箱ティッシュがそのまま使えるポケットティッシュカバーの作り方2種

【作業時間】30分 レベル★★☆☆☆
春になりましたね~。
晴れた日はポカポカ気持ち良くて、外を散歩したくなりますよね。
と言うと、花粉症でお悩みの方たちに、
「この時期はできるだけ外に出たくないよ~!!花粉症つらいよ~!!」
と言われます。
そう、春は花粉症の時期でもあるんですよね。
我が家でも子どもたちが花粉症でつらそうなので、この時期は箱ティッシュをまとめ買いします。
とにかくたくさん鼻をかむため鼻の下が真っ赤になってしまうので、お肌に優しいしっとりとしたティッシュを買うのですが、このタイプのティッシュは高くてポケットティッシュで買うのはなかなかの出費なんですよね…。
そこで重宝するのが、箱ティッシュの中身を入れて使えるポケットティッシュカバー。
ポケットティッシュをわざわざ買いに行くストレスもなく、経済的にもありがたくて、一石二鳥なんですよ。
今回は、そんなポケットティッシュカバーの作り方を2つ紹介しちゃいます!
最初に紹介するのは、コンパクトタイプのポケットティッシュカバーです。
三つ折りでコンパクトなので、洋服のポケットに入れて持ち歩くのに便利ですよ。
2つめに紹介するのは、クロスタイプのポケットティッシュカバーです。
取り出し口部分の布がクロスしてあることで、ティッシュが出すぎないようにきゅっと抑えてくれる、優秀&簡単に作れるポケットティッシュカバーです。二つ折りで仕上げます。
コンパクトタイプのポケットティッシュカバーの材料
■各パーツのカットサイズ(ぬいしろ込)
・お好きな布:タテ25cm×ヨコ26cmを1枚
・ボタン:1個
・ひも:6~8cm※
※ボタンの大きさに合わせて下さい。ひも・リボン・ゴムひもなど、お好みのものを用意してくださいね。
コンパクトタイプのポケットティッシュカバーの作り方
1.布の両端を三つ折りで縫う
タテの辺を5mm→5mmで三つ折りし、アイロンをかけます。
三つ折りしたら、丁寧にステッチをかけます。
2.布の両端を中心で合わせる
ヨコの辺の中心にチャコペンで印をつけ、印に合わせてタテの辺を中表で折りたたみます。
ここがティッシュの取り出し口になりますよ~。
折りたたんだら、アイロンをかけてしっかり折り目をつけます。
3.ひもをつけて縫い合わせる
いったん布を開き、表面の下辺中心にひもをループにして縫い付けます。
縫う位置は端から5mmくらいのところです。
再び布を折り、ぬいしろ1cmで縫い合わせます。
ぬいしろをロックミシンまたはジグザグミシンで処理します。
4.取り出し口に仕上げのステッチをする
本体を表に返し、目打ちで角を出して整えます。
取り出し口部分の両側から5~6cmずつのところに印をつけます。
印をつけたところの取り出し口を、手縫いで縫い止めます。
これは口がこれ以上開かないようにするためですが、ゆるゆるしなくなるので絶対にやった方がいいですよ~。
ワンポイントにもなるので、好きな色の糸を使ってくださいね。
5.ボタンを縫い付ける
ポケットティッシュケースを三つ折りにしてみて、ボタンをつける位置を決めます。
三つ折り具合はお好みでどうぞ。
決めた位置にボタンをしっかりと縫い付けます。
コンパクトタイプのポケットティッシュカバーが完成!
中に箱ティッシュの中身を10枚くらい入れたら、コンパクトタイプのポケットティッシュカバーの完成です!!
三つ折りしてボタンをとめるとこんなかんじです。
ちっちゃいポーチみたいでかわいいですね♪
こども用と自分用、2つ作ってみました。
ズボンのポケットにちょうど良いサイズです♪
上にも書きましたが、取り出し口部分の布がクロスしてあるのがポイントです。
取り出し口部分の布を重ねてクロスすることで口がパカパカしないので、(ちょっと面倒な)仕上げのステッチを入れなくても良いんです!
最初に紹介したコンパクトタイプよりも少しだけ布を使いますが、簡単にできちゃいますよ~。
クロスタイプのポケットティッシュカバーの材料
■各パーツのカットサイズ(ぬいしろ込)
・お好きな布:タテ25cm×ヨコ32cmを1枚
・ボタン:1個
・ひも:6~8cm※
※ボタンの大きさに合わせて下さい。ひも・リボン・ゴムひもなど、お好みのものを用意してくださいね。
クロスタイプのポケットティッシュカバーの作り方
【作業時間】15分 レベル★☆☆
1.布の両端を三つ折りで縫う
タテの辺を5mm→5mmで三つ折りし、アイロンをかけます。
三つ折りしたら、丁寧にステッチをかけます。
2.取り出し口部分を折る
布の表に、ヨコ辺の中心と、中心から2.5cmずつに印をつけます。
それぞれ印1と印2のところで折りたたんだら、アイロンをかけてしっかり折り目をつけます。
3.ひもをつけて縫い合わせる
いったん布を開き、表面の下辺中心にひもをループにして縫い付けます。
縫う位置は端から5mmくらいのところです。
再び布を折るのですが、この時、重なりがクロスするようにして折り、クリップやまち針などでとめます。
ぬいしろ1cmで縫い合わせます。
ぬいしろをロックミシンまたはジグザグミシンで処理します。
4.ボタンを縫い付ける
本体を表に返し、目打ちで角を出して整えます。
本体の表側(取り出し口の反対側)の上端にボタンを縫い付けます。
こんなかんじになります。
クロスタイプのポケットティッシュカバーが完成!
中に箱ティッシュの中身を10枚くらい入れたら、
クロスタイプのポケットティッシュカバーの完成です!!
半分に折ってボタンをとめるとこんなかんじです。
ちょっと大きめの柄でもかわいいですね!
こちらのタイプも、大人用と子どもで作ってみました♪
入園入学準備グッズとしてもおすすめです。お子さまの好きな柄で作ってあげたら、朝の準備で忘れることもないかも!?
洋服のポケットに入れるにはちょっと大きめですが、コートのポケットやバッグの中に入れておくのにはバッチリ!!
今回、コンパクトタイプは三つ折り、クロスタイプは二つ折りで紹介しましたが、コンパクトタイプを二つ折り、クロスタイプを三つ折りで作っても大丈夫ですよ~!
クロスタイプを三つ折りにする場合、ポケットに入れると少しもこもこするので、ティッシュの量などで調整してみてくださいね。
また、布で作るならでは!で、同じ生地でハンカチを作ってもかわいいです♪
今回使った布はこちら
波打つ海の中におさかなさんがいるデザインのテキスタイル、osakana /デザイナー:堀川波
◎堀川波さんデザインの生地はこちら
生き生きと力強く咲くチューリップの花たちが描かれたデザインのテキスタイル、チューリップ(ピスタチオ)/デザイナー:大槻優美
◎大槻優美さんデザインの生地はこちら
レトロで可愛らしい動物たちのパペット人形がモチーフのテキスタイル、Animal Puppets(イエロー)/デザイナー:さこももみ
◎さこももみさんデザインの生地はこちら
水彩の筆で描いたようなボーダー柄の、テクスチャの魅力をシンプルに味わえるデザインテキスタイル、水彩ボーダー(パープル)/デザイナー:nunocoto fabricオリジナル
◎nunocoto fabricオリジナルの生地はこちら