ソムリエエプロン(ロングカフェエプロン)の作り方【型紙不要】

ソムリエエプロンってご存知ですか?
ギャルソンエプロンやサロンエプロン、ロングカフェエプロンとも言ったりもするようですが、たとえばソムリエの方がしているような、腰から下の長めのエプロンのことです。
今回はそんな、ソムリエエプロンの作り方を紹介します。
◎モデル身長:163cm
ささっと身に付けられるソムリエエプロンは、家に一枚あるとちょうど良いですよ。
ぜひ、好きな柄の生地、無地生地などで作ってみてくださいね。素材はオックス、ツイル、キャンバス生地などが向いています。お好みでどうぞ。
ソムリエエプロンの材料
※仕上がりサイズ:タテ80cm×ヨコ105cm
■用尺:130cm×布幅■各パーツのカットサイズ(ぬいしろ込)
・お好きな布:
(本体パーツ)タテ86cm×ヨコ109cmを1枚
(腰ひもパーツ)タテ6cm×ヨコ109cmを2枚
(ポケットパーツ)タテ25cm×ヨコ22cmを1枚
ソムリエエプロンの作り方
【作業時間】90分 レベル★☆☆
1.腰ひもパーツを作る
腰ひもパーツのヨコの辺を内側に5mmずつ折り込んでアイロンをかけて折り目をつけます。
アイロンで折り目をつけた腰ひもパーツをタテ半分に折ってアイロンをかけます。
タテ辺は片側だけ端を処理をしてステッチをかけ、布ひもを作ります。
布ひもの詳しい作り方については、『もう失敗しない!簡単&きれいな「布ひも」の作り方』をご覧ください。
布ひもを2本作りました。
2.ポケットパーツを作る
ポケットパーツのタテの2辺と下の辺にジグザグミシンかロックミシンをかけます。
タテの2辺と下の辺を内側に1cm折り込み、アイロンで折り目をつけます。
上の辺は5mm→1.5cmで三つ折りにし、ミシンでステッチをかけます。
3.エプロン本体を縫う
本体パーツのヨコの辺上下とも内側に5mm→2.5cmで三つ折りしてアイロンをかけます。
三つ折りしたところにミシンでステッチをかけます。
上下の辺ともステッチをかけました。
4.エプロン本体に腰ひもをつける
本体パーツの表面のタテ辺両側上端のはじに、写真のように腰ひもの端を処理していない側を縫いとめます。
腰ひもを縫いとめた状態でタテ辺両側を内側に1cm→1cmで三つ折りし、アイロンをかけます。
三つ折りしたところにミシンでステッチをかけます。
腰ひもを開いてアイロンをかけ、端の部分にステッチをかけます。
5.エプロン本体にポケットをつける
ポケットをつけたい位置に、垂直水平にポケットパーツを置き、まち針でとめます。
今回作ったソムリエエプロンは、上端から13cm、右端から20cmのところにポケットをつけました。
ポケットの口の縫い目とところから縫い始め、補強のために三角形になるようにしてポケットを縫い付けていきます。
三角形にすることが難しい方は、タテの辺をダブルステッチにしても良いです。
ポケットをぬいつけました。
ソムリエエプロンが完成!
ぴしっとアイロンをかけたら、ソムリエエプロンの完成です!
簡単にかっこいいエプロンが作れましたね。
ポケットの位置も主張しすぎず、使いやすく、良い位置ですね!
◎モデル身長:163cm
たっぷりめの布幅で作っているので、おしり部分もしっかり覆われるんです。
これ、割と重要ポイントですよね!!
ウエストでひもをきゅっと絞るこの瞬間が、気合が入るスイッチ(?)
男女兼用のシンプルなデザインのソムリエエプロン。
ぜひ一枚作ってみてください♪ 大柄は大胆に映えますし、小柄や無地も素敵だと思いますよ。
今回使った布はこちら
たくさんのまるが交わってできた、弾むように楽しげなリズムを感じるデザインのテキスタイルcommune(大)
前掛けタイプのエプロン
nunocoto fabricでは、他にも前掛けタイプのエプロンの作り方を紹介しています。・ギャルソンエプロン
・ツールエプロン(ワークエプロン)
・パペットみたいなパクパク型鍋つかみ(キッチンミトン)の作り方