手縫いでも作れる!ヘアバンド(ヘアターバン)の作り方2種
【作業時間】30分(ミシン)60分(手縫い)レベル★★★☆☆
梅雨から夏にかけてのムシムシと暑い時期は、髪をすっきりとあげるだけでも涼しいですよね。
そんなときにお役立ちのアイテム、ヘアバンド(ヘアターバン)。
ささっと短時間で髪をまとめられるだけでなく、コーディネートのワンポインとなるファッションアイテムとしても優秀です。
大人気のヘアターバンのレシピがキットになりました。
プリント生地・無地・ゴムなどの資材が全部セットになっているので届いたらすぐに作れます。プリント生地は当店で取り扱う3,000柄からデザインが選べますよ!
1.ねじりタイプのヘアバンド
トップのところでねじることでアクセントができ、表裏両方の布柄を楽しめるヘアバンドです。
ヘアバンドにチャレンジしたいけど、ボリュームがありすぎるタイプには少し抵抗がある、、という方にぴったりです。
2.リボンタイプのヘアバンド
トップの部分がリボンのようになるヘアターバンです。ほどよいボリューム感で、女性らしくキュートなタイプですね。
どちらも、少しの布で気軽に作ることができるので、ぜひお好きな布でトライしてみてくださ♪
安全ピンがあると簡単に作れるので、忘れずにご用意くださいね。
ねじりタイプのヘアバンドの材料
■各パーツのカットサイズ(ぬいしろ込)
・布A:
(本体)タテ11cm×ヨコ50cmを1枚
(ゴムカバー)タテ9cm×ヨコ33cm
・布:Bタテ11cm×ヨコ50cmを1枚
・ゴムひも:13cm(2cm幅)
・安全ピン(大きめ)
ねじりタイプのヘアバンドの作り方
1.本体部分を作る
本体パーツの布Aと布Bを中表であわせ、長辺2辺をぬいしろ1cmで縫い合わせます。
縫い合わせたら表に返します。
ていねいにアイロンをかけます。
2.ゴムカバー部分を作る
布を中表で半分に折り、長辺をぬいしろ1cmで縫い合わせます。
先端部分に安全ピンをつけます。
安全ピンをゴムカバーの中に入れ、そのままずるずると表に返します。
アイロンをかけます。このとき、両端を内側に1cm程度折ってアイロンをかけておくと、あとから本体布と縫い合わせるときに楽ですよ。
3.本体とゴム、ゴムカバーを縫い合わせる
本体の片側の端を写真のように布Aが表になるように折りたたみ、アイロンで折り目をしっかりとつけます。
もう片側の端は布Bが表になるように折りたたみ、アイロンで折り目をつけます。
写真の向きで本体の端にゴムひもを縫い付けます。
【point】たたんで厚みが出た布とゴムを縫い合わせるのはなかなか大変です。手縫いならがんばれますが、ミシンは強引に縫わない方が賢明です。厚手用の針に交換しましょう。(無理に普通布用の針で縫うと、針が折れてしまう場合があります)
厚手用の針にしてもミシンの進みが悪い場合は、奥の手!「手で回す」です。
少ししっかりめに2往復ぐらいで縫っておくと安心です。
ゴムひもの縫い付けていない方に安全ピンをつけ、ゴムカバーに通していきます。
本体布の片側とゴムがしっかり縫い合わさったら、先に作っておいたゴム通し部分の両端を1㎝内側に折り込んで、ゴムカバーをかぶせてステッチします。
すでにゴムと本体はつながっているので、ここは強めに縫う必要はありません。
反対側も同じように通し、本体の端にゴムひもを縫い付けます。
【point】この時、本体をねじった状態にして縫い付けるのを忘れずに◎
こちら側も同じようにゴムカバーをかぶせてステッチします。
かぶせる方はできれば手縫いで丁寧にまつり縫いをすると、きれいに仕上がりますよ。
ねじりタイプのヘアバンドが完成!
さあ、これでねじりタイプのヘアバンドが完成です!
さっそくつけてみました。
シンプルな服にワンポイントとして映えますね~♪
右向いて~
左向いて~
前から見ても横から見ても美しく、ねじれているのがよくわかりますね◎
1種類の布をねじって作っても良いですが、裏表で違う布だとシンプルでありながらもアクセントがついておもしろいです。
リボンタイプのヘアバンドの材料
■各パーツのカットサイズ(ぬいしろ込)
・お好きな布:
(本体)タテ26cm×ヨコ50cmを1枚
(わっか)タテ8cm×ヨコ8cmを1枚
(ゴムカバー)タテ9cm×ヨコ33cm
・ゴムひも:13cm(2cm幅)
・安全ピン(大きめ)
リボンタイプのヘアバンドの作り方
1.本体部分を作る
本体パーツのを中表で半分に折り、長辺をぬいしろ1cmで縫い合わせます。
縫い合わせたら表に返します。
ていねいにアイロンをかけます。
わっかパーツを写真のように折ります。
重なりがある方が表になるように半分に折り、ぬいしろ1cmで縫い合わせます。
表に返しましょう。
できあがったわっかの中に、じゃばら折りした本体を通していきます。
この時、わっかの重なりが上になっている方から通しましょう。
わっかが真ん中くらいまでくるようにします。
2.ゴムカバー部分を作る
布を中表で半分に折り、長辺をぬいしろ1cmで縫い合わせます。
ねじりタイプのヘアターバンの時のように先端部分に安全ピンをつけ、安全ピンをゴムカバーの中に入れてずるずると表に返します。
アイロンをかけます。このとき、両端を内側に1cm程度折ってアイロンをかけておくと、あとから本体布と縫い合わせるときに楽ですよ。
3.本体とゴム、ゴムカバーを縫い合わせる
本体の両端を写真のように折りたたみ、アイロンで折り目をしっかりとつけます。
写真の向きで本体の端にゴムひもを縫い付けます。
【point】たたんで厚みが出た布とゴムを縫い合わせるのはなかなか大変です。手縫いならがんばれますが、ミシンは強引に縫わない方が賢明です。厚手用の針に交換しましょう。(無理に普通布用の針で縫うと、針が折れてしまう場合があります)
厚手用の針にしてもミシンの進みが悪い場合は、奥の手!「手で回す」です。
少ししっかりめに2往復ぐらいで縫っておくと安心です。
ゴムひもの縫い付けていない方に安全ピンをつけ、ゴムカバーに通していきます。
どんどん通して、、
本体布の片側とゴムがしっかり縫い合わさったら、先に作っておいたゴム通し部分の両端を1㎝内側に折り込んで、ゴムカバーをかぶせてステッチします。
すでにゴムと本体はつながっているので、ここは強めに縫う必要はありません。
ミシンで縫うのが難しければ、手縫いでも大丈夫です。
かぶせる方はできれば手縫いで丁寧にまつり縫いをすると、きれいに仕上がりますよ。
リボンタイプのヘアバンドが完成!
反対側も同じように縫ったら、リボンタイプのヘアバンドが完成です!
さっそくつけてみました。
こちらもシンプルな服に映えてます♪
この布で作りました~!!
大人の女性がちょっと可愛すぎる(?)リボンタイプのヘアバンドには、こんな甘辛色・柄がよく合いますね。
いかがでしたか?
あっという間にできちゃいますよね。
今回使った布はこちら
・テキスタイルデザインの王道モチーフ「ミモザ」を、マスキングテープを貼り合わせて作った立体感のあるテクスチャが特徴、mimosa -ミモザ-/デザイナー:フミノナ
◎フミノナさんデザインの生地はこちら
・しんとした空間にささやかなインパクトを起こす、バター柄のテキスタイル、バター/デザイナー:ウナテユウコ
◎ウナテユウコさんデザインの生地はこちら
・あるだけでおしゃれに見えてしまう、アーティチョークがモチーフのテキスタイル、アーティチョーク(ブラック)/デザイナー:オオノ・マユミ
◎オオノ・マユミさんデザインの生地はこちら
今回は大人っぽいヘアバンドにしたかったので、くったりとした風合いの『コットンリネン(ビエラ)』を使ったのですが、しっかりとした生地の『オックス』でもヘアバンドには合いますよ。
■いろいろなヘアアクセサリーの作り方
他にも、違う種類のヘアターバンやシュシュ、ヘアゴム、ヘアバレッタなどのいろいろなヘアアクセサリーの作り方をたくさん紹介しています。 作り方はコチラから⇒『へアクセサリーの作り方』