お気に入りの生地で作ろう!涼しくてかわいい、こども甚平の作り方

こちらは、【パターンファブリック:こども甚平】 の作り方ページではありません。
パターンファブリックをお買い上げのかたは、下記↓の専用ページをご参照の上、お作り下さいね。
【パターンファブリック:こども甚平】専用 作り方ページ
【作業時間】240分 レベル★★★★★
(2021.08.18 追記)
夏祭りのときや普段着としても活躍しそうな、こども甚平の作り方を紹介します。
甚平の作り方は、手ぬぐい3枚で作る場合など、いくつかパターンがありますが、ここでは、製図を型紙におこして、布から作るパターンを紹介します。
※用尺は上下合わせて2m程度必要です(柄の向きに上下左右の無い総柄の場合)。柄の向きがある場合は2.2m程度ご用意ください。
100・110・120サイズ対応なので長く使えますよ。120サイズは肩上げなしで着用した方がゆったり着れます。
年小さんから小学生(低学年)くらいまでが対象です。男児、女児どちらにもOKなシンプルでオーソドックスなデザインです。
(モデル身長:96cm)
70サイズ、80サイズ、90サイズの赤ちゃんのロンパースは、こちらのキットが便利です。3,000柄から選べるふんわりダブルガーゼが肌にやさしいキットです。
新生児のお祝いにもおすすめ。

甚平は作りたいけど、製図から型紙におこすのがめんどう…という方には、型紙と布がひとつになったパターンファブリックのこども甚平キットがおすすめです。
◎型紙と布がひとつになった【パターンファブリック:こども甚平】
こちらのページで紹介している「こども甚平」が、型紙不要&製図不要で、より簡単に作れるキットです。
(甚平は工程が多いため、ソーイングに慣れていない方でも作りやすいパターンファブリック「こども甚平」がおすすめです☆)

こども甚平のパターン(型紙)
こども甚平上着のPDFファイル(A4サイズ)が開きます
おなかすっぽりズボン(パンツ)のPDFファイル(A4サイズ)が開きます
※ここでは甚平用のパンツにこども用おなかすっぽりズボン(パンツ)を合わせていますが、お好みでいろいろな形のパンツを合わても良いですよ。
全体の製図型紙とパーツ実寸型紙があります。印刷する際は100%で出力してください


こども甚平の材料
※仕上がりサイズ:100~120サイズ
■用尺(上下合わせて):2m程度×布幅(108cm)
※用尺は上下合わせて2m程度必要です(柄の向きに上下左右の無い総柄の場合)。柄の向きがある場合は2.2m程度ご用意ください。
■各パーツ(製図に合わせてカット・ぬいしろ込)
衿:1枚
身頃:2枚
袖:2枚
紐:2枚
・幅1cm程度の綾テープ:30cmを2本
・はしごテープ:50cmを2本
※型紙にある『わ』の裁断方法についてはコチラをご参照ください。
こども甚平の作り方
できるだけ簡単な作り方にしていますが、洋服に比べると、工程が多いです。ちょっと大変ですが、仕上がったときの達成感はひとしおです!1.下準備をする
身頃の背中部分と両脇部分、および袖の3辺を、ロックミシンまたはジグザグミシンをかけます。ジグザグミシンは一気にまとめてかけておくと、後々、簡単に仕上げることができます。
紐パーツの長辺1cmを内側に折りこんで半分に折り、紐を作ります。
この時、短辺両端も処理します。
詳しいひもの作り方は、『もう失敗しない!簡単&きれいな「布ひも」の作り方』を参考にしてください。
2.身頃の肩上げを縫う
さて、縫っていきますよ。まずは、型紙にある寸法通りに、チャコペンで肩上げの印をつけます。
印をつけたところの中心が山になるように、タックにして縫います。
肩上げ部分は袖方向に倒し、アイロンをかけます。
3.身頃と衿を縫う
後身頃の背中部分をぬいしろ1.5cmで縫い合わせます。
衿下を5mm→5mmの三つ折りで縫いましょう。
衿パーツの両端1cmを内側に折りこんで半分に折り、アイロンをかけて折り目をつけます。
衿パーツの中央と身頃を中表で合わせ、クリップやまち針でとめ、ぬいしろ1cmで縫い合わせます。
襟の下端を処理し、衿部分を表から落としミシンをかけます。
襟の下端の詳しい処理の仕方については、簡単に着れる!セパレート浴衣の作り方の、手順2を参考にしてくださいね。
また、衿下から2cmのところは後で紐を縫い込むため、開けておきましょう。
4.身頃と袖を縫う
袖パーツの長い辺に、はしごテープを中表で縫い合わせます。
ぬいしろを割ってアイロンをかけ、表から押さえミシンをかけます。
見頃と袖(はしごテープ)を中表で縫い合わせ、表から押さえミシンをかけます。
共布で作った紐を右側の脇に縫いつけます。
位置は、衿の下端から1cm上あたりを目安としてください。
袖下から脇を一気にぬいしろ1cmで縫い合わせます。
袖下から脇の角度がつく部分をうまく縫えない場合は、いったん袖下だけ縫って、脇の上部を5cmほどあけてから脇を縫うとよいですよ。
あけた部分はぬいしろを割り、コの字でステッチをかけましょう。(巾着袋のひも通し口のようなステッチです。)
この時、裾から7cm程度にスリットを入れると、動きやすくなりますよ。お好みでどうぞ。
5.紐をつける
手順3で衿下の近くにあけておいた箇所に、共布で作った紐を差し込んで、縫い目にあわせて上から縫い、折り曲げてまた襟に縫い付けます。(ミシンでも良いですが、手縫いでまつり縫いをするときれいに仕上がります)
綾テープを左脇と右衿に縫い付けます。
6.裾を縫う
裾を5mm→1.5cmの三つ折りでアイロンをかけ、縫います。
袖を5mm→1.5cmの三つ折りでアイロンをかけ、縫います。
こども甚平の上着が完成しました!
紐をを左右それぞれ結び合わせれば、こども甚平の上着の完成です!
さて、こども甚平の上着を作ったらあとはもう一息。のこるはパンツですね。
こども甚平のパンツは、先日ご紹介した「ながく履けるよ♪こども用おなかすっぽりパンツの作り方」がおすすめです!
(甚平用にする場合は、少し丈を短く仕上げると、より甚平っぽくて可愛いかな、と思います)

こども甚平を着てみました
パンツだけを普段着として履いても可愛いし・・・
やっぱり甚平として上下セットで子どもが着ているのは、本当に可愛い!!
普段は花柄を着せにくい、という男の子でも、甚平に仕立ててしまえば素敵です。
なかなか見かけない黄色い甚平。自分で甚平を作れば、どんな布でだって作れちゃいます。
(男の子モデル身長:91cm、女の子モデル身長:83cm)
何気ない日常も、甚平を着て家のお庭で夕涼みをしたり花火を楽しめば特別なひとときに。
(モデル身長:96cm)
ちょっと地味かな、というようなグレートーンのデザインも、甚平なら粋に見えませんか♪ 手描きのドットがとてもおしゃれ。
大柄の布で作った甚平なら、後ろ姿でもすぐにわかるので、人が多いお祭りにもぴったりですね!
(モデル身長:115cm)
ごそごそごそ。木の根元に何がいるかな~?
蝉の抜け殻を発見!!!
夏だ・・・。
甚平とともに、夏をたくさん楽しんじゃいましょう~!!
甚平用のパンツについて
こちらのページでは甚平のパンツにこども用おなかすっぽりズボン(パンツ)を合わせています。
甚平パジャマのズボンには、さくっと作れるステテコパンツがおすすめです。
・パーツは四角い布3枚だけ!直線縫いで作れる、子どもステテコパンツ
こども浴衣(110~130サイズ)の作り方はこちらをチェックしてみてくださいね。

今回使った布はこちら
華やかな艶やかで印象の、椿のお花のデザインのテキスタイル、nunocoto fabric: camellia(ベージュ)。

えくぼ、という、おめでたい和菓子をモチーフにしたデザインのテキスタイル、nunocoto fabric:ekubo。
細かな幾何学模様で、布小物系から洋服・インテリアまで幅広く使いやすいデザインのテキスタイル、nunocoto fabric: chiasma(イエロー)。
こども甚平におすすめの生地はこちら
Sun light

Decora

とまり木

光の森

雨の森

breeze

gourd

colorful folkbirds

berry

berry/スズキカホ
・ながく履けるよ♪こども用おなかすっぽりパンツの作り方
・涼しげで可愛い♪こども用セパレート浴衣の作り方(サイズ110〜130)
◎新発売!型紙と布がひとつになった【パターンファブリック:こども甚平】

こちらのページで紹介している「こども甚平」が、型紙不要&製図不要でより簡単に作れます!