもある)があるので選ぶのも楽しい! 大人服にも使えます。 何度も言いますが…ボタンホール苦手な方におすすめ! ちなみに、当店で取り扱っている”パターンファブリック:(美濃羽まゆみさんデザイン)はじめての大人の白シャツ”や、 ”甚平ロンパースキット(柄が選べるキット)”でも、イージースナップボタンを使用していますよ。 専用の打ち具が必要なプラスチックスナップボタン(プラスナップ) こちらはイージースナップボタンと同じ形状ですが、プレス機やハンディプレスと呼ばれる専用の打ち具が必要です。 比べてみると共通パーツ(ヘッド)の先が異なります。 プレス機には、卓上タイプとハンディタイプがあり、 どちらも生地を挟んだスナップボタンを挟み込みギュッと抑えるだけ。 ヘッドの先をつぶすことで、イージースナップより厚みがなくしっかりととまります。 ですが、こちらは一度取り付けると外すことはできるが再利用は不可。 プラスチックスナップボタン(プラスナップ)の外し方 イージースナップボタンは、目打ちやマイナスドライバーなどを差し込み、てこの原理で外します。 打ち具でとめた場合は、中心のおへそ部分をニッパーやラジオペンチでとりつつ、目打ちやマイナスドライバーを差し込み外します。 どちらも目打ちで生地に穴をあけて装着するので、位置をしっかりと決めてから取り付けましょう。 テープタイプスナップボタン(縫いつけタイプ) 力が強く加わる箇所などで生地を補強しながらスナップボタンをつけられるので便利です。 テープの両側を、手縫いまたはミシンで縫い付けます。 ベビーのロンパースやキッズのトップスの肩などに使用。 いかがでしたか。 種類がたくさんあるスナップボタン。 用途や相性に合わせて選んでみてくださいね。 手縫いが好きな人、安心する人、縫わずに済ませたい人、 正解不正解はないので負担にならないお好きな方法でスナップボタンを利用してみるといいですよ。 合わせて読みたい手縫いの基礎 関連記事 手縫いでボタンホールステッチするやり方 ボタンホールを作りたい。ミシンがないからな。そんな時に便利な、手縫いで作るボタンホールステッチのやり方を紹介します。覚えておけばとっても便利。いざという時使えます。 関連記事 なみ縫い・半返し縫い・本返し縫いの仕方(手縫い) 手縫いの基本的な縫い方、なみ縫い・半返し縫い・本返し縫いの仕方を丁寧に解説します。 関連記事 かがり縫いのやり方とコツ(手縫い) かがり縫いのやり方について、丁寧に解説します。「巻きかがり」「縁かがり」それぞれのやり方を写真付きで紹介しています。 関連記事 まつり縫いのやり方(手縫い) 基本のまつり縫いのやり方を紹介します。一言でまつり縫いと言っても、ななめまつり、奥まつり、コの字まつり、たてまつり、奥たてまつりなどいろいろな種類があります。それぞれの方法写真付きで丁寧に解説しています。