身軽におでかけ♪ミニサコッシュバッグの作り方

以前、『サッと持ち歩ける!持ち手付きサコッシュバッグの作り方』を紹介しましたが、今回はもっと小さめサイズのサコッシュバッグの作り方を紹介します。
スマホとお財布とハンカチとティッシュだけを入れて、身軽におでかけできちゃいます。
ショルダーひもに革ひもを使っているので、大人っぽく使うことができますよ。
小さめサコッシュバッグの材料
※仕上がりサイズ:タテ22cm×ヨコ16cm
■各パーツのカットサイズ(ぬいしろ込)・外布:タテ49cm×ヨコ18cmを1枚
・内布:タテ48cm×ヨコ18cmを1枚
・厚手の接着芯:タテ48cm×ヨコ18cmを1枚
・幅5mm程度の革ひも:124cmを1本
・マグネットホック:1組
小さめサコッシュバッグの作り方
【作業時間】30分 レベル★☆☆
1.外布を縫う
外布を中表でタテ半分に折り、両側をぬいしろ1cmで縫い合わせます。
外布のぬいしろをアイロンで割ります。
外布の口の縫い目の部分に革ひもを中表で縫い付けます。
このとき、ひもは下向き(ひもが外布の袋の中に入るかたち)で縫い付けてくださいね。
縫い付けました。
2.内布を縫う
内布の裏に厚手の接着芯を置き、上からアイロンを当てて貼ります。
内布面に接着芯の糊面を合わせてくださいね。
接着芯を貼るときは温度は中温にして、上から10秒ほど強く押さえつけながら、少しづつ位置をずらしてかけていきます。
内布に接着芯を貼り付けたものを中表でタテ半分に折り、両側をぬいしろ1cmで縫い合わせます。
この時、返し口をつけるのですが、接着芯を貼ってある布を裏返すため、少し大きめの返し口にしてくださいね。
縫った内布を表に返し、ヨコの中央、口から3.5cmのところにチャコペンで印をつけます。(2面とも印をつけます。)
印をつけたところにマグネットホックをあて、ニッパーや目打ちで割り足を差し込む穴をあけます。
(これは割り足タイプの場合です。カシメタイプの場合は、印をつけたところにカシメを通す穴をあけてくださいね。)
裏から座金を通し、オス・メスともつけます。
3.外布と内布を縫い合わせる
外布の袋の中に内布の袋を中表で入れて口を合わせ、クリップやまち針でとめます。
この時、両方の縫い目が合わさるようにしてくださいね。
口のぬいしろ2cmで縫い合わせます。
ミシンの押さえの形状によってはマグネットホックにあたってしまうため、その時はぬいしろを小さくして縫ってくださいね。
ぐるりと口の部分を縫いました。
小さめサコッシュバッグが完成!
返し口から表に返し、返し口を閉じます。
目打ちで角を整え、軽くアイロンをかけて整えたら、小さめサコッシュバッグの完成です!!
マグネットホックで口が閉まるので、かがんでも中に入っているものが落ちません。
さて、さっそく小さめサコッシュを肩にかけて、近所のカフェにお出かけしてみました。
今日はどんな食べ物があるかな~??
わぁ~、どれも美味しそう。。。
バナナマフィンに決めました!!
小さめサコッシュバッグから、さっとお財布を取り出してお会計。
あ~、美味しかった!!
スマホを取り出して、ちょっと休憩~♪
いかがですか?小さめサコッシュバッグでお出かけ、らくちんで良いですよね。
簡単に作れるので、ぜひ作ってみてくださいね。
そもそもサコッシュバッグって何?
サコッシュ(sacoche)とはフランス語で「肩かけのかばんや袋」を指しているそうです。
自転車レース時に、補給食を入れたものをチームのサポートスタッフから受け取ってジャージのポケットに入れて食べながら走るためのものだそうです。
今では、自転車に乗るときだけではなく旅行やまち歩きなどでも大活躍するアイテムとして人気があります。
今回使った布はこちら
ブロックチェックに滲んだ水彩のタッチが美しい、グラフィカルなデザインのテキスタイル、watercolor check(ブルー)。

こちらは色違いの、watercolor check(ミントブルー)。

他にも色違いのテキスタイルがあるので、ぜひのぞいてみてくださいね。
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