手縫いでも簡単に作れる!ピンクッション(針山)の作り方 4種

今回は、手縫いでも簡単に作れるピンクッション(針山)の作り方を紹介します。
ベーシックなものから見た目がかわいいタイプまで、4種類あります。ぜひお好きなタイプのピンクッションを作ってみてくださいね。
もちろん、たくさん作ってもOK!まち針用、縫い針用、ミシン針用、と使い分けても良いですね。
手縫いでも簡単に作ることができます。こぎん刺しや刺繍を施した布で作っても素敵です。
【ご注意!】お子さまがいるご家庭で針を使う際は、取り扱いに充分ご注意下さいね。使う前に針の数を数え、使い終わったら数が合っているかご確認下さい。
今回レシピを紹介するピンクッション(針山)の種類




(どのタイプのピンクッションを作る時も、こんなに入らなそう!というくらい、両手いっぱいあふれるほどのわたを用意しましょう。)
シンプルな四角いピンクッションの材料・裁断サイズ
【布の用尺】10cm×18cm
布 | 10cm×18cm 1枚 |
わた | 両手にこんもり程度 |
丈夫な縫い糸 | 適量 |
できあがりサイズ
8cm×8cm
シンプルな四角いピンクッションで使用した生地
※オックス生地を使用
シンプルな四角いピンクッションの作り方
1.布を縫う
布を中表でパタンと半分に折ります。折り目をしっかりとつけておきます。
布端をぬいしろ1cmで縫い合わせます。この時、返し口を作っておきます。
縫い目と折り目を合わせるようにたたみ直します。ぬいしろは開いておきます。
布端2辺をぬいしろ1cmで縫い合わせます。
2.表に返し、ステッチをかける
布を表に返し、角を目打ちで整えたらアイロンをかけます。
周囲を5mmでぐるりとステッチします。(この工程はなくてもOKです。手縫いでブランケットステッチしても素敵ですよ。)
3.わたを詰める
返し口からどんどんわたを詰めます。
もうおなかいっぱい!というくらい詰めます。
返し口をコの字閉じで縫い閉じます。
しっかりと閉じました。
シンプルな四角いピンクッションが完成!
これで、シンプルな四角いピンクッションの完成です!!
サイコロ型ピンクッションの材料・裁断サイズ
【布の用尺】12cm×22cm
布 | 12cm×22cm 1枚 |
わた | 両手にこんもり程度 |
丈夫な縫い糸 | 適量 |
できあがりサイズ
6cm×6cm×高さ4cm
サイコロ型ピンクッションで使用した生地
※オックス生地を使用
サイコロ型ピンクッションの作り方
1.布を縫う
布を中表でパタンと半分に折ります。折り目をしっかりとつけておきます。
布端をぬいしろ1cmで縫い合わせます。この時、返し口を作っておきます。
縫い目と折り目を合わせるようにたたみ直します。ぬいしろは開いておきます。
布端2辺をぬいしろ1cmで縫い合わせます。
2.マチを作る
写真のように、縫い目に合わせて角を三角に折り、折り目をしっかりつけます。
いったん開き、折り目をガイド線にして角を写真のように折ります。縫い目がきちんと真ん中にくるようにしましょう。
マチが4cmになるように縫います。
4か所とも縫いました。
ぬいしろを1cm残してカットします。
3.表に返し、わたを詰める
布を表に返し、指で全体を整えます。
返し口からどんどんわたを詰めます。
もうおなかいっぱい!というくらい詰めます。
返し口をコの字閉じで縫い閉じます。
しっかりと閉じました。
サイコロ型ピンクッションの作り方が完成!
これで、サイコロ型ピンクッションの作り方の完成です!!
ひと手間加えてみよう
これで完成!でもOKですが、ひと手間加えると、サイコロ型ピンクッションがさらに使いやすくなりますよ。
返し口側から糸を通した針を刺して反対側に通し、2mmほど横にずらした部分に針を刺してまた返し口側に戻します。縫いはじめの糸は残しておきます。
縫いはじめの糸と縫い終わりの糸をぎゅぎゅーっと引っ張り、かた結びします。
これでOKです♪
ピンクッションを置いたときに安定し、さらに布がピンと張るので針が刺しやすくなりますよ。
花型ピンクッションの材料・裁断サイズ
【布の用尺】12cm×24cm
布 | 12cm×24cm 1枚 |
わた | 両手にこんもり程度 |
丈夫な縫い糸 | 適量 |
小さいボタンやビーズ | 1個※なくてもOK |
できあがりサイズ
直径10cm
花型ピンクッションで使用した生地
※オックス生地を使用
花型ピンクッションの材料の作り方
1.布を縫う
布を中表でパタンと半分に折ります。
直径10cm程度の円をチャコペンで描きます。ここでは、減ったテープの直径が大体10cmくらいだったので、テープで型をとりました。
描きました。
チャコペンの線をなぞるように縫い合わせます。
この時、返し口を作りましょう。
2.表に返し、印をつける
ぬいしろを5mm残してカットします。返し口部分は1cm残しましょう。
返し口部分のぬいしろを、チャコペンの線に合わせて折っておきます。カーブにそって丁寧に折りましょう。
表に返し、中に指を入れて全体を整えます。
パタンと半分に折ります。
さらに1/3に折り、しっかりと折り目をつけます。
折り目と中心にチャコペンで印をつけます。
3.わたを詰める
返し口からどんどんわたを詰めます。



3.糸で縛る
針に長めの糸を通します。









花型ピンクッションが完成!
これで、花型ピンクッションの完成です!!
土台つきピンクッションの材料・裁断サイズ
【布の用尺】12cm×24cm
布 | 12cm×24cm 1枚 |
わた | 両手にこんもり程度 |
土台の器容器 | 1個 |
丈夫な縫い糸 | 適量 |
ボンド | 適量 |
できあがりサイズ
土台の容器による
土台つきピンクッションで使用した生地
※オックス生地を使用
土台つきピンクッションの作り方
1.土台の器に合わせて布をカットする
土台の器に布をかぶせます。
ぎゅうぎゅうとわたを詰めます。あふれるほどに詰めましょう。
布をギュッと絞り、器とわたの量のバランスを確認します。
絞った根本をハサミでちょきんと切り落とします。
このようなかんじになっています。
いったんわたを避け、布のしわを伸ばします。
まるく整えます。
2.縫う
長めの糸を針に通します。
周囲をザクザクぐし縫いします。表面から縫い始めましょう。
ほつれやすい布の場合は、うちがわに5mmほど折りこんでから縫うと良いですよ。
ぐるりと1周縫ったら、少し口を絞っておきます。
3.わたを詰める
口からどんどんわたを詰めます。
縫いはじめの糸と縫い終わりの糸を両手に持ってギューッと絞ります。
さらに十字をかくように口を縫い合わせます。
しっかりと口が閉じました。
4.器と合わせる
器にボンドをたっぷりつけます。
口を下にしてクッションを器にはめ、目打ちやマイナスドライバーでぐいぐいと押し込みます。
土台つきピンクッションが完成!
ボンドが乾いたら、土台つきピンクッションの完成です!!
ピンクッション作りに使用した生地
※オックス生地を使用
おしゃれでかわいいピンクッションにおすすめのデザイン

ピンクッション作りに適した生地素材は?
(nunocoto fabric取り扱い生地)
※フェルトで作るのもおすすめです。
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