かがり縫いのやり方とコツ(手縫い)

■ 目次
かがり縫いって何?
かがり縫い、いつ使う?
かがり縫い「巻きかがり」
―巻きかがり縫いのやり方
―ぬいしろの始末の巻きかがり縫い(手縫い巾着袋など)
―巻きかがり縫いのコツ
かがり縫い「縁かがり(ブランケットステッチ)」
―縁かがり縫い(ブランケットステッチ)のやり方
―縁かがり縫い(ブランケットステッチ)途中で糸を変える
―縁かがり縫い(ブランケットステッチ)のコツ
ワッペン・アップリケの付け方
―巻きかがり縫い
―縁かがり縫い
似ているけど違う「かがり縫い」と「たてまつり縫い」
―ぬいしろの始末の巻きかがり縫い(手縫い巾着袋など)
―巻きかがり縫いのコツ
―縁かがり縫い(ブランケットステッチ)途中で糸を変える
―縁かがり縫い(ブランケットステッチ)のコツ
―縁かがり縫い
かがり縫いって何?
かがり縫いとは、生地の端がほつれないよう布端を糸で巻き込むように縫う縫い方です。 用途や見た目によって、巻きかがり縫いと縁かがり縫いがあります。
かがり縫い、いつ使う?
穴が開いてしまったときに補修する場合や、フェルトを使ってマスコットを作るときなどに使用します。 布端がほつれないよう糸で巻き込むように縫ったり、 見た目に可愛くデザインの一部として、糸の色を目立たせたりしながら縫いますよ。 ブランケットの縁などでよく見ますね。 そのため、かがり縫いのひとつ「縁かがり縫い」は、ブランケットステッチとも呼ばれています。目次に戻る▶▶
かがり縫い「巻きかがり」
巻きかがり縫いとは、くるくると一方向から針を刺し、布端をくるんでいく縫い方です。
巻きかがりのやり方
縫い始めは、玉結びを作り生地の内側から刺します。









ぬいしろの始末の巻きかがり縫い
手縫いで巾着袋や、ベビー服を作る場合に使える縫い方です。 袋縫いや、折り伏せ縫いもいいですがこの方法も覚えておいて用途や好みに合わせて使い分けてみましょう。 その他の手縫いのぬいしろの始末はコチラ⇒袋縫い・折り伏せ縫い・割り伏せ縫い 今回は縫い合わせてから縫い代の始末をしていますが、作るものによっては先に布端の始末をしてから縫い合わせても良いですね。 それではやっていきましょう。 2枚の布を縫い合わせてぬいしろを割ります。




巻きかがりのコツ
巻きかがり縫いのコツは、縫い目の幅を均等にする! これに限ると言っていいほど大切です。 慣れるまでは、チャコペンなどで針を通す位置に印をつけると良いでしょう。
目次に戻る▶▶
かがり縫い「縁かがり縫い(ブランケットステッチ)」
刺繍糸で布の縁をかがる技法で、毛布(ブランケット)の縁取りに使われたことからブランケットステッチと呼ばれています。縁かがり(ブランケットステッチ)のやり方
縫い始めは、玉結びを作り生地の内側から刺します。













縁かがり(ブランケットステッチ)途中で糸を変える
糸が途中で短くなってしまった、色を変えたいなどの場合の方法です。 1枚だけに針を刺し、玉止めします。



縁かがり(ブランケットステッチ)のコツ
縁かがり縫い(ブランケットステッチ)のコツは、糸を引きすぎない。 そして、糸目の幅をそろえる。です。
目次に戻る▶▶
ワッペン・アップリケの付け方
子どものズボンに穴があいた、可愛いワッペンを見つけたから、かばんに付けたいな、などなど ワッペン・アップリケの付け方は、今回ご紹介の「巻きかがり縫い」と「縁かがり縫い」で付けられますよ。
それは言語の違いです。
つまり言っていることは同じで、「布に別の小布を縫いつけて模様としたもの」のことなんです。
巻きかがり縫い
玉止めした針を内側から刺します。

キワに刺す際は、ワッペンからの縫い目が直角になるように整えましょう。
仕上がりがきれいになります。




こういう場合は、ワッペンの色と糸の色を合わせるといいですね。

縁かがり縫い
玉止めした針を内側から刺します。







糸の色を派手にして目立たせました。


目次に戻る▶▶
似ているけど違う「かがり縫い」と「たてまつり縫い」
よく似た縫い目に「たてまつり縫い」がありますね。 かがり縫いは縫い目が表に見えているとき、飾りや補修などに便利な縫い方です。 それに比べて「たてまつり縫い」は裾上げなどの時に 縫い目が表に見えないようにする縫い方です。 一見似ている縫い方ですが、用途が違うのでしっかりと使い分けましょう。 たてまつり縫いのやり方はまつり縫いのやり方をご覧ください。目次に戻る▶▶