【ポイントは2つだけ!】接着芯の基本の貼り方

洋服作りや小物作りなど、ワンランク上の仕上がりを目指すならぜひ使ってほしいのが接着芯。
ポイントを押さえれば、きれいに貼ることができます。
簡単なポイントなので覚えて、接着芯を活用してみましょう。
今回使用したのはnunocotofabricで販売中の接着芯(アイロン接着あり/薄手ソフトタイプ/ポリエステル)洋服芯地122cm幅。
洋服作りに役立つ、薄手ソフトタイプのアイロン接着タイプです。
接着芯を貼るときのポイントは2つ!
その1 アイロンの温度は中温
まず気をつけたいのがアイロンの温度です。
使用する生地の素材によって変わってきますが、コットン素材であれば温度は中温 ドライにしましょう。
接着タイプの芯地には、接着剤がついています。
これをアイロンの熱で溶かすことによって、接着しています。
接着剤がきれいに溶ける温度にすることが、きれいに接着芯を貼るために大事なポイントです。
高温すぎると接着芯が溶けてしまいますし、低温だと接着できません。
接着芯がつきにくかったり、接着が甘い場合は温度不足の場合があるので少しずつ温度を上げながら適温を探すと良いでしょう。
生地素材による温度の違いは、使用する素材やアイロンの設定を確認してくださいね。
その2 体重をかけて押さえる
ポイント2つ目は圧力です。
熱により接着する際、体重をかけて圧着します。
アイロンのかけ面をしっかりと平らに押し付けることが何よりも重要です。
隙間がないように1か所ずつ、押し付けて(10秒程度)は移動、押し付けては移動、を繰り返します。
すべらせると「ヨレ」の原因となりますので、必ずアイロンを持ち上げて移動しましょう。
きれいに接着芯を貼るためのコツ
接着芯を貼るポイント2つ、覚えましたか?
その他にも知っていたら良いきれいに接着芯を貼るためのコツがあります。
合わせて覚えたら、接着芯も怖くない!!
接着芯には表裏がある
接着タイプの芯地には、接着剤がついています。
それを間違えてしまうとアイロンにべた~っと接着剤がついてしまう失敗に…。
必ず表裏を確認して使いましょう。
よく見ると接着面はキラキラしています。それが接着剤。
わかりづらければさわってみましょう。
ザラザラが接着面でさらさら~すべすべ~が表です。
はさみを使い分ける
接着芯の表裏がわかったところで、裁断しますね。
さあ、ハサミはどれを使ったらよいのでしょうか。
裁ちばさみとは、布を裁断するときのはさみ、工作用は紙などを切るはさみです。
接着芯だけを切るとき、工作用はさみがおすすめです。
理由は、接着剤が刃につくためその後生地を裁断するときに接着剤が生地についてしまうことを防ぐため。
生地に接着芯を貼った後に裁断する場合、裁ちばさみがおすすめです。
理由は、裁ちばさみの方が生地の裁断に向いているから。
でもこれは、「絶対」ではありません。迷ったら、使いやすさなどで自分で決めても大丈夫。
接着芯を貼る前にきれいにしよう
さあ、ポイントもわかって、接着芯の表裏もわかって、さっそく生地に貼り付けましょう!!
…ちょっと待ったぁああ。
貼る前に必ず確認してください。それは、糸くずです。
白い糸なら目立ちませんが、赤い糸や生地の色と異なる糸だと目立ちます。
糸くずやごみをきれいに取り除いてから接着芯を貼りましょう。
接着芯を貼ったら動かなさい
アイロンの熱で接着した芯地はすぐに動かすと接着剤がくっついて固まっておらずはがれることがあります。
接着したら熱が落ち着くまで触らずに待っていてくださいね。
これでOK!接着芯がきれいに貼れる
接着芯を貼ったら型紙を写し、裁ちばさみでカットして使用してください。
接着芯を使えるとソーイングの幅が広がり、仕上がりもとってもきれいです。
たくさん活用してください。
今回使用した接着芯
今回使用したのはnunocotofabricで販売中の
接着芯(アイロン接着あり/薄手ソフトタイプ/ポリエステル)洋服芯地122cm幅。
洋服作りに役立つ、薄手ソフトタイプのアイロン接着タイプです。