リバーシブルにもなる!子どもバケットハットの作り方【無料型紙3サイズあり】

簡単に作れる子ども用バケットハット 作り方と型紙を無料公開
帽子作りは難しいイメージがありますが、型紙を使えばけっこう簡単に作れちゃうんです。
1種類の型紙で、片面でゴムひもをつけられるタイプのバケットハットと、


合わせてこちらもどうぞ!キャンバス生地で仕上げるこどもバケットハットのキット
4,000柄の中から好きなデザインの帽子が作れます。
バケットハットとは

バケットハットとは、ブリム(つば)が短めで下向きになっていて、逆さにするとバケツような形の帽子です。
短いブリムなので動き回りやすく、首の後ろもかくしてくれるので、子どもの外遊び用の帽子にぴったりの形ですよ。
子ども用バケットハット(3サイズ)の原寸型紙(2枚)
※クリックするとA4サイズの型紙が見られます。印刷する際は100%で出力してください

こちらの型紙で片面ゴムひも付きタイプとリバーシブルタイプ、両方のタイプを作ることができます。
子ども用バケットハットの材料・裁断サイズ
【布の用尺】タテ50cm × 布巾(108cm)
トップクラウン | 型紙参考 外布・内布それぞれ1枚ずつ |
サイドクラウン | 型紙参考 外布・内布それぞれ1枚ずつ |
ブリム | 型紙参考 外布・内布それぞれ2枚ずつ |
帽子用ゴムひも | 40cm 1本 |
できあがりサイズ
Sサイズ:50~52
Mサイズ:52~54
Lサイズ:54~56
子ども用バケットハットで使用した生地
※向きがある布でも作れますが、柄の向き上下左右(総柄)の布が作りやすくておすすめです。
子ども用バケットハット(片面・ゴムひも付き)の作り方
1.型紙を布に写してカットする
作りたいサイズの型紙をカットします。
ハトロン紙を半分に折り、折り山にサイドクラウンとブリムの『わ』の部分をあて、サイドクラウンとブリムの型紙を作ります。
『わ』については、【裁縫用語】型紙でよくみる「わ」ってなに?をご覧下さい。
ハトロン紙で作ったサイドクラウンとブリムをパタンと半分に折り、しっかりと折り目をつけます。
サイドクラウンは更に半分に折ります。
サイドクラウンとブリムの型紙を再びひろげます。この折り目が合印となります。
布のウラ面に型紙を置き、チャコペンで写します。
ぬいしろも描きましょう。ぬいしろ寸法は型紙に記載してあります。
トップクラウンの合印も忘れずに写しましょう。
2.外布のトップクラウンとサイドクラウンを縫い合わせる
外布のサイドクラウンを中表で半分に折り、ぬいしろ1cmで縫い合わせます。
ぬいしろを割り、両側に押さえミシンをします。この縫い目部分が帽子の後ろ側になります。
合印同士、合印と縫い目を目印に外布のトップクラウンとサイドクラウンを中表で合わせ、クリップやまち針でとめます。
柄の向きがある布の場合は、後ろ前を確認して合わせましょう。
ぬいしろ5mmでぐるりと1周で縫い合わせます。
ぬいしろを割り、両側に押さえミシンをします。
3.外布のクラウンとブリムを縫い合わせる
ブリムを中表で合わせ、両端をぬいしろ1cmで縫い合わせます。
ぬいしろを割り、両側に押さえミシンをします。この縫い目部分が帽子の両サイドになります。
合印同士、合印と縫い目を目印に外布のクラウンとブリムを中表で合わせ、クリップやまち針でとめます。
サイドクラウンの縫い目が後ろ側、ブリムの縫い目が両サイドとなるように合わせます。
ぬいしろ5mmでぐるりと1周で縫い合わせます。
4.内布のクラウンを縫い、ゴムひもを付ける
内布のサイドクラウンを中表で半分に折り、ぬいしろ1cmで縫い合わせます。
この時、返し口を作りましょう。
内布のトップクラウンとサイドクラウンをぬいしろ5mmで縫い合わせます。
ゴムひもを7cmと残りの長い部分にカットします。
長い方のゴムひもの片端を1cmほど折ってステッチし、端処理します。
7cmのゴムひもを半分に折り、端をサイドクラウンのサイド部分(合印)に仮縫いします。
長いゴムひもの端処理していない方を、反対側のサイドクラウンのサイド部分(合印)に仮縫いします。
外布のブリムと同様に内布のブリムを作り、内布のクラウンとぬいしろ5mmで中表で縫い合わせます。
5.外布と内布を縫い合わせる
外布と内布を中表で合わせ、クリップやまち針でとめます。前後左右を確認して合わせてくださいね。
ぬいしろ5mmでブリムをぐるりと1周縫い合わせます。
返し口から表に返したら、返し口はコの字閉じで縫い閉じましょう。
6.ブリムにステッチを入れる
ブリムにステッチを入れる時に巻き込まないよう、ゴムひもは結んでおきましょう。
マグネット定規などのガイドを使い、5mm間隔でブリムにステッチを入れていきます。
厚紙をマスキングテープでとめてガイドを作っても良いですね。
5mm間隔でステッチを入れました。
ここは目立つ部分なので、ゆっくり丁寧にステッチを入れましょう。
子ども用バケットハット(片面・ゴムひも付き)が完成!
これで、子ども用バケットハット(片面・ゴムひも付き)の完成です!!
ブリムが外布と内布ともキャンバス生地なので、パリッとしあがっていますね。
Mサイズを3歳半の子どもがかぶってみました。
ゴムひもはループに通し、子どものサイズに合わせて結びましょう。
さっそく遊びに行こー!!
どう?似合う?
ブリムを折ってかぶってもかわいいんです。
子ども用バケットハット(リバーシブル)の材料
- 【布の用尺】
- 布:50cm×布幅(外布と内布の合計)
- 【各パーツのカットサイズ】
- ・トップクラウン:型紙通りのもの 外布・内布それぞれ1枚ずつ
- ・サイドクラウン:型紙通りのもの 外布・内布それぞれ1枚ずつ
- ・ブリム:型紙通りのもの 外布・内布それぞれ2枚ずつ
- 【今回使った生地】
- 表布(柄):stampcheck(グリーン)※キャンバス素材
- 裏布(柄):日なた(グレー)※オックス素材
子ども用バケットハット(リバーシブル)の作り方
作り方は、子ども用バケットハット(片面・ゴムひも付き)作り方と同様です。(ゴムひもはつけません。)
子ども用バケットハット(リバーシブル)が完成!

ブリムのサイド部分を折るとテンガロンハットのようなシルエットになりますね。違う柄がちらりと見えてかわいいんです。
裏に返すと違う柄を楽しめます。
Lサイズを9歳の子どもがかぶってみました。
今日はこっちの柄の気分かなー。気分や洋服に合わせて変えられるのが嬉しいですね♪
子ども用バケットハット作りに使った布はこちら




子ども用バケットハット作りに向いている柄は?



子ども用バケットハットに適した生地素材は?
【外布】
【内布】

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