バルーンスリーブのふんわりエアーブラウスの作り方【ホームソーイング型紙シリーズNo.068】

ちらは【ホームソーイング型紙シリーズ】No.068_バルーンスリーブのふんわりエアーブラウスを使用した作り方ページです。
身体をふわっと包んでくれるような、ギャザーたっぷりな立体感のあるブラウスができました。袖コンシャスなので一枚で印象的なコーディネートに。
綿ローンやリネンローン、レーヨン混のような柔らかい素材が映える一着になりそうです。
製作には下記の型紙が必要です。

※本型紙および作り方を使用して制作した商用利用を目的とした販売、およびコンクール等応募作品として出品することはご遠慮ください。
バルーンスリーブのふんわりエアーブラウス の仕上がりサイズ
※S/M/L の3サイズ展開です

| S | M | L | |
|---|---|---|---|
| 着丈 | 53cm | 55cm | 58cm |
| 袖丈 | 37cm | 38cm | 40cm |
| 身幅 | 63cm | 67cm | 71cm |
| 裾幅 | 72cm | 76cm | 80cm |
※平置きで採寸
バルーンスリーブのふんわりエアーブラウスの材料
【布の用尺】S…2.3m M…2.4m L…2.5m(布幅108cm)
| 型紙 | 【ホームソーイング型紙シリーズ】No.068_バルーンスリーブのふんわりエアーブラウス |
| 生地 S/M/L | 2.3m/2.4m/2.5m(布幅108cmの場合) |
| 接着芯 | 55cm×7cm |
| 袖口用ゴム S/M/L | 平ゴム(3mm幅) 40cm程度 ※全サイズ共通 または シャーリングゴム(1cm幅) 58cm/62cm/66cm |
| ボタン | 直径1cmを1個 |
生地は、リネンローン、綿ローン、ダブルガーゼ、コットンリネン、綿ブロードなどの、薄地~普通地程度の生地がおすすめです。
バルーンスリーブのふんわりエアーブラウス 布の裁ち方図
下記の裁ち方図を参考に、布を裁断してくださいね。

この型紙のポイント
ふんわりバルーン袖と身頃フロントにたっぷり入ったギャザーが可愛らしいパターンです。 ギャザーの寄せ方も詳しく紹介しています。ぬいしろ込みの型紙。
裁断のポイント
袖は、必ず左右対称で取るようにします。布目を合わせてから裁断しましょう。
衿は、布目線をバイアス目とタテ目で1枚ずつ(合計2枚)とります。
合印の写し方や、型紙と布の裁断の仕方、型紙を扱うときのポイントなどは、ホームソーイング型紙シリーズの型紙の使い方(記号の読み方・裁断の仕方)をご確認くださいね。
縫い方のポイント
・ぬいしろは(指定の無い限り)1cmです。切り取った布端から1cm内側を縫います
・縫いはじめと縫いおわりは返し縫いをしましょう
・きれいな仕上げのためには、こまめにアイロンをかけるのがポイントです
バルーンスリーブのふんわりエアーブラウスの作り方
(製作時間のめやす:3時間半)
ここからは、バルーンスリーブのふんわりエアーブラウスの作り方を詳しく解説していきます。下記の手順で縫い進めてみてくださいね。
1.布を裁断する
袖は「左右対称」でとります。
生地の(オモテ)と(ウラ)が分かりづらい生地は、裁断するときに「目印」をつけておくといいですよ。
袖口のゴムは、平ゴムタイプかシャーリングゴムタイプ、お好みに合わせてどちらか選べます。
タイプによって袖口の裁断ラインが違うので、気を付けてくださいね。


衿は、それぞれ布目線を、タテ目とバイアス目で1枚ずつ、合計2枚とります。

左右対称に裁断する方法は左右対称に裁つでご確認くださいね。
合印も忘れずにつけておきましょう。
2.接着芯を貼り、布端の処理をする
表衿(タテ目の方)のみ、ウラ側に接着芯を貼ります。
接着芯の貼り方は接着芯の基本の貼り方をご確認くださいね。
前後の身頃と袖の布端を、ロックミシンまたはジグザグミシンで始末しましょう。


3.ボタンループを作る
共布でボタンループを作ります。
下図のように、ボタンループ布を折りたたみましょう。
細くてちょっと縫いづらいですが、丁寧に縫い進めてみてくださいね。

4.後ろあきを縫う
後ろ身頃と見返しを中表に縫い合わせ、後ろあきを仕上げていきます。
まずは、見返しの後ろ中心に、あきどまりまでチャコペンで線を引きます。

後ろ身頃と見返しを、中表に重ねます。
後ろ中心を合わせ、まち針でとめましょう。
あきどまりまで引いた線に沿って、端から2cmだけ切り込みを入れます。
※2枚とも、切り込みを入れてくださいね。
ループを、ループ位置に仮留めします。
チャコペンの線を中心に5mm幅になるよう、あきどまりまでUの字にステッチをかけます。
縫えたら、チャコペンで引いた線に沿って、あきどまりまで切り込みを入れます。
あきどまりは細かく切り込みを入れておくと、オモテに返したときにきれいな仕上がりになりますので、丁寧に進めてみてくださいね。
※縫い目を切らないように気を付けてくださいね
アイロンで整えながら、見返しを後ろ身頃のウラ側へ返します。
見返しを1~2mmほど裏へひかえると、きれいな仕上がりになりますよ。

ここで、後ろ身頃を裏にひっくり返します。
見返しの端を折り込み、アイロンで整えたら、見返しの際にステッチをかけましょう。

これで、後ろあきが完成です!
オモテから見ると、こんな仕上がりになっています。
5.肩を縫う
前後の身頃を中表に重ね、肩を縫い合わせます。
ぬいしろは1.5cmです。
ぬいしろは、2枚一緒にロックミシンまたはジグザグミシンで始末し、後ろ身頃側へ倒しましょう。
6.袖をつける
袖にギャザーを入れて、身頃と縫い合わせていきます。
ギャザーを入れる際は、合印を合わせることがポイントになりますので、しっかり確認してくださいね。
ここでは、肩と合印の位置を確認しておきましょう。
ギャザーの入れ方はこちらで詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね→【ギャザーをきれいによせる方法】
まずは、ミシンの縫い目を荒くしておきましょう。
布端から5mmと8mmの2本縫います。
ギャザーの粗いミシン目は、返し縫いをしない・糸端を長めに残すことが重要です。
途中で糸が切れた場合は、脇から脇までの縫い目がつながるようやり直します。
荒いミシン目の5mmと8mmの上糸のみを同時に引き、ギャザーを寄せていきます。
合印から肩までゆっくりとギャザーをよせていき、袖が身頃と同じ幅になるように整えましょう。
袖と身頃の幅が合ったら、糸端を玉止めしておきます。
同じように反対の合印から肩までギャザーをよせ、全体的にギャザーが均等になるように調整しましょう。
袖と身頃を、中表に合わせます。
ここで、ミシンの縫い目を通常に戻します。
袖と身頃を縫い合わせていきます。
この時、2段階に分けて縫い合わせていきます。
まずは、前後身頃の合印から合印までと、袖のギャザーをよせた部分のみを縫い合わせましょう。
ぬいしろは1cmです。
縫えたら、身頃のみ縫い始めと縫い終わりのぬいしろに切り込みを入れます。
※縫い目を切らないように気を付けてくださいね
残りの袖と身頃を合わせ、続けて脇まで縫います。
ぬいしろのみにアイロンをかけ、ギャザーをつぶし固定します。
袖本体のギャザーにアイロンをかけてしまうと、ふんわり感がなくなりますので気を付けてくださいね。
ぬいしろは、身頃側へ倒しましょう。
ギャザー用の粗いミシン目をほどきます。
本縫いの縫い目がほどけないようにし、ほどけないときは無理に引っ張らず荒い縫い目を残しても大丈夫です。
ぬいしろは、ロックミシンまたはジグザグミシンで始末しましょう。
縫い目から5mmで、ぬいしろに押さえのステッチをかけます。
これで、袖がつきました。
もう一方の袖も、同じように仕上げましょう。
7.衿を作る
表衿と裏衿を中表に合わせ、ぬいしろ8mmで縫い合わせましょう。
縫いはじめと縫い終わりは、布端から1cmあけておいてくださいね。

オモテに返して、形を整えていきます。
オモテに返す前にぬいしろの処理をいくつかしておくと、きれいな仕上がりになるので試してみてくださいね。
まず、ぬいしろの角を切り落とします。
裏衿の下の辺をアイロンで1cm折ります。
次に、ぬいしろを2枚一緒に裏衿側へアイロンで倒します。
先ほどの縫い目から1mmほどで倒しましょう。
衿をオモテに返してアイロンで形を整えます。
このとき、裏衿を1mmほど控えましょう。
これで、衿ができました。
8.衿を仕上げる
前身頃の衿ぐりにギャザーをよせ、衿を縫いつけていきます。
まずは、袖と同じように、前身頃の衿ぐりにギャザーを入れましょう。
身頃と衿を中表に合わせ、ぬいしろ1cmで縫い合わせます。
※このとき、接着芯を貼った表衿と縫い合わせるようにしてくださいね

縫い目に沿って衿を立たせたら、アイロンで整えてまち針でとめていきます。
縫い目をかくすように、衿を整えましょう。
オモテからまち針で留めます。
この時、まち針が衿のウラ側の端をきちんと拾えているか、確認してくださいね。

オモテから、衿元にステッチをかけます。
内側の布端を縫い落さないように、ゆっくりと進めましょう。

これで、衿が付きました。
9.袖口を仕上げる
袖口のゴムは、肌あたりが優しいシャーリングゴムか、または、平ゴムを袖口に入れていただく仕様です。
お好みに合わせて、どちらか選んでくださいね。

9-A.袖口を平ゴムで仕上げる
ここでは、袖口を平ゴムで仕上げる場合を説明していきます。
※シャーリングゴムで仕上げる場合は、【9-B】へ進んでくださいね
まず、袖口と裾を、三つ折りしてアイロンをかけます。
ここでは折り目をつけるだけです。
まだ、縫いません。
袖口は5mm→2.5cm、裾は5mm→1.5cmの三つ折りです。
中表にたたみ、袖下~脇を縫い合わせます。
ぬいしろは1.5cmです。
※折りぐせは、開いて縫い合わせてくださいね
この時、袖口のゴム通し口は、縫わずにあけておきます。
縫えたら、ぬいしろは割っておきましょう。
袖の三つ折りをもう一度アイロンで整えます。
袖本体の布が少し余るので、下の写真の★3か所につまんでタックを入れます。
タックは、それぞれ1~2mmほどで大丈夫です。
三つ折りの際を、ぐるりと縫いましょう。
ほんのちょっとのタックで、袖口がきれいに仕上がりました。
縫い目から7mmで、もう一本ステッチをかけます。
2本の縫い目の間がゴム通しです。
袖口に、ゴム通し口からゴムを通し、ゴム端を2cmほど重ねて縫いとめましょう。

これで、袖口と裾ができました。
工程【10】へ進んでください
9-B.袖口をシャーリングゴムで仕上げる
袖口と裾を、三つ折りしてアイロンをかけます。
ここでは折り目をつけるだけです。
まだ、縫いません。
袖口は5mm→1cm、裾は5mm→1.5cmの三つ折りです。
袖口にシャーリングゴムを縫いつけていきます。
三つ折りの折り目から1~2mmあけて、シャーリングゴムを縫いつけます。
まずは、シャーリングゴムの端を縫い留めましょう。
端から縫い始め、反対側の端まで行ったら、Uターンして戻ります。
シャーリングゴムを引っ張りながら縫っていきましょう。
オモテから見ると、きれいなギャザーができています。
袖を中表にたたみ、袖下~脇を縫い合わせます。
(写真では袖しかありませんが、本来は身頃がつながっています。袖下~脇を続けて縫ってくださいね。)
ぬいしろは1.5cmです。
※折りぐせは、開いて縫い合わせてくださいね
シャーリングゴムのところは、引っ張ってゴムを伸ばしながら、ゆっくり縫ってみてくださいね。
縫えたら、ぬいしろは割っておきましょう。
袖口の三つ折りをもう一度アイロンで整え、ぐるりと縫います。
裾の三つ折りも、もう一度アイロンで整えぐるりと縫いましょう。
10.裾を縫う
裾の三つ折りをもう一度アイロンで整え、ぐるりと縫います。
11.ボタンを付ける
ボタンつけ位置を、型紙で確認します。
手縫いでボタンを縫い付けましょう。
12.バルーンスリーブのふんわりエアーブラウスが完成
バルーンスリーブのふんわりエアーブラウスが完成しました。
※こちらのシーチングサンプルはMサイズで作りました

着てみるとわかる、ふんわり立体感。

(159cm Mサイズ着用)薄手の綿ローンで作りました。使用した生地はこちら▼
DARUMA FABRIC -Tane-(color:Navy×White) コットンローン

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