【無料型紙】紙袋風ランチバッグの作り方(お弁当袋)
紙袋の口をくるくると折り返したような、シンプルなお弁当袋(ランチバッグタイプ)の作り方を紹介します。
巾着タイプとはひと味違う、ちょっとおしゃれなお弁当袋。入れるものの深さを選ばないので、紙パックのジュースも立てて入れることができますよ。
強度を上げるため、裏生地を付けた2枚仕立て。裏地を水に強い生地(ラミネート生地やナイロン生地など)にしたり、保冷シートにしたりすれば、防水・保冷効果のあるランチバッグになります。
作り方は表地、裏地をそれぞれ同じ形にして、最後に重ねて縫うだけと、とっても簡単。接着芯などもいらないので、初心者の方も作りやすいデザインです。
紙袋風ランチバッグの無料型紙(製図)
※クリックするとA4サイズの製図が見られます。印刷する際は100%で出力してください。
紙袋風ランチバッグ(お弁当袋)のサイズ・材料
※仕上がりサイズ:タテ34cm×ヨコ18cm×マチ12cm
(大人のお弁当箱が入るサイズです)
- 表布:タテ42cm×ヨコ32cm 2枚
- 裏布:タテ42cm×ヨコ32cm 2枚
- マジックテープ(2cm幅):10cm
今回のランチバッグで使用する生地
stripe(エメラルド×グレー)
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IRO MUJI(ペールグレー)
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紙袋風ランチバッグ(お弁当袋)の作り方
1.表地・裏地を縫い合わせる
表地同士、裏地同士をそれぞれ中表に合わせます。
下図のように、コの字に縫い合わせます(縫い代1cm)。
裏地は、返し口を6cm開けておいてください。
2.縫い代をアイロンで割る
表地裏地それぞれの縫い代を開いて、アイロンで割します。このとき裏地の返し口も同様に、縫い代をアイロンで折っておきましょう。
3.表地・裏地それぞれに底マチをつくる
表地・裏地それぞれ、底の角(丸で囲んでいる部分)を三角にたたみます。
脇と底の縫い目が重なるようにたたむと、底がきれいな長方形に仕上がります。
下図のように、折りたたんだマチが12cmになる位置で縫います。
マチの縫い代を1cm残してカットします。
4.本体を縫い合わせる
表地の袋の中に、裏地の袋を中表に入れます。
袋口を縫い代8mmで縫います。
袋口を表地側に1cm倒し、アイロンをかけます。先ほど袋口を縫ったときは縫い代8mmでしたが、ここでは1cm折ってください。
返し口から表に返します。
返し口にコバステッチ(縫い代1mm程度)をかけて、閉じます。
全体をアイロンで整えます。
5.紙袋風にするために、ステッチをかける
下図のように、4辺にステッチを入れます。
底辺の両脇2か所にもステッチを入れます。
6.マジックテープを付けて完成
底辺から12.5cmのところと、反対側の上部から3.5cmのところにマジックテープを付けたら完成です。
紙袋風ランチバッグ(お弁当袋)の使い方
袋口をくるくるっとまるめて、マジックテープをとめて使います。
高さに余裕があるので、お弁当箱やサンドイッチなど、いろんな形のものが入れられますよ。
簡単だから、色々な生地で作りましょう!
紙袋風ランチバッグ(お弁当袋)の作り方で使用した生地
stripe(エメラルド×グレー)880円~
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IRO MUJI(ペールグレー)880円~
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表地で使用したのは、シンプルなストライプ柄の「stripe(エメラルド×グレー)」。ストライプは人気の定番柄ですが、手書きのニュアンスが加わったおしゃれなデザインです。
裏地には「IRO MUJI(ペールグレー)」を使用しました。ペールグレーのほかにもカラーバリエーションが豊富なので、表地に合わせてぴったりの色を見つけて下さいね。
サンプルで使用した生地はこちらです。あわせてチェックしてみて下さいね。
かわいいランチバッグが作れるおすすめのデザイン
ニューレトロ斜めストライプ(ピンク×ラテ)
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Tatami
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Tsuno(マルチ)
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Multi stripe(ブルー&グレー)
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mountain wind(ブルー)
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asatokaze(joy)
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