箱ティッシュを持ち歩き!ポケットティッシュカバーの作り方
春になりましたね~。晴れた日はポカポカ気持ち良くて、外を散歩したくなりますよね。
と言うと、花粉症でお悩みの方たちに、「この時期はできるだけ外に出たくないよ~!!花粉症つらいよ~!!」と言われます。そう、春は花粉症の時期でもあるんですよね。
我が家でも子どもたちが花粉症でつらそうなので、この時期は箱ティッシュをまとめ買いします。とにかくたくさん鼻をかむため鼻の下が真っ赤になってしまうので、お肌に優しいしっとりとしたティッシュを買うのですが、このタイプのティッシュは高くて、ポケットティッシュで買うのはなかなかの出費…。
そこで重宝するのが、箱ティッシュの中身を入れて使える、ポケットティッシュカバー。ポケットティッシュをわざわざ買いに行くストレスもなく、経済的にもありがたくて、一石二鳥なんですよ。
今回は、そんなポケットティッシュカバーの作り方を2つ紹介しちゃいます!どちらも少ない布で簡単につくることができるので、ぜひ作ってみてくださいね。
【コンパクトタイプ】ボックスティッシュを持ち歩き!ポケットティッシュカバー
【作業時間】30分 レベル★★☆☆☆
最初に紹介するのは、コンパクトタイプのポケットティッシュカバー。
三つ折りの小さめサイズなので、洋服のポケットに入れて持ち歩くのに便利ですよ。
コンパクトタイプのポケットティッシュカバーの材料
- 布:タテ25cm×ヨコ26cm 1枚
- ボタン:1個
- ひも:6~8cm※
※ボタンの大きさに合わせて下さい。ひも・リボン・ゴムひもなど、お好みのものを用意してくださいね。
コンパクトタイプのポケットティッシュカバーで使用した生地
osakana 880円~
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水彩ボーダー(パープル)880円~
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【コンパクトタイプ】ボックスティッシュを持ち歩き!ポケットティッシュカバーの作り方
1.布の両端を三つ折りで縫う
タテの辺を5mm→5mmで三つ折りし、アイロンをかけます。
三つ折りしたら、丁寧にステッチをかけます。
2.布の両端を中心で合わせる
ヨコの辺(26cmの辺)の中心に、チャコペンで印をつけます。
印に合わせて、タテの辺を中表で折りたたみます。ここがティッシュの取り出し口になります。
折りたたんだら、アイロンをかけてしっかり折り目をつけます。
3.ひもをつけて縫い合わせる
いったん布を開き、表面の下辺の中心に、ひもをループにして縫い付けます。縫う位置は端から5mmくらいのところです。
再び布を折り、上下をぬいしろ1cmで縫い合わせます。
ぬいしろをロックミシン、またはジグザグミシンで処理します。
4.取り出し口に、仕上げのステッチをする
本体を表に返し、目打ちで角を出して整えます。
取り出し口の、両側から5~6cmずつのところに印をつけます。
印をつけたところを、手縫いで縫い止めます。これはティッシュの取り出し口が、これ以上開かないようにするためです。
ワンポイントにもなるので、好きな色の糸を使ってくださいね。
5.ボタンを縫い付ける
三つ折りにしてみて、ボタンをつける位置を決めます。三つ折り具合はお好みでどうぞ。
決めた位置にボタンをしっかりと縫い付けます。
6.ボックスティッシュの中身を入れて、完成!
コンパクトタイプのポケットティッシュカバーが完成!ボックスティッシュの中身を入れて使ってくださいね。
三つ折りしてボタンをとめるとこんなかんじです。ちっちゃいポーチみたいでかわいいですね♪
こども用と自分用、2つ作ってみました。
ズボンのポケットにちょうど良いサイズです♪
おそろいでハンカチを作ってもいいですね♪
【クロスタイプ】ボックスティッシュを持ち歩き!ポケットティッシュカバー
【作業時間】15分 レベル★☆☆
さて次は、クロスタイプのポケットティッシュカバーの作り方を紹介します。
ティッシュの取り出し口の布が重なっていて、クロスしているのがポイントです。取り出し口部分の布を重ねることで口がパカパカしないので、ちょっと面倒な仕上げのステッチを入れなくても良いんです!
最初に紹介したコンパクトタイプよりも少しだけ布を使いますが、簡単にできちゃいますよ~。
クロスタイプのポケットティッシュカバーの材料
- 布:タテ25cm×ヨコ32cm 1枚
- ボタン:1個
- ひも:6~8cm※
※ボタンの大きさに合わせて下さい。ひも・リボン・ゴムひもなど、お好みのものを用意してくださいね。
クロスタイプのポケットティッシュカバーで使用した生地
チューリップ(ピスタチオ)880円~
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Animal Puppets(イエロー)880円~
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【クロスタイプ】ボックスティッシュを持ち歩き!ポケットティッシュカバーの作り方
1.布の両端を三つ折りで縫う
タテの辺を5mm→5mmで三つ折りし、アイロンをかけます。
三つ折りしたら、丁寧にステッチをかけます。
2.ティッシュの取り出し口を折る
布のヨコ辺の中心に印を付けます。さらに中心から、2.5cmずつの位置にも印をつけます(印1・印2)。
印1に向かって、右側の布を折りたたみます。
さらに印2に向かって左側の布を折りたたみ、アイロンをかけてしっかり折り目をつけます。
3.ひもをつけて縫い合わせる
いったん布を開き、下辺の中心にひもをループにして縫い付けます。縫う位置は端から5mmくらいのところです。
中央がクロスするように折り、クリップやまち針などでとめます。
ぬいしろ1cmで上下を縫い合わせます。
ぬいしろをロックミシンまたはジグザグミシンで処理します。
4.ボタンを縫い付ける
本体を表に返し、目打ちで角を出して整えます。
ティッシュの取り出し口ではない面の、上端にボタンを縫い付けます。
クロスタイプのポケットティッシュカバーが完成!
中に箱ティッシュの中身を10枚くらい入れたら、クロスタイプのポケットティッシュカバーの完成です!!
半分に折ってボタンをとめるとこんなかんじです。ちょっと大きめの柄でもかわいいですね!
こちらのタイプも、大人用と子どもで作ってみました♪入園入学準備グッズとしてもおすすめです。
洋服のポケットに入れるにはちょっと大きめですが、コートのポケットやバッグの中に入れておくのにはバッチリ!!
ボックスティッシュを持ち歩ける!ポケットティッシュカバーで使用した生地
今回の作り方コラムで登場した生地をご紹介します。
osakana 880円~
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水彩ボーダー(パープル)880円~
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コンパクトタイプで使用したのは、波打つ海の中におさかなさんがいるデザインのテキスタイル「osakana」。
そして水彩の筆で描いたようなボーダー柄の、テクスチャの魅力をシンプルに味わえるデザインテキスタイル「水彩ボーダー(パープル)」です。
チューリップ(ピスタチオ)880円~
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Animal Puppets(イエロー)880円~
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クロスタイプのティッシュカバーで使用したのは、生き生きと力強く咲くチューリップの花たちが描かれたデザインのテキスタイル「チューリップ(ピスタチオ)」です。
そして、レトロで可愛らしい動物たちのパペット人形がモチーフのテキスタイル「Animal Puppets(イエロー)」。
このほかにもたくさんの生地デザインを揃えていますので、お気に入りの1枚を探してみて下さいね。