お弁当袋(ランチバッグタイプ)の無料型紙・製図と作り方

【作業時間】50分 レベル★★☆☆☆
紙袋の口をくるくると折り返したような、シンプルなお弁当袋(ランチバッグタイプ)の作り方を紹介します。巾着タイプとは違ったスタイリッシュな形なので大人のお弁当袋におすすめです。
入れるものの深さを選ばないので、紙パックのジュースも立てて入れることができます。
強度を上げるため、裏生地との2枚仕立てにしてあります。裏地をラミネート生地やナイロン生地などの水に強い生地にしたり、保冷シートにすると、防水効果や、保冷効果のあるランチバッグになります。
作り方は表地、裏地をそれぞれ同じ形にして、最後に重ねて縫うだけと、とっても簡単。接着芯などもいらないので、初心者の方も作りやすいデザインです。
お弁当袋(ランチバッグタイプ)の製図・型紙と作り方
※クリックするとA4サイズの製図が見られます。印刷する際は100%で出力してください。

お弁当袋(ランチバッグタイプ)の材料
※仕上がりサイズ
タテ34cm ヨコ18cm マチ12cm
大人のお弁当箱がらくらく入るサイズです!
■各パーツのカットサイズ
・表布 タテ42cm ヨコ32cmを2枚
・裏布 タテ42cm ヨコ32cmを2枚
・マジックテープ(2cm幅)10cm
お弁当袋(ランチバッグタイプ)の作り方
1.布を裁断する
表布、裏布ともに同じサイズの長方形を2枚ずつカットします。
2.表地・裏地を縫い合わせる
表地同士、裏地同士をそれぞれ中表に合わせ、縫代1cmで、図のように縫い合わせます。
裏地は、返し口を6cm残してください。
3.縫代をアイロンで割る
表地、裏地それぞれの縫代を開いてアイロンで割る。 ※裏地の返し口も縫代をアイロンで折っておく。
こんな風になります。
4.表地、裏地それぞれに底マチをつくる
表地・裏地それぞれの左右の底の角(丸で囲んでいる部分)を三角にたたみます。
脇と底の縫い目が重なるようにたたむと、底がきれいな長方形に仕上がります。
図のように底辺が12cmになる位置にステッチを入れます。
左右のマチの縫代をそれぞれ、1cm残してカットします。
5.本体を一緒に縫い合わせる
表地本体と裏地本体を中表に合わせ、袋口から8mmにぐるりとステッチを入れる。
袋口の縫代1cmを表地側に倒し、アイロンをかけます。
返し口から表に返します。
返し口を1mmで縫い合わせます。
全体をアイロンで整えます。
こんな形になります。
図のように4辺にステッチを入れます。
底辺の両脇2か所にもステッチを入れます。
6.マジックテープを付けて完成
底辺から12.5cmのところと、反対側の上部から3.5cmのところにマジックテープを付ける。
袋口をくるくるっとまるめて、マジックテープをとめれば、完成です!
高さに余裕があるので、お弁当箱や、サンドイッチなど、いろんな形のものが入れられます。
使わないときは、コンパクトにたたんでおけます。
ランチョンマットとおそろいにしてもかわいいですね。
100%コットン、リネン、コットンリネン、ブロード、キャラコ、シーチング、オックスなど。
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