ドロップショルダーのショート丈ジャケットの作り方【ホームソーイング型紙シリーズNo.047】

こちらは【ホームソーイング型紙シリーズ】 No.047_ドロップショルダーのショート丈ジャケット 型紙をご購入いただいた方や、検討中の方に向けたページです。
このレシピでは、下記のドロップショルダージャケットの型紙を使用した作り方を紹介しています。
※本型紙および作り方を使用して制作した商用利用を目的とした販売、およびコンクール等応募作品として出品することはご遠慮ください。
ドロップショルダージャケット 仕上がりサイズ
フリーサイズ(1サイズ) | |
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着丈 | 55cm |
身幅 | 56cm |
裾幅 | 59cm |
袖丈 | 49cm |
ドロップショルダーのショート丈ジャケットの材料
【布の用尺】2m(布幅110cmの場合)
型紙 | 【ホームソーイング型紙シリーズ】No.047_ドロップショルダーのショート丈ジャケット |
生地 | 2m(布幅110cmの場合) |
片面接着芯 | 72cm×32cmを1枚 |
ボタン | 直径2cmを1個 |
生地は、コーデュロイ、リネンシャンブレー、デニム、ウールツイード、ウールサージ、ウールギャバジンなどの中厚手が向いています。
ドロップショルダージャケット サンプルで使用した生地
今回は市販の綿100%、コーデュロイ生地を使いました。
※柄合わせの必要がない総柄や小さな柄、または無地がおすすめです。
ドロップショルダージャケット 布の裁ち方図
下記の裁ち方図を参考に、布を裁断してくださいね。

裁断のポイント
前身頃・袖・前見返しは、必ず左右対称で取るようにします。布目を合わせてから裁断しましょう。
後ろ身頃は「わ」でとります。
合印の写し方や、型紙と布の裁断の仕方、型紙を扱うときのポイントなどは、ホームソーイング型紙シリーズの型紙の使い方(記号の読み方・裁断の仕方)でご確認くださいね。
縫い方のポイント
- ・ぬいしろは(指定の無い限り)1cmです。切り取った布端から1cm内側を縫います
- ・縫いはじめと縫いおわりは返し縫いをしましょう
- ・きれいな仕上げのためには、こまめにアイロンをかけるのがポイントです
ドロップショルダーのショート丈ジャケットの作り方
1.布を裁断する
今回は、コーデュロイ生地を使って仕立てました。
前身頃・袖・前見返しは左右対称に、後ろ身頃は「わ」で、裁断します。
2.接着芯を貼り、布端の処理をする
前身頃・後ろ身頃・袖の布端を、ロックミシンまたはジグザグミシンで始末しましょう。
前見返しと後ろ見返しは、先に接着芯を貼ってから、布端をロックミシンまたはジグザグミシンで始末します。
接着芯の貼り方は接着芯の基本の貼り方をご確認くださいね。
3.見返しパーツを縫い合わせる
前見返しと後ろ見返しを、中表に合わせて縫います。
ぬいしろは1.5cmです。
縫えたら、ぬいしろは割っておきましょう。
4.袖の準備
袖と袖口カフスを、中表に合わせて縫います。
ぬいしろは1cmです。
ぬいしろは、カフス側へ倒しておきましょう。
5.肩を縫い合わせる
前身頃と後ろ身頃の肩を、中表に合わせて縫います。
ぬいしろは1.5cmです。
縫えたら、ぬいしろは割っておきましょう。
6.衿と前端を仕上げる
身頃に見返しを付けていきます。
中表に重ねて、カーブはこまめにクリップで留めるかまち針を打ちましょう。
見返し端~衿~見返し端を、ぬいしろ1cmで縫い合わせます。
縫えたら、カーブ部分のぬいしろに切り込みを入れます。
縫い目を切らないように注意してくださいね。
ぬいしろは、見返し側へ2枚一緒に倒します。
見返しを表に返したら、アイロンで形を整えましょう。
布端から5mmで、前端から衿まわり、反対の前端までぐるりとステッチします。
7.袖をつけて、袖下~脇を仕上げる
身頃に袖を付けていきます。
右袖と左袖があるので間違えないように気を付けましょう。
合印が1本なのが前側、2本あるのが後ろ側です。
身頃と袖を、中表に重ねます。袖山・合印・端をしっかりと合わせてから間もとめていきましょう。
カーブを縫う時は、こまめにまち針を打つと仕上がりがきれいになりますよ。
ぬいしろ1cmで縫い合わせます。
縫えたら、ぬいしろは袖側へ倒しておきましょう。
次に、袖下~脇を縫います。
袖先から裾まで、ぬいしろ1.5cmで縫い合わせましょう。
縫えたら、ぬいしろは割っておきます。
反対側も、同様に仕上げましょう。
8.袖口カフスと裾を仕上げる
まず、カフスの布端を1cm折り込みます。袖とカフスを縫い合わせたステッチに沿って、カフスをたたみましょう。
※ステッチが見えるくらいがちょうどいいですよ。袖口を縫う時は、袖を表に返し、内側を縫い進めると縫いやすいですよ。
袖口カフスの完成です!
反対の袖口も、同様に仕上げましょう。
続いて、裾を仕上げていきます。
1.3cm→1.7cmの三つ折りにして、きわにステッチを掛けましょう。
9.ボタンを付ける
ボタンホールの位置を、型紙で確認してくださいね。
ボタン付け位置は、ボタンホールに合わせていくので印は不要です。
ボタンホールの縫い方は、お手持ちのミシンでご確認くださいね。
ボタンホールの穴のあけ方は、色々な方法があります。
失敗しない!ボタンホールの位置とあけ方をご参照ください。
ボタンホールをあけたら、ボタンを縫い付けましょう。
ドロップショルダーのショート丈ジャケットが完成です






ドロップショルダーのショート丈ジャケットで使用した生地
