【型紙不要】肩が痛くならない！水筒ショルダーカバー（肩ひもカバー）の作り方　２種

製作時間のめやす：20～40分

肩が痛くならない！
２種類の水筒ショルダーカバーの作り方を紹介

遠足や運動会にはもちろんのこと、毎日大きな水筒を学校に持って行っている園児や小中学生は多く、もはや水筒は入園入学グッズのひとつ。
そんな必需品の水筒ですが、子どもの肩にショルダーベルト（肩ひも）が食い込んで痛そう、、、そんな場合は、ショルダーひもに取り付けるカバー（パッド）を作りませんか？お好きな布とキルティングがあれば簡単に作れますよ。

今回作り方を紹介するのは２種類の水筒ショルダーカバー。
くるりと巻く簡易なタイプと、パットにショルダーひもを挟めるフラップがついた本格的なタイプです。

外布の端から5mmくらいの位置にループ（フワフワ）面を四角く縫い付けます。
反対側の内布の端から5mmくらいの位置にフック（チクチク）面を四角く縫い付けます。
このような状態になっています。この時、返し口もきちんと縫い閉じられているのを確認してください。

水筒ショルダーカバー（簡易なタイプ）が完成！

これで、水筒ショルダーカバー（簡易なタイプ）の完成です！！
ショルダーベルトをくるりと巻いて、
面ファスナーでとめます。

水筒ショルダーカバー（本格的なタイプ）

※仕上がりサイズ：タテ25cm×ヨコ6cm※タテヨコ逆でもOKです

・パッド部分：タテ25cm×ヨコ6cm　外布・内布それぞれ1枚ずつ
・フラップ部分：タテ20cm×ヨコ5.5cm　外布・内布それぞれ２枚ずつ
・バイアステープ：70cm程度
・面ファスナー（2.5cm幅）：17cm　１組

外布（柄）：チェック＆ドット（ピンク）
内布（無地）：薄手キルティング生地（コットン・ギザギザ模様）

水筒ショルダーカバー（本格的なタイプ）の作り方

１．パッドパーツ布の角をカーブにカットする

パッドパーツの外布の短辺を半分に折ります。

三角に折り、折り目をつけます。（写真参照）

長辺も半分に折り、先ほどつけた折り目をガイドにしてカーブにカットします。（写真参照）

開くとこのようにカットされています。

パッドパーツの外布に合わせてパッドパーツの内布を同じ形にカットします。

２．フラップ部分を作る

フラップ部分の外布と内布をを中表で合わせます。
タテ１辺以外をぬいしろ1cmでコの字に縫い合わせます。左右対称になるようにしましょう。
角をぬいしろ3mm程度残してカットします。
表に返し、角を目打ちで整えたらアイロンで整えます。
片方の外布にループ（フワフワ）面、もう片方の内布にフック（チクチク）面を四角く縫い付けます。（処理してある方の端から3mmくらいの位置です。）

３．バイアステープを縫う

パッドパーツ表布の両側の端中央にフラップパーツを仮縫いします。
パッドパーツ内布と外表で合わせます。
バイアステープをクリップやまち針でとめていきます。スタート部分の端を1cm折り込んでおきましょう。
バイアステープをぐるりと１周まわしたら、1cm重ねてカットします。（写真参照）
バイアステープの折れ目にそって、ゆっくり丁寧に縫っていきます。
ぐるりと１周縫いました。
バイアステープをひっくり返し、クリップやまち針でとめます。
ぐるりと１周縫います。
反対面がきちんと縫えているのを確認しましょう。
バイアステープを縫うのが苦手な方は、手縫いで縫っても良いですね。
また、バイアステープの縫い方は、失敗しないバイアステープの基本の付け方（直線・角・カーブ・縫い終わり）で詳しく解説しているのでご覧ください。