涼しげで可愛い♪こども用セパレート浴衣の作り方(サイズ110〜130)
夏祭りに着たい、こども用のセパレート浴衣の作り方を紹介します。
110サイズ~130サイズ対応なので長く使えますよ。
110~120サイズは肩上げ+キャミワンピとして、130サイズは肩上げとおはしょりなし+スカートとして着用します。
浴衣を作るのは工程が多いし生地量も多いので、なかなか作るのに踏み切ることができない方も多いと思いますが、直線縫いだけでできるのでテクニックは必要ないので、丁寧に工程を追えばどなたでも作れるんですよ。
お気に入りの布を見つけて、ぜひ作ってみてくださいね。140サイズまであるこども浴衣キット
◎新発売!型紙と布がひとつになった【パターンファブリック:こども浴衣】
こちらのページで紹介している「こども用浴衣」が、型紙不要&製図不要で、より簡単に作れるキットです。(ソーイングに慣れていない方は特に、パターンファブリック「こども浴衣」がおすすめです☆) (2023.06.12 追記)
男児用浴衣の袖の型紙も用意しましたので、男児用浴衣を作りたい方もこちらのページをご参照くださいね。
こども用セパレート浴衣(2way)のパターン(型紙)
こちらは製図ですので、拡大しても実寸大型紙としてのご利用はできません。ご了承くださいませ。
※クリックするとA4サイズの製図が見られます。
セパレート浴衣の材料・裁断サイズ
【布の用尺】タテ300cm × 布巾(108cm)
衿 | 型紙のカットサイズ1枚 |
身頃 | 型紙のカットサイズ2枚 |
袖 | 型紙のカットサイズ2枚 |
ワンピース胸元 | 型紙のカットサイズ1枚 |
ワンピーススカート | 型紙のカットサイズ1枚 |
肩ひも | 4cm×25cmを2本 |
幅1cm~1.5cmの綾テープ | 30cmを4本 |
幅1cm程度のゴムひも | 3m |
できあがりサイズ
110~130サイズ用
セパレート浴衣で使用した生地
セパレート浴衣(2way)の作り方
1.肩上げを縫う
身頃をタテ半分に折り、折り線をしっかりとつけます。
型紙にある寸法通りに、チャコペンで肩上げの印をつけます。
印をつけたところの中心が山になるようにタックにして縫います。
縫った糸は袖側に引き出して結んでカットします。肩上げ部分は袖方向に倒し、アイロンをかけます。
2.身頃を縫う
後身頃の背中部分を5mm→1cmの袋縫いで縫い合わせます。
衿下を5mm→5mmで三つ折りして縫います。
衿パーツの両端1cmを内側に折りこみ、アイロンをかけて折り目をつけます。
衿パーツの中央と身頃の背中部分の縫い目を中表で合わせ、クリップやまち針でとめ、ぬいしろ1cmで縫い合わせます。
衿を半分に折ってアイロンをかけ、まち針でとめます。
この時、裏側の衿の方が表側の衿より1~2mm出ている状態にします。
衿の端部の余っている部分に折り目をつけます。
この時、余りが多すぎる時(3cm以上ある場合)はカットしましょう。
衿の端部の余っている部分だけ中表で半分に折り、先ほど折り目をつけたところで縫い合わせます。
縫い合わせたらひっくり返して目打ちで角を整えます。
衿部分を表からまち針でとめたら、落としミシンをかけます。
身頃部分が完成しました。
3.袖を縫う
型紙の通りに袖口と袖付け位置の印をつけ、5mm→5mmで三つ折りして縫います。
外表で袖を半分に折り、袖下部分をぬいしろ5mmで縫い合わせます。
裏に返し、袖下部分はぬいしろ1.5cm、袖口の下の部分はぬいしろ1cmで縫い合わせます。こうすることで袖下部分は袋縫いになります。
縫ったら端をロックミシンもしくはジグザグミシンをかけて始末します。
角が丸い部分を裏からぐし縫いし、ギャザーをよせます。
表にかえしてアイロンをかけます。
4.身頃と袖を縫い合わせる
身頃の脇部分に袖付け位置とあき止まり位置の印をつけておきましょう。(型紙参照)
袖付けの印が合うように中表で合わせてクリップかまち針でとめます。
見頃の脇と袖の袖付け側の布端をロックミシンもしくはジグザグミシンをで端処理する場合は、合わせる前に端処理しておきましょう。三つ折りで端処理する場合はここでの端処理は必要ありません。
身頃と袖を印の位置までぬいしろ2cmで縫い合わせます。
中表の状態のまま、身頃の脇をあき止まりまでぬいしろ2cmで縫い合わせます。
あきどまりの上から袖の部分にぐるっとステッチをかけます。
見頃の脇と袖の袖付け側の布端を三つ折りで処理する場合はここで1cm→1cmで三つ折りにし、同時にステッチします。
5.裾を縫う
裾を5mm→1.5cmで三つ折りしてアイロンをかけます。
端の部分は斜めに折り込みます。
裾にステッチかけました。
6.紐をつける
綾テープを左の身八つ口の下の裏側と、そこに合わさる部分の右衿下に縫い付けます。
綾テープを右の身八つ口の表側と、そこに合わさる部分の左衿下に縫い付けます。
セパレート浴衣の上部分が完成!
綾テープを左右それぞれ結び合わせれば、セパレート浴衣の上部分の完成です!
セパレート浴衣の下部分は「お姉さん顔できる☆こどもワンピース(キャミソールタイプ)」を作って合わせれば、セパレート浴衣のできあがりです!! (浴衣の上着部分とのバランスを合わせるため、パーツカットサイズはワンピースと少し変えてあります。浴衣の型紙通りにパーツをカットし、作り方のみ参考にしてください。)
キャミソールワンピースを作る
ときの注意点はスリットの位置!
必ずスリットが右側に来るように作ってください。
帯は、兵児帯や半帯など、お好きな帯を合わせてください。(モデル身長:115cm)
もちろん、浴衣の上部分の裾を長くして作れば普通の浴衣として使うことができます。
セパレードじゃなくても良い方は、衿下を長くして作ってみてくださいね。
男児用浴衣にアレンジ!
袖を男児用の袖に替えて、男児用の浴衣を作ることもできますよ。
男児用浴衣の袖のパターン(型紙)
※クリックするとA4サイズの製図が見られます。
男児用浴衣の袖の作り方
男児用浴衣の袖の型紙通りに袖を2枚カットします。
袖口を5mm→5mmで三つ折りします。
三つ折り部分をステッチします。
パタンと外表で半分に折り、袖下をぬいしろ7mmで縫い合わせます。
ひっくり返して中表にし、袖下をぬいしろ1.3mmで縫い合わせます。
袖下を袋縫いで縫いました。
袖付け部分に縫い止まりの印を描きます。(「わ」から17cmのところ)
あとは、上記の工程の『4.身頃と袖を縫い合わせる』の通りに縫い進めます。
キュロットの裾を長めにして作ってみてくださいね。
>>【型紙不要】2つのパーツでできる!こどもキュロットスカートの作り方
◎新発売!型紙と布がひとつになった【パターンファブリック:こども浴衣】 こちらのページで紹介している「こども用浴衣」が、型紙不要&製図不要で、より簡単に作れるキットです。
(ソーイングに慣れていない方は特に、パターンファブリック「こども浴衣」がおすすめです☆)
セパレート浴衣で使用した生地
浴衣作りにおすすめの生地
苺(mini)
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piccolo limone
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tile pattern
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seagull
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coloful parette
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kukka
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いろづくふさぶさ
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Multi stripe
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あおいとりあかいみ
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Tatami
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しろくさく
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さんごじゅ
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asatokaze
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花縞
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