食卓を彩る♪ランチョンマット(ランチクロス)3種の作り方
テーブルを汚したり傷つけたりしないために敷くランチョンマット(ランチマット)ですが、敷くことで料理をグッとおいしそうに見せたり、季節を感じさることもできるすぐれものなんです。テーブルクロスを敷くのも手ですが、季節のお花やカラーのデザインのランチョンマット(ランチマット)を敷くことで、食事の空間に奥行と楽しみが生まれますよ。
今回は、こどもから大人まで、活用できるランチョンマット(ランチマット)の作り方を3種ご紹介します。
入園・入学アイテムの給食ナプキンとして、そしてお弁当生活のお供、ランチクロスとしてもぜひご活用くださいね。四角い布を縫うだけなので、お裁縫 初心者さんの手作りにおすすめのアイテム。
1つめは、一枚仕立てのランチョンマット(ランチマット)。
角がすっきり、裏面も美しい額縁仕立ての作り方です。裏地なしのシンプルなデザインです。正方形で作ればお弁当を包むランチクロスにもなりますよ。
2つめは、リバーシブル(裏地あり)のランチョンマット(ランチマット)。
料理やイベントに合わせて、好きな方を使えます。
裏面は、こんなデザインになっています。
3つめは、切り替えタイプのランチョンマット(ランチマット)。
小さなハギレ布も有効活用できる上におしゃれ。そして、リバーシブル(裏地あり)で裏表使えます。こちらら、刺し子の生地を入れたり、フリルを付けるなどアレンジしてもかわいいですし、パーツを複数に分けてパッチワーク風デザインにしてもおしゃれです。
どれも簡単につくることができるので、ぜひお好きな布で作ってみてくださいね。
防水機能を兼ねそなえたい!という場合は、ラミネート生地を使用したり、予め生地をラミネート加工していただくのをおすすめします。
一枚仕立てのランチョンマット(額縁仕立て)の材料
■各パーツのカットサイズ(ぬいしろ込)
※仕上がりサイズ:タテ30cm×ヨコ45m
・布:タテ34cm×ヨコ49cmを1枚
一枚仕立てのランチョンマット(額縁仕立て)の作り方
【作業時間】20分 レベル★☆☆
1.角の処理をする
布の周囲4辺を1cm→1cmで内側に三つ折りしてアイロンをかけます。
4辺ともしっかりアイロンをかけました。
三つ折りしたところの二つ目の折り目だけ開いて、最初の折り目だけ折ってある状態にし、角を半分に折って45°にします。
表からみるとこうなっています。
角を半分に折った辺と2つ目の折り目(布端)が交わっているところから直角にチャコペンで線をひきます。
チャコペンで印をつけたところを縫います。
しっかりと返し縫いをして、ほつれないようにしましょう。
縫い目から3mm程度残してぬいしろをカットします。
残ったぬいしろを開き、角も開きます。
2.ランチョンマット(ランチマット)を縫う
周囲を最初につけた折り目に合わせて表に返し、ていねいにアイロンをかけます。
三つ折りした部分の内側の際をぐるっと一周ステッチをかけます。
一枚仕立てのランチョンマット(額縁仕立て)が完成!
さあ、これで一枚仕立てのランチョンマット(ランチマット)の完成です!!
簡単、そしてきれいに仕上がりました!
シンプルながらも使いやすいランチョンマット(ランチマット)です。
さて、次はリバーシブル(裏地あり)のランチョンマット(ランチマット)の作り方を紹介します。
リバーシブル(裏地あり)のランチョンマット(ランチマット)の材料
■各パーツのカットサイズ(ぬいしろ込)
※仕上がりサイズ:タテ30cm×ヨコ45m
・布A:タテ32cm×ヨコ47mを1枚
・布B:タテ32cm×ヨコ47mを1枚
リバーシブル(裏地あり)のランチョンマット(ランチマット)の作り方
【作業時間】20分 レベル★☆☆
1.2枚の布を縫い合わせる
2枚の布A、Bを中表で合わせ、まち針やクリップでとめます。
ぬいしろ1cmで周囲をぐるりと縫い合わせます。
この時返し口を作るのですが、後でタグをつけたい方は、メインの布を裏にした状態の左側(表に返したときに右側)に返し口をつけて下さいね。
角を縫い目から3mm程度のこしてカットします。
2.表に返す
返し口から表に返します。
目打ちで角をしっかり出します。
アイロンをかけて整えます。
タグをつけたい方は、返し口にタグをさしこんでまち針でとめます。
リバーブルのランチョンマット(ランチマット)が完成!
ぐるっと一周、際にステッチをかけたら(押さえミシン)、リバーブルのランチョンマット(ランチマット)の完成です!!
もちろん、リバーシブル(裏地あり)なので裏も使えます♪
さて、最後は切り替えタイプのランチョンマット(ランチマット)の作り方を紹介します。
切り替えタイプのランチョンマット(ランチマット)の材料
■各パーツのカットサイズ(ぬいしろ込)
※仕上がりサイズ:タテ30cm×ヨコ45m
・布A:タテ32cm×ヨコ32mを1枚
・布B:
(切り替えパーツ)タテ32cm×ヨコ17mを1枚
(裏パーツ)タテ32cm×ヨコ47mを1枚
切り替えタイプのランチョンマット(ランチマット)の作り方
【作業時間】20分 レベル★☆☆
1.切り替えパーツの布を縫い合わせる
切り替えパーツ2枚の布AとBを中表で合わせ、ぬいしろ1cmで縫い合わせます。
縫い合わせた布を開き、ぬいしろをアイロンで割ります。
2.両面の布を縫い合わせる
ここからの作り方は、リバーシブル(裏地あり)のランチョンマット(ランチマット)の作り方と同じです。縫い合わせた布と、もう1枚の布Bを中表で合わせ、ぬいしろ1cmで周囲を縫います。
返し口も忘れずに作っておきます。
切り替えタイプのランチョンマット(ランチマット)が完成!
表に返して目打ちで角を出し、アイロンで整えてぐるっと一周押さえミシンをかけたら、切り替えタイプのランチョンマット(ランチマット)の完成です!!
もちろん、このランチョンマット(ランチマット)も両面使えます。
ツリー模様の面はクリスマスパーティー用に、
無地でシルバー色の面はお正月や普段用に、と、イベントで使い分けられるのも良いですね♪
普段使いに季節やイベントに合わせて、色々と作ってみてくださいね~!
今回使った布はこちら
・テキスタイルデザインの王道モチーフ「ミモザ」を、マスキングテープを貼り合わせて作った立体感のあるテクスチャが特徴、mimosa -ミモザ-/デザイナー:フミノナ
柔らかにつながっている輪のデザインがポジティブな気持ちにしてくれるデザインのテキスタイル、hoop(グリーン)。
色違いのhoop(イエロー)。
水彩画のような大きめの草花をモチーフにしたデザインのテキスタイル、wild flower(ホワイト)。
入園・入学準備に!こどもサイズのランチョンマット(給食ナプキン)の作り方はこちらを参考にしてくださいね。
一般的な保育園・幼稚園サイズで紹介しています。小学校のサイズ指定がある場合は、指定サイズを参考にしてくださいね。切り替えがとってもかわいいデザインです。
ランチョンマット(ランチマット)作りにおすすめの生地・素材
◎ツイル(1枚仕立てに最適!)
◎オックス(2枚仕立て/裏地あり・リバーシブルに最適!)
〇コットンリネン(ビエラ)
△ダブルガーゼ、キャンバス
×ローン
※当店のオックス生地は、一般的なシーチングほどの厚みのため、2枚仕立て/裏地あり・リバーシブルのランチョンマットにおすすめです。一般的なオックス生地でしたら、1枚仕立てに最適な厚みです。
おしゃれでかわいいランチョンマット おすすめの生地
手作りランチョンマットにおすすめの、おしゃれでかわいい生地デザインをまとめました。生地選びの参考にしていただけたら嬉しいです。
naminami sticks
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ツギハギ
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Humming Bird
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旅立ち
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namima
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nami
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Petites fleurs
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カスミソウ |