こども用バッククロスエプロンの作り方 ※Sサイズ[100・110・120]/Mサイズ[120・130・140]【ホームソーイング型紙シリーズNo.049】
![こども用バッククロスエプロンの作り方 ※Sサイズ[100・110・120]/Mサイズ[120・130・140]【ホームソーイング型紙シリーズNo.049】](https://book.nunocoto-fabric.com/wp-content/uploads/2025/03/2c5c84a18c8a0475e42a0f802ea0da63.jpg)
こちらは【ホームソーイング型紙シリーズ】 No.049_こども用バッククロスエプロン 型紙を使用した作り方ページです。
頭からすっぽりかぶれて男の子も女の子も使いやすいデザインです。
自分でお着換えできるようになったお子さまにおすすめ。S[100・110・120]・M[120・130・140]の2つのサイズをご用意しました。
製作には下記の型紙が必要です。
150~160サイズの子さんには、大人サイズがおすすめです。
※本型紙および作り方を使用して制作した商用利用を目的とした販売、およびコンクール等応募作品として出品することはご遠慮ください。
モデル身長:109cm 5歳 Sサイズ[100・110・120]着用
バッククロスエプロン(こどもサイズ)仕上がりサイズ
※平置き時
| Sサイズ[100・110・120] | Mサイズ[120・130・140] | |
|---|---|---|
| 肩ひも含む総丈 | 61cm | 75cm |
| エプロン本体の着丈 | 50cm | 61cm |
| 裾周り | 54cm | 65cm |
バッククロスエプロン(こどもサイズ)の材料
【布の用尺】Sサイズ:70cm Mサイズ:90cm(布幅108cmの場合)
この用尺であれば、Sサイズ[100・110・120]は、余った部分で小さめの三角巾が作れます。Mサイズ[120・130・140]で三角巾を作りたい場合は、20cmほどプラスしてくださいね。
| 型紙 | 【ホームソーイング型紙シリーズ】 No.049_こども用バッククロスエプロン |
| 生地 | Sサイズ:70cm Mサイズ:90cm(布幅108cmの場合) |

●nunocoto fabricの生地は、こんなふうに布の両端(耳)に余白がついています
●おすすめの生地:綿オックス、綿ツイル、コットンリネン、リネン、綿ポリエステルなどの、中厚手の生地が向いています
バッククロスエプロン サンプルで使用した生地
※こちらのサンプル製作では、オックス素材を使用
こども用バッククロスエプロン 布の裁ち方図
下記の裁ち方図を参考に、布を裁断してくださいね。

この型紙のポイント
一人でも着られる!ひも無し・ゴム無しのさっとかぶるだけのエプロンのパターンです。ぬいしろ込みの型紙。
裁断のポイント
エプロン本体・肩ひも・見返しは、「わ」で取ります。布目を合わせてから裁断しましょう。
合印の写し方や、型紙と布の裁断の仕方、型紙を扱うときのポイントなどは、ホームソーイング型紙シリーズの型紙の使い方(記号の読み方・裁断の仕方)でご確認くださいね。
縫い方のポイント
・ぬいしろは型紙内の〇で囲われた数字です
・縫いはじめと縫いおわりは返し縫いをしましょう
・きれいな仕上げのためには、こまめにアイロンをかけるのがポイントです
こども用バッククロスエプロンの作り方
1.布を裁断する
今回は、「カーズ(ブルーグレー)」のオックス(100%コットン)生地を使って仕立てました。
本体布・肩ひも・見返しは「わ」で裁断します。

2.布端の処理をする
ポケット・見返しの布端を、ロックミシンまたはジグザグミシンで始末しましょう。

3.ポケットを付ける
最初に、本体布にポケットを付けます。
ポケット口を、1cm→2cmの三つ折りで折ります。

ポケット口以外の3辺をぬいしろ1cmで折ります。
本体布のポケット付け位置に合わせて、まち針でとめたらステッチをかけましょう。
ポケット口は力がかかる場所なので、三角に縫いとめると強度が増しますよ。
4.肩ひも・見返しをつける
肩ひもを縫います。
肩ひもパーツを中表に折り、筒状になるよう縫い合わせます。
ぬいしろは1.5cmです。
縫えたら、ぬいしろを2枚一緒にアイロンで倒します。
表に返してアイロンで整えたら、余計なぬいしろをカットします。
肩ひもをエプロン本体につけていきます。
まずは、胸当て部分に肩ひもを仮留めしましょう。
※肩ひもの向きに注意してくださいね。「わ」が外側です。
肩ひもの位置は、胸当て部分の両サイドからそれぞれ1.5cmです。
布端から5mmの位置を仮縫いしましょう。
ここへ、見返しをつけていきます。
本体布と見返しを中表に合わせ、縫い合わせます。
ぬいしろは、脇が1.5cm、上部が1cmです。
この時、肩ひもを縫い込まないように気を付けてくださいね。
縫い合わせたら、角のぬいしろをカットします。
縫い目を切らないように注意しましょう。
※見返しは、ここではまだ表に返しません。
本体布の腰部分に、肩ひもをつけていきます。
本体布の裏面を上にして置き、肩ひも同士がクロスするようにエプロン本体の腰部分に仮留めします。
型紙の本体布と肩ひものパーツに「★ひも付け位置」の印がありますので、確認してくださいね。
この時、肩ひもがねじれないように気を付けましょう。
布端から5mmの位置を仮縫いします。

5.胸当て~脇(カーブ)を仕上げる
まず、本体布の両脇(カーブ)を7mm→8mmの三つ折りにします。
Point
カーブの三つ折りを縫う時は、ちょっとしたコツがあります。
最初に、ぬいしろ全体にアイロンをかけないこと!
詳しくは、【カンタンだけど奥が深い!きれいに仕上げる「三つ折り」のコツ】
の中のアイロンを使うを参考にしてみてくださいね。

両脇(カーブ)を三つ折りしてから、見返しを表に返します。
目打ちで角をきれいに出し、アイロンで整えましょう。
脇(カーブ)→ 胸当て → 反対側の脇(カーブ)を、ぐるっとステッチします。
補強のため、肩ひも付け根に表からもう1本ステッチをかけましょう。

6.両脇(直線)と裾を仕上げる
本体布の両脇(直線)と裾を仕上げていきます。
両脇(直線)は1cm→1.5cm、裾は1cm→3cmの三つ折りにします。

両脇(直線)と裾を続けて、ぐるっとステッチします。
こども用バッククロスエプロンが完成です
かぶるだけ!の簡単こども用バッククロスエプロンが完成しました。着脱も作り方も簡単なこどもエプロンは、どのサイズのお子さんにも重宝しますよ。
三角巾もいっしょに作りたい!
Sサイズ[100・110・120]のエプロンなら余り布で三角巾が作れます。


または、ゴムタイプの三角巾も。小さなお子さまにはこちらもおすすめです。エプロンも三角巾も、合言葉は「かぶるだけ!」誰でも簡単に着脱できます。
→かぶるだけ&着脱かんたん!こども用三角巾の作り方
こども用バッククロスエプロン型紙の購入はこちら
一人でも着られる!ひも無し・ゴム無しのさっとかぶるだけのエプロンのパターンです。ぬいしろ込みの型紙。
150~160サイズのバッククロスエプロン型紙の購入はこちら
150~160サイズのお子さまには、大人サイズの型紙がおすすめです。
こども用バッククロスエプロンで使用した生地
ほかにもあります!エプロンの作り方

ほかにもあります!こども服の作り方













