ロングジレの作り方【ホームソーイング型紙シリーズNo.78】

こちらは【ホームソーイング型紙シリーズ】No.078_ロングジレを使用した作り方ページです。
製作には下記の型紙が必要です。

※本型紙および作り方を使用して制作した商用利用を目的とした販売、およびコンクール等応募作品として出品することはご遠慮ください。
ロングジレの仕上がりサイズ

| フリーサイズ(1サイズ) | |
|---|---|
| 着丈 | 98cm |
| 袖ぐり | 63cm |
| 身幅 | 60cm |
| 裾幅 | 80cm |
※平置きで採寸
ロングジレの材料
【布の用尺】 3.5m(布幅108cm)
※ワイド幅の生地の場合は、2.5m
| 型紙 | 【ホームソーイング型紙シリーズ】No.078_ロングジレ |
| 生地 | 3.5m(布幅108cm) |
| 伸び止めテープ | (12mm幅)145cm |
生地は、コットンリネン、リネンローン、綿ローン、綿ブロード、ウールライクツイードなどの、薄地~中厚地程度の生地がおすすめです。
ロングジレ 布の裁ち方図
下記の裁ち方図を参考に、布を裁断してくださいね。

この型紙のポイント
本体パーツは3つだけ、シンプルなジレのパターン。ぬいしろ込みの型紙で、ボタンもホックもないのでとっても作りやすいです。
裁断のポイント
前身頃は、必ず左右対称で取るようにします。布目を合わせてから裁断しましょう。
後ろ身頃は、「わ」でとります。衿ぐりの後ろ中心にも、合印をつけておきましょう。
合印の写し方や、型紙と布の裁断の仕方、型紙を扱うときのポイントなどは、ホームソーイング型紙シリーズの型紙の使い方(記号の読み方・裁断の仕方)をご確認くださいね。
縫い方のポイント
・ぬいしろは(指定の無い限り)1cmです。切り取った布端から1cm内側を縫います
・縫いはじめと縫いおわりは返し縫いをしましょう
・きれいな仕上げのためには、こまめにアイロンをかけるのがポイントです
ロングジレの作り方
(製作時間のめやす:2時間半)
ここからは、ロングジレの作り方を詳しく解説していきます。下記の手順で縫い進めてみてくださいね。
1.布を裁断する
前身頃は「左右対称」でとります。
生地の(オモテ)と(ウラ)が分かりづらい生地は、裁断するときに「目印」をつけておくといいですよ。

左右対称に裁断する方法は左右対称に裁つでご確認くださいね。
合印も忘れずにつけておきましょう。
2.伸び止めテープを貼る
前後身頃の袖ぐり、前身頃の前端、前身頃の合わせ位置に、伸び止めテープを貼ります。
カーブ部分は、伸び止めテープに切り込みを入れるときれいに貼れます。
(ストレッチタイプの伸び止めテープもあります)
前身頃の合わせ位置には、1cm角に切ったものを貼ります。
接着芯の貼り方は接着芯の基本の貼り方をご確認くださいね。
3.ポケットをつける
ポケット口以外の布端を、ロックミシンまたはジグザグミシンで始末します。
ポケット口を1cm→1.5cmの三つ折りにし、ステッチをかけます。
ポケット口以外の布端を1cm折り、アイロンで整えます。
前身頃のポケット付け位置へポケット布をとめ、ぐるりとステッチをかけましょう。
ポケット口は、三角に縫いとめると補強となるのでおすすめです。
これで、ポケットがつきました。
4.衿後ろ中心を縫う
前身頃2枚を中表に合わせ、衿後ろ中心を縫い合わせます。
ぬいしろは1.5cmです。
縫えたら、ぬいしろを割ります。
ぬいしろの布端を折り込み、ステッチをかけましょう。

5.前身頃と後ろ身頃を縫い合わせる
前・後身頃の衿ぐりと肩を縫い合わせていきます。
ここは、2段階に分けて縫いますよ。
衿ぐり→肩の順です。
まず、前・後身頃を中表に合わせて、衿ぐりを縫い合わせます。
それぞれの中心と合わせ位置(+)を合わせて、まち針をこまめにとめましょう。
ぬいしろ1cmで縫い合わせます。
ここで、前身頃のぬいしろのみ、合わせ位置の合印ぎりぎりまで切込みを入れます。
縫い目を切らないように気を付けてくださいね。
切込みをひらき、前・後身頃の肩を合わせ、まち針でとめます。
ぬいしろ1cmで縫い合わせましょう。
縫えたら、ぬいしろにロックミシンをかけて、前身頃側へ倒しましょう。
ステッチから5mmで、ぬいしろに押さえのステッチをかけます。
6.袖ぐりを仕上げる
身頃をオモテが上になるように置きます。
袖ぐりに、袖ぐりバイアステープを縫い付けていきますよ。
袖ぐりに沿って、バイアステープを伸ばさないよう気を付けながら布端をそろえてとめます。
この時、バイアステープが始めと終わりに少しずつ余っている状態です。
ぬいしろ1cmで縫い合わせましょう。
縫えたら、ぬいしろが5mmになるようにカットします。
カーブに切り目を入れましょう。縫い目を切らないように注意してくださいね。
袖ぐりバイアス布を、アイロンで三つ折りします。


まち針をこまめに打ち、バイアステープの端にステッチをかけましょう。
バイアステープの始めと終わりの、はみ出た部分はカットしておきます。
これで、袖ぐりが縫えました。
もう一方の袖ぐりも、同じように仕上げましょう。
7.脇を縫う
まず、前・後身頃の脇の布端を、ロックミシンまたはジグザグミシンで始末しましょう。
下の写真ではちょっと分かりづらいですが、前身頃の下に後ろ身頃があります。
前身頃・後ろ身頃、どちらの脇も布端を始末してくださいね。
袖ぐりにつけたバイアステープも、一緒にロックミシンまたはジグザグミシンで始末し、4cmほど糸端を入れ込んでおきましょう。
前・後身頃を中表に合わせ、脇をぬいしろ1.5cmで縫います。
ぬいしろはアイロンで割っておきます。
袖ぐり下(下の写真の位置)に、ステッチを入れてぬいしろを落ち着かせます。
下の写真の位置を、オモテ側からステッチに重ねて縫いましょう。
これで、脇が縫えました。
もう一方も、おなじように仕上げましょう。
8.裾と前端を仕上げる
裾と前端を三つ折りし、ステッチをかけます。
三つ折りの幅は、裾1cm→2cm、前端 5mm→1cmです。

まず裾を縫い、続いて前端を縫いましょう。
9.衿を落ち着かせる
後ろ衿を内側に折ります。
縫い目をかくすように折りたたんだら
中心から両側に3cmのところに、まち針をそれぞれ打ちます。
オモテから、前身頃と後ろ身頃の縫い合わせ目(溝)にステッチをかけ、衿をとめます。
ウラには、こんなふうにステッチが出ていますよ。

10.ロングジレが完成
ロングジレが完成しました。
※こちらのシーチングサンプルは3Lサイズで作りました
こちらは、コットンリネンビエラ生地で仕立ててみました。
モデル身長153cm フリーサイズ着用
こちらは、ウールライクツイード生地です。
モデル身長164cm フリーサイズ着用

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