バッククロスエプロンの作り方 ※大人用フリーサイズ【ホームソーイング型紙シリーズNo.048】

こちらは【ホームソーイング型紙シリーズ】 No.048_バッククロスエプロン 型紙を使用した作り方ページです。
このレシピでは、下記のバッククロスエプロンの型紙を使用した作り方を紹介しています。首のループひもがないタイプなので肩も凝らず着脱もらくちんです。製作には下記の型紙が必要です。
※本型紙および作り方を使用して制作した商用利用を目的とした販売、およびコンクール等応募作品として出品することはご遠慮ください。
モデル身長:157cm フリーサイズ着用
バッククロスエプロン 仕上がりサイズ
フリーサイズ(1サイズ) | |
---|---|
肩ひも含む総丈 | 106cm |
エプロン本体の着丈 | 85cm |
裾周り | 96cm |
バッククロスエプロンの材料
【布の用尺】1.5m(布幅108cmの場合)
型紙 | 【ホームソーイング型紙シリーズ】 No.048_バッククロスエプロン |
生地 | 1.5m(布幅108cmの場合) |

※nunocoto fabricの生地は、こんなふうに布の両端(耳)に余白がついています。
生地は、綿オックス、綿ツイル、コットンリネン、リネン、綿ポリエステルなどの、中厚手の生地が向いています。
バッククロスエプロン サンプルで使用した生地
※こちらのサンプル製作では、綿オックス素材を使用
バッククロスエプロン 布の裁ち方図
下記の裁ち方図を参考に、布を裁断してくださいね。

肩が凝らない、さっとかぶって着用できるバッククロスエプロンのパターンです。ぬいしろ込みの型紙。
裁断のポイント
エプロン本体・肩ひも・見返しは、「わ」で取ります。布目を合わせてから裁断しましょう。
合印の写し方や、型紙と布の裁断の仕方、型紙を扱うときのポイントなどは、ホームソーイング型紙シリーズの型紙の使い方(記号の読み方・裁断の仕方)でご確認くださいね。
縫い方のポイント
- ・ぬいしろは型紙内の〇で囲われた数字です
- ・縫いはじめと縫いおわりは返し縫いをしましょう
- ・きれいな仕上げのためには、こまめにアイロンをかけるのがポイントです
バッククロスエプロンの作り方
1.布を裁断する
今回は、「ブーゲンビリア(シアーピンク)」のオックス(100%コットン)生地を使って仕立てました。
エプロン本体布・肩ひも・見返しは「わ」で裁断します。
2.布端の処理をする
ポケット・見返しの布端を、ロックミシンまたはジグザグミシンで始末しましょう。
3.ポケットを付ける
最初に、本体布にポケットを付けます。
ポケット口部分を1cm→2cmの三つ折りにしてステッチで縫いとめます。
ポケット口以外の3辺を、ぬいしろ1cmで折ります。
本体布のポケット付け位置に合わせてまち針でとめたら、ステッチをかけましょう。
ポケット口は力がかかる場所なので、三角に縫いとめると強度が増しますよ。
4.肩ひも・見返しをつける
肩ひもを縫います。
肩ひもパーツを中表に折り、筒状になるよう縫い合わせましょう。
ぬいしろは1.5cmです。
縫えたら、ぬいしろを2枚一緒にアイロンで倒します。
表に返して、アイロンで整えましょう。
2本作ったら、余計なぬいしろをカットします。
肩ひもを本体布につけていきます。
胸当て部分の両サイドから1.5cmの位置に肩ひもを仮留めします。
※肩ひもの向きに注意してくださいね。「わ」が外側です。
布端から5mmの位置を仮縫いしましょう。
ここへ、見返しをつけていきます。
本体布と見返しを中表に合わせ、縫い合わせます。
ぬいしろは、脇が1.5cm、上部が1cmです。
この時、肩ひもを縫い込まないように気を付けてくださいね。
縫い合わせたら、角のぬいしろをカットします。
縫い目を切らないように注意しましょう。
※見返しは、ここではまだ表に返しません。
本体布の腰部分に、肩ひもをつけていきます。
本体布の裏面を上にして置き、肩ひも同士がクロスするよう腰部分に仮留めします。
型紙の本体布と肩ひものパーツに「★ひも付け位置」の印がありますので、確認してくださいね。
この時、肩ひもがねじれないように気を付けましょう。
布端から5mmの位置を仮縫いします。
5.脇(カーブ)を仕上げる
まず、本体布の両脇(カーブ)を、7mm→8mmの三つ折りにします。
Point
カーブの三つ折りを縫う時は、ちょっとしたコツがあります。
ぬいしろ全体にアイロンをかけないこと!
詳しくは、【カンタンだけど奥が深い!きれいに仕上げる「三つ折り」のコツ】
の中のアイロンを使うを参考にしてみてくださいね。
両脇(カーブ)を三つ折りしてから、見返しを表に返します。
目打ちで角をきれいに出しアイロンで整えたら、脇(カーブ)にステッチをかけます。
この時、見返しは一緒に縫いません。
見返しをよけて、1cmほど内側まで縫いましょう。
表から見ると、こうなっています。
腰部分の肩ひも付け根に、補強のため表からもう1本ステッチをかけましょう。
6.両脇(直線)と裾を仕上げる
エプロン本体の両脇(直線)と裾を仕上げていきます。
両脇(直線)は1cm→1.5cm、裾は1cm→3cmの三つ折りにします。
両脇(直線)と裾を続けて、ぐるっとステッチします。
バッククロスエプロンが完成です


バッククロスエプロンで使用した生地
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肩が凝らない、さっとかぶって着用できるバッククロスエプロンのパターンです。ぬいしろ込みの型紙。
ほかにもあります!エプロンの作り方


