トライアングルトートバッグの作り方【ホームソーイング型紙シリーズNo.44】

こちらは【ホームソーイング型紙シリーズ】No.44_トライアングルトートバッグ型紙　をご購入いただいた方や、検討中の方に向けたページです。

※本型紙および作り方を使用して制作した商用利用を目的とした販売、およびコンクール等応募作品として出品することはご遠慮ください。

トライアングルトートバッグ　仕上がりサイズ

※大・小2サイズの型紙です
・大サイズ
タテ約50cm×ヨコ約46cm×マチ幅7cm
・小サイズ
タテ約30cm×ヨコ約32cm×マチ幅5cm

トライアングルトートバッグの材料

【布の用尺】
・大サイズ　1.4m（布幅108cm）
・小サイズ　1m（布幅108cm）

型紙	【ホームソーイング型紙シリーズ】No.44_トライアングルトートバッグ
生地	大サイズ　1.4m 小サイズ　1m
持ち手用合皮	18cm×12cm

※生地は、キャンバス生地・帆布などの張りのある厚手生地がおすすめです

トライアングルトートバッグ　サンプルで使用した生地

Hundred Lines（グラデーションブラウン）（キャンバス素材）

布の裁ち方図

裁断のポイント
本体布は、必ず「わ」で取るようにします。布目を合わせてから裁断しましょう。
合印の写し方や、型紙と布の裁断の仕方、型紙を扱うときのポイントなどは、ホームソーイング型紙シリーズの型紙の使い方（記号の読み方・裁断の仕方）でご確認くださいね。

縫い方のポイント
※ぬいしろは（指定の無い限り）１cmです。切り取った布端から１cm内側を縫います
※縫いはじめと縫いおわりは返し縫いをしましょう
※きれいな仕上げのためには、こまめにアイロンをかけるのがポイントです

トライアングルトートバッグの作り方

（製作時間のめやす：1時間30分）

１．生地を裁断する

今回は、nunocoto fabricのキャンバス素材を使用しています。
本体布は、「わ」で取ります。
「合印」を忘れずに型紙から写しておきましょう。

２．本体布の端を縫う

本体布の布端を、三つ折りして縫います。
本体布の角は、ちょっと変わった形に裁断しましたね。
5mm→5mmの三つ折りにすると、ここがぴったり重なるんです。
アイロンをしっかりかけて三つ折りしましょう。
本体布２枚とも、三つ折りしたらステッチをかけます。
この角は後々隠れてしまうので、そこまでキレイに整えなくても大丈夫です。
なるべく厚みが出ないようにしましょう。

３．本体布を縫い合わせる

本体布2枚を、下の写真のように重ねます。
本体重ね位置と底中心の合印を合わせてくださいね。
クリップで留めます。
最初にステッチを入れた布端に沿って、まち針を打っておきます。

裏に返して、こちらにもまち針を打っておきましょう。

最初に入れた三つ折りのステッチに重ねて、本体布を縫い合わせます。
反対側も同様に。
こちらを縫う時は、生地が筒状になります。
このような時は、縫う箇所を内側にすると縫いやすいですよ。

４．底を縫いつける

本体に底布を縫い付けていきます。
本体と底布の、底中心の合印を合わせます。
まずは、長い辺から縫い合わせます。
この時、縫い始めと縫い終わりは1cm残しておきます。
ぬいしろ1cmで縫ったら、補強のため、その2-3mm外側にもう一本ステッチを入れましょう。
短い辺も同じように、縫い合わせます。
本体に底が付きました。
今回はキャンバス生地を使用しているため、内側になる布端の処理はしていません。
ほつれが気になる方は、ジグザグミシンまたはロックミシンをかけてくださいね。

５．持ち手をつける

持ち手を仕上げるために、まずは本体の持ち手部分を整えていきます。
持ち手部分を半分に折ります。
開いたら、下の写真のように、折り目に合わせてたたみます。
たたんだらアイロンで押さえ、形が崩れないようにステッチを入れます。
もう片方の持ち手部分もステッチを入れたら、ここで本体をオモテに返しましょう。
持ち手部分に、補強布を縫い付けます。
下の写真のように置いたら、ずれないようステッチをかけましょう。
（置く場所は、だいたいで大丈夫です）
補強布をクルッと巻き付けます。
後々、この上から持ち手を巻くので、なるべく細く仕上げましょう。
ずれないよう、ステッチをかけます。
持ち手の両端を1.5cm折り返し、ステッチをかけます。
（ここでは合皮を使用）
先ほど縫い付けた補強布の上から、持ち手を巻き付けます。
端を折り込んで整えます。
可能であれば、本体を避けてステッチをかけましょう。