【裏地あり】基本の巾着袋の作り方(片ひもタイプ)
製作時間のめやす:20分
巾着袋の中でも最もシンプルな片ひもタイプ。裏地があるとむずかしくなる?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、意外とかんたん!そして、縫い目がしっかりと隠れるので、お気に入りの生地がローンなど薄手だったりする場合は、裏地付き巾着がだんぜんおすすめですよ!
マスクやコスメ入れに、そして、入園・入学アイテムの巾着作りにお役立ていただけたらと思います。片ひもタイプのミニ巾着は、コップ袋にぴったりですよ。
【裏地あり】基本の巾着袋の裁断サイズの出し方
このページでは、好きなサイズで作っていただけるよう、裁断サイズの出し方からご紹介します。今回は、裏地ありなので、生地は2枚。裏地なしの作り方は、【裏地なし】基本の巾着袋の作り方(片ひもタイプ)を参考にしてくださいね。
裁断サイズの求め方
タテ:仕上がりサイズ+4cm
ヨコ:仕上がりサイズ×2+2cm
タテ:仕上がりサイズ+4cm
ヨコ:仕上がりサイズ×2+2cm
巾着ひもの長さの求め方
袋口幅×2+15cm
袋口幅×2+15cm
【裏地あり】基本の巾着袋(片ひもタイプ)の材料・裁断サイズ
【布の用尺】表裏各タテ20cm × ヨコ30cm
表布 | タテ20cm×ヨコ30cm 1枚 |
裏布 | タテ20cm×ヨコ30cm 1枚 |
ひも | 43cm 1本 |
できあがりサイズ
タテ16cm×ヨコ14cm
【裏地あり】基本の巾着袋(片ひもタイプ)で使用した生地
※プリント生地はオックス生地を使用
※巾着の裏地には、シーチングがおすすめです
巾着袋の作り方
裏地あり・片ひもタイプの巾着袋の作り方は、見た目以上に簡単。そして、ぬいしろが見えないので仕上がりがきれいです。巾着にしたい生地が、薄手の場合は、ぜひ裏地付きで作ってみてくださいね。
手縫いの場合は、なみ縫いか半返し縫いで縫い合わせましょう。
1.本体を縫う
表布と裏布を内側に表面がくるように(中表に)重ねます。 上の部分(裁断サイズ30cmの方)を、ぬいしろ3cmで縫い合わせます。 ぬいしろを開いて、アイロンをかけます。
Point
縫代(ぬいしろ)とは?
ぬいしろは、布端から縫い線までの長さのことです。”ぬいしろ1cmで縫う”と書いてあったら、布端から1cmのところにミシンをかければOK! ミシンのガイド線に合わせるとまっすぐ縫えますよ。2cmまではガイドがついていますが、今回のように、3cmとぬいしろが大きい場合は、チャコペンなどで、予め線を引いておくと、まっすぐ縫えますよ。
ぬいしろを開いたら、内側が表(中表)になるように、タテに半分に折ります。
このとき、ぬいしろ部分はぴったりと重なるようにしましょう。
全体をまち針でとめます。
返し口(約7cm)とひも通し口(2cm)をのぞいて、ぬいしろ1cmで縫い合わせます。
縫代(ぬいしろ)とは?
ぬいしろは、布端から縫い線までの長さのことです。”ぬいしろ1cmで縫う”と書いてあったら、布端から1cmのところにミシンをかければOK! ミシンのガイド線に合わせるとまっすぐ縫えますよ。2cmまではガイドがついていますが、今回のように、3cmとぬいしろが大きい場合は、チャコペンなどで、予め線を引いておくと、まっすぐ縫えますよ。
Point
この時、ひも通し口の2ヶ所は、特に力がかかる部分なので、しっかり何度も返し縫いをしましょう。3往復くらいすると安心です。
この時、ひも通し口の2ヶ所は、特に力がかかる部分なので、しっかり何度も返し縫いをしましょう。3往復くらいすると安心です。
2.表に返す
点線に沿って角をカットします。 このとき、カットしたところがほつれてこないように、2mm程度残して切ってくださいね。 角をカットしました。 ぬいしろを折ってアイロンをかけます。長辺は、ぬいしろを開きます。 短辺は互い違いになるように、片側に折ってください。 角がこんな風になっていればOKです。
Point
ガーゼなどのほつれやすい生地の場合、ひも通し口部分のぬいしろに、端処理(ジグザグミシンまたはロックミシン)をしておきましょう。手縫いの場合は、巻きかがり縫いをしておきましょう。
返し口から表に返していきます。
表布の角は目打ちで丁寧に出しておきます。
ガーゼなどのほつれやすい生地の場合、ひも通し口部分のぬいしろに、端処理(ジグザグミシンまたはロックミシン)をしておきましょう。手縫いの場合は、巻きかがり縫いをしておきましょう。
Point
目打ちがない場合は、先のとがったもの(アメピン、つまようじ、お箸など)で代用できます。
角がツン!と整いました。
返し口を閉じます。ミシンの場合は、ぬいしろ2mm程度で縫うと、縫い目を落とさずきれいに縫えます。
手縫いのコの字まつりで閉じると、縫い目が見えず、仕上がりがさらにきれいになりますよ。
目打ちがない場合は、先のとがったもの(アメピン、つまようじ、お箸など)で代用できます。
3.ひも通し口を作る
裏布を表布の中に入れます。 このとき、裏布が表から見えないように、1mm内側にひかえます。 アイロンをかけます。 ぬいしろ2cmで縫います。
Point
巾着のサイズが小さい場合は、一度裏返し、のぞき込むようにすると縫いやすいです。
ぬいしろ2cmで縫えました。
アイロンをかけて、整えましょう。
これで本体の完成です。
巾着のサイズが小さい場合は、一度裏返し、のぞき込むようにすると縫いやすいです。
4.ひもを通す
ひも通し口から、ひもを通していきます。
Point
ひも通しやゴム通しがない場合は、アメピンや、安全ピンなどで代用してもOK!
反対側からひもが出たら、
2本一緒に結びましょう。
裏地あり・片ひもタイプの巾着袋が完成しました!
今回作った、タテ:16cm×ヨコ14cm の巾着袋は、マスク入れや、コスメなどを入れるのに便利なサイズです。ひも通しやゴム通しがない場合は、アメピンや、安全ピンなどで代用してもOK!
そして、入園・入学グッズの必需品、コップ袋にもおすすめのサイズです。ぜひ作ってみてくださいね。
【裏地あり】基本の巾着袋(片ひもタイプ)に使用した生地
※プリント生地はオックス生地を使用
※巾着の裏地には、シーチングがおすすめです
いろんな巾着袋の作り方
今回ご紹介した以外にも、さまざまな巾着袋の作り方を紹介しています。 ぜひ参考にしてみてくださいね。
【片ひもタイプ/裏地なし】巾着袋の作り方
【片ひもタイプ/裏地あり】巾着袋の作り方
【両ひもタイプ/裏地なし】巾着袋の作り方
【両ひもタイプ/裏地あり】巾着袋の作り方
【裏地なし】お弁当袋(両ひも/マチあり巾着)の作り方
【裏地あり】お弁当袋(両ひも/マチあり巾着)の作り方
手縫いで作れる巾着袋(袋縫い)
巾着袋づくりのきほんの【き】
巾着袋づくりの基礎はこちらにまとめてありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。 入園グッズって、いったい何からそろえたらいいの?裏地、そして持ち手やひもに最適な素材の選び方がわからない。そんな方のためにお裁縫初心者さんにやさしい、裏地、持ち手、ひもなど必要な材料が全部そろったキットもあります! 「nunocoto fabric 入園・入学グッズ手作りキット(6点セット)」があれば、入園・入学のマストアイテムが必ず揃う!と言っても過言ではない!?
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