手縫いでも簡単に作れる!ピンクッション(針山)の作り方 4種

【作業時間】15~40分 レベル★★☆☆☆
今回は、手縫いでも簡単に作れるピンクッション(針山)の作り方を紹介します。
ベーシックなものから見た目がかわいいタイプまで、4種類あります。ぜひお好きなタイプのピンクッションを作ってみてくださいね。
もちろん、たくさん作ってもOK!まち針用、縫い針用、ミシン針用、と使い分けても良いですね。
手縫いでも簡単に作ることができます。こぎん刺しや刺繍を施した布で作っても素敵です。
【ご注意!】お子さまがいるご家庭で針を使う際は、取り扱いに充分ご注意下さいね。使う前に針の数を数え、使い終わったら数が合っているかご確認下さい。
今回レシピを紹介するピンクッション(針山)の種類




(どのタイプのピンクッションを作る時も、こんなに入らなそう!というくらい、両手いっぱいあふれるほどのわたを用意しましょう。)
シンプルな四角いピンクッションの材料
※仕上がりサイズ:8cm×8cm
- 【各パーツのカットサイズ】
- ・布:10cm×18cm 1枚
- ・わた:両手にこんもり程度
- ・丈夫な縫い糸
- 【今回使った生地】
- 布(柄):biwa(レッド)※オックス素材
シンプルな四角いピンクッションの作り方
1.布を縫う
布を中表でパタンと半分に折ります。折り目をしっかりとつけておきます。
布端をぬいしろ1cmで縫い合わせます。この時、返し口を作っておきます。
縫い目と折り目を合わせるようにたたみ直します。ぬいしろは開いておきます。
布端2辺をぬいしろ1cmで縫い合わせます。
2.表に返し、ステッチをかける
布を表に返し、角を目打ちで整えたらアイロンをかけます。
周囲を5mmでぐるりとステッチします。(この工程はなくてもOKです。手縫いでブランケットステッチしても素敵ですよ。)
3.わたを詰める
返し口からどんどんわたを詰めます。
もうおなかいっぱい!というくらい詰めます。
返し口をコの字閉じで縫い閉じます。
しっかりと閉じました。
シンプルな四角いピンクッションが完成!
これで、シンプルな四角いピンクッションの完成です!!
サイコロ型ピンクッションの材料
※仕上がりサイズ:6cm×6cm×高さ4cm
- 【各パーツのカットサイズ】
- ・布:12cm×22cm
- ・わた:手のひらいっぱい程度
- ・丈夫な縫い糸
- 【今回使った生地】
- 布(柄):peach field※オックス素材
サイコロ型ピンクッションの作り方
1.布を縫う
布を中表でパタンと半分に折ります。折り目をしっかりとつけておきます。
布端をぬいしろ1cmで縫い合わせます。この時、返し口を作っておきます。
縫い目と折り目を合わせるようにたたみ直します。ぬいしろは開いておきます。
布端2辺をぬいしろ1cmで縫い合わせます。
2.マチを作る
写真のように、縫い目に合わせて角を三角に折り、折り目をしっかりつけます。
いったん開き、折り目をガイド線にして角を写真のように折ります。縫い目がきちんと真ん中にくるようにしましょう。
マチが4cmになるように縫います。
4か所とも縫いました。
ぬいしろを1cm残してカットします。
3.表に返し、わたを詰める
布を表に返し、指で全体を整えます。
返し口からどんどんわたを詰めます。
もうおなかいっぱい!というくらい詰めます。
返し口をコの字閉じで縫い閉じます。
しっかりと閉じました。
サイコロ型ピンクッションの作り方が完成!
これで、サイコロ型ピンクッションの作り方の完成です!!
ひと手間加えてみよう
これで完成!でもOKですが、ひと手間加えると、サイコロ型ピンクッションがさらに使いやすくなりますよ。
返し口側から糸を通した針を刺して反対側に通し、2mmほど横にずらした部分に針を刺してまた返し口側に戻します。縫いはじめの糸は残しておきます。
縫いはじめの糸と縫い終わりの糸をぎゅぎゅーっと引っ張り、かた結びします。
これでOKです♪
ピンクッションを置いたときに安定し、さらに布がピンと張るので針が刺しやすくなりますよ。
花型ピンクッションの材料
※仕上がりサイズ:直径10cm
- 【各パーツのカットサイズ】
- ・布:12cm×24cm程度 1枚
- ・丈夫な縫い糸
- ・わた:両手にこんもり程度
- ・小さいボタンやビーズ:1個※なくてもOK
- 【今回使った生地】
- 布(柄):tiny flowers(ブルー)※オックス素材
花型ピンクッションの材料の作り方
1.布を縫う
布を中表でパタンと半分に折ります。
直径10cm程度の円をチャコペンで描きます。ここでは、減ったテープの直径が大体10cmくらいだったので、テープで型をとりました。
描きました。
チャコペンの線をなぞるように縫い合わせます。
この時、返し口を作りましょう。
2.表に返し、印をつける
ぬいしろを5mm残してカットします。返し口部分は1cm残しましょう。
返し口部分のぬいしろを、チャコペンの線に合わせて折っておきます。カーブにそって丁寧に折りましょう。
表に返し、中に指を入れて全体を整えます。
パタンと半分に折ります。
さらに1/3に折り、しっかりと折り目をつけます。
折り目と中心にチャコペンで印をつけます。
3.わたを詰める
返し口からどんどんわたを詰めます。



3.糸で縛る
針に長めの糸を通します。









花型ピンクッションが完成!
これで、花型ピンクッションの完成です!!
土台つきピンクッションの材料
※仕上がりサイズ:土台の容器による
- 【各パーツのカットサイズ】
- ・布:適量
- ・わた:両手にこんもり程度
- ・土台の器容器:1個
- ・丈夫な縫い糸
- ・ボンド
- 【今回使った生地】
- 布(柄):野に咲く mini(ウォームピンク×グリーン)※オックス素材
土台つきピンクッションの作り方
1.土台の器に合わせて布をカットする
土台の器に布をかぶせます。
ぎゅうぎゅうとわたを詰めます。あふれるほどに詰めましょう。
布をギュッと絞り、器とわたの量のバランスを確認します。
絞った根本をハサミでちょきんと切り落とします。
このようなかんじになっています。
いったんわたを避け、布のしわを伸ばします。
まるく整えます。
2.縫う
長めの糸を針に通します。
周囲をザクザクぐし縫いします。表面から縫い始めましょう。
ほつれやすい布の場合は、うちがわに5mmほど折りこんでから縫うと良いですよ。
ぐるりと1周縫ったら、少し口を絞っておきます。
3.わたを詰める
口からどんどんわたを詰めます。
縫いはじめの糸と縫い終わりの糸を両手に持ってギューッと絞ります。
さらに十字をかくように口を縫い合わせます。
しっかりと口が閉じました。
4.器と合わせる
器にボンドをたっぷりつけます。
口を下にしてクッションを器にはめ、目打ちやマイナスドライバーでぐいぐいと押し込みます。
土台つきピンクッションが完成!
ボンドが乾いたら、土台つきピンクッションの完成です!!
ピンクッション作りに使った布はこちら




ピンクッション作りに向いている柄は?



■ピンクッション作りに適した生地素材は?
(nunocoto fabric取り扱い生地)
※フェルトで作るのもおすすめです。
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