ポケット7つ!バッグインバッグ(インナーバッグ)の作り方【型紙不要】

今回は、あると便利で手放せない!簡単にできるバッグインバッグ(インナーバッグ)の作り方を紹介します。
タテ20cm×ヨコ28cm×マチ3cmの大きさで、B5サイズのノートやタブレットが入るサイズです。
ヨコ型でトートバッグの中に入れるのにぴったりのバッグインバッグですね。
マチありでいろいろなサイズのポケットが7つあるので、バッグの中の整理をしっかりとすることができます。
持ち手があるので、ひょいと持って運ぶこともできますよ。バッグを変える時の入れ替えにも便利な持ち手です。
動画で解説!バッグインバッグの作り方
バッグインバッグの作り方は、動画でも詳しく解説しています。ぜひチェックしてみてくださいね。
バッグインバッグの材料・裁断サイズ
【布の用尺】タタテ80cm×布幅(108cm)
本体布 | タテ42cm×ヨコ30cm 2枚 |
ポケット布1 | タテ32cm×ヨコ30cm 2枚 |
ポケット布2 | タテ22cm×ヨコ30cm 1枚 |
持ち手布 | タテ8cm×ヨコ32cm 2枚 |
接着芯 | タテ21cm×ヨコ30cm 2枚 |
スナップボタン | お好きな数(1~5組) |
できあがりサイズ
タテ20cm×ヨコ28cm×マチ3cm
バッグインバッグで使用した生地
※オックス生地を使用
バッグインバッグの作り方
1.接着芯を貼る
本体布のウラ面下側半分に接着芯を貼ります。
接着芯の貼り方については、『ポイントは2つだけ!接着芯の基本の貼り方』で詳しく説明しているのでご覧ください。
2枚とも接着芯を貼りました。
2.持ち手を縫う
持ち手用の布を半分に折りアイロンでしっかりと折り目をつけます。
いったん開き、真ん中につけた折り目に合わせて両側をパタンパタンと折ります。
再びパタンと半分に折ったら、両端にステッチします。
本体用の布を半分に折って中央に折り目をつけます。
本体用の布を開いたら、持ち手を折山(中央)から5mm下側に置き、写真の位置にステッチを入れます。
【point】端から6cmのステッチはしっかりと返し縫いしましょう。
3.ポケットを縫う
ポケット1と2をそれぞれ外表で半分に折り、アイロンでしっかりと折り目をつけます。
片方のポケット1にポケット2を下端で揃えて重ねたら、片側の端から8cmのところにステッチします。
ポケットの折山が上になるように重ねましょう。
さらに本体布に下端揃えで重ねたら、中心(端から15cm)のところと両サイドにステッチします。
もう片方の本体布にポケット1を下端合わせで重ね、両サイドにステッチします。
4.本体を縫い合わせる
ポケットを縫い付けた本体布同士を中表で合わせます。
【point】この時、接着芯を貼ってない上半分の方に少し大きめの返し口を作ります。

5.マチを作る
角を三角に折り、3cmのマチを作ります。
詳しいマチの作り方は、『2枚仕立て(裏地つき)バッグ・ポーチの底マチをきれいに作る方法』をご覧ください。
ぬいしろ1cm残してカットします。
6.おもてに返して袋口をステッチする
返し口からオモテに返します。
返し口を縫い閉じます。
接着芯を貼っていいない布を中にしまい、全体を整えたら袋口にアイロンをかけます。
袋口の折山から5mmのところをぐるりとステッチします。
【point】この時、持ち手を巻き込まないように気をつけましょう。
7.スナップボタンをつける
つけたいところにスナップボタンをつけましょう。どのポケットにどれだけつけても良いですが、本体自体のポケットには付けた方が良いですね。
『【基本】スナップボタンの種類と付け方』を参照の上、つけてみてくださいね。

バッグインバッグの完成です。
片面はいろいろなサイズのポケット5つ。
もう片面は大きなポケット1つ。本体の袋部分のポケットも合わせて7つのポケットがあります。
バッグインバッグに小物を整理しておけば、バッグを交換するのにとても便利ですよ。ぜひ作ってみてくださいね。
バッグインバッグで使用した生地
※オックス生地を使用
おしゃれでかわいいバッグインバッグ作りにおすすめのデザイン
ファッションのワンポイントに、おしゃれなプリントのバッグインバッグをバッグに忍ばせると気分があがりますよ。
当店の3,000柄のテキスタイルの中からおすすめのデザインをピックアップしました。
バッグインバッグ作りに適した生地素材は?
(nunocoto fabric取り扱い生地の中で、バッグインバッグ作りに適した生地素材)
- ◎…オックス
- ○…キャンバス、ツイル、キルティング
- △…コットンリネンビエラ、ローン、ダブルガーゼ
いろいろなバッグの作り方
nunocoto fabricでは、いろいろなバッグの作り方を紹介しています。