贈る人ももらう人もみんな嬉しい！布製ご祝儀袋の作り方

【作業時間】30分　レベル★☆☆☆☆

最近、布のご祝儀袋をよく見かけますよね。
紙のご祝儀袋もかわいいものがたくさんありますが、かわいくても中身をありがたくいただいた後は捨ててしまうことがほとんどで、ちょっともったいない！

それに比べて布のご祝儀袋は、役目を終えたあともハンカチやインテリアファブリックなどとして使えるのがいいところ。
これなら贈る側もいただく側も、お互いが嬉しくなりますよね！

今回は、同じ大きさの２枚の布を中表で縫い合わせるだけで作れる、２枚合わせのご祝儀袋の作り方を紹介します。
２枚合わせというのがまた縁起がよく、結婚式のご祝儀にもぴったりです◎

２枚合わせのご祝儀袋の材料

■各パーツのカットサイズ（ぬいしろ込）

※仕上がりサイズ：タテ18cm×ヨコ9cm
・布A：タテ42cm×ヨコ24cmを1枚
・布B：タテ42cm×ヨコ24cmを1枚
・中袋：無地の万円袋、もしくは白い紙を1枚
・水引：3本程度
・短冊（白い紙）：タテ17.5cm×ヨコ3cmを1枚

２枚合わせのご祝儀袋の作り方

１．２枚の布を縫い合わせる

２枚の布を中表で重ね合わせ、ぬいしろ1cmでぐるりと１周縫い合わせます。
この時、上の辺に返し口を作りましょう。
ぬいしろの角を2mmほど残して斜めにカットします。（写真見にくくてごめんなさい。。）
返し口から表に返します。
目打ちで角を出したら、アイロンをしっかりとかけます。
返し口をコの字で縫いとじましょう。

２．中に封筒を入れてたたむ

表にしたい方を下にし、中央に封筒を置きます。
封筒の3/2くらいがかくれるように、左側を内側にパタンと折ります。
折った部分の半分程度を反対側に折り返します。
この時、折り返した横に少しだけ表の布が見えるようにします。
右側も内側にパタンと折ります。
反対側にひっくり返し、上側→下側の順に折ります。
上の端の部分は下の部分を少し開いて中にいれてしまいましょう。
表に返すとこんなふうになっています。

３．水引と短冊をつける

それぞれのお祝いにふさわしい結びを水引で作り、ご祝儀袋につけます。
結婚式には解けない結びの『あわじ結び』や『結び切り』『梅結び』などが良いようです。
ここでは梅結びをしてみました。
水引は100円ショップなどでも購入することができますよ～！作り方はいろいろなサイトでわかりやすく紹介されているので、検索してみてくださいね。ここでは省略します。
ちなみに、今回はじめて作ってみましたが、まぁ、それなりにできましたよ◎
裏側は結びきりにしました。

２枚合わせのご祝儀袋が完成！

短冊を水引ではさんだら、２枚合わせのご祝儀袋の完成です！！
短冊は和紙が向いていますが、白ければコピー用紙などでも大丈夫です。

布は２枚合わせになっているので、どちらを表にしても良いんですよ。

そして、水引で結びを作るのがめんどくさいー！！という方！！
100円均一などに売っている市販のご祝儀袋の水引をそのまま使っちゃえば簡単です！！
水引だけじゃなく、短冊も中袋もそのまま使えるのが嬉しいですね◎
水引は頑張って自分で作ってみて、短冊や中袋は市販のご祝儀袋のものを使うのも良いです。
（あわじ結びを作ってみました。）
これなら手作り感もたっぷりのままですね。
布は、ハンカチやランチョンマットなどにしてお使いいただけます♪
お好きな布で作れるので、入学などのお祝いを包むのにもぴったり。
ハギレで作れちゃうので、いろいろな布を組み合わせて作ってみてくださいね。
『今日の、布コンビ愛』シリーズで布の組み合わせをいろいろと紹介していますので、良かったらのぞいてみてください。