腹巻きスカートの作り方【型紙不要】お腹あったか、ウエストすっきり!

お腹部分に腹巻状のリブニットが付いた
ウエスト部分すっきり着れるスカートの作り方

お腹まわりに腹巻のようなリブニットが付いている、寒い冬はもちろん、冷房の効いた夏の室内でもお腹を冷やさない「腹巻スカート」の作り方をご紹介します。
この腹巻きスカートは、リブニット部分からタック入りのギャザースカートへと自然につながっているため、ウエストまわりがもたつかず、すっきりとしたシルエットで着られるのも魅力です。
また、リブニット全体でウエストをやさしく支えるので、締め付け感がなく、ラクな履き心地も嬉しいポイントです。
スカート部分はダブルガーゼで作るのがおすすめです。ふんわりとしたエアリー感がかわいらしく、通年履ける素材ですよ。
腹巻きスカートの材料・裁断サイズ
※仕上がりのスカート丈は約80cmですスカート本体布 | タテ85cm×ヨコ100cm 2枚 |
リブニット生地 | タテ40cm×ヨコ70cm 1枚※ |
※リブニットはわっか状で販売されていますが、開いて1枚の布にカットして下さい。
腹巻きスカート作りで使用した生地
◎nunocoto fabricのリブニットは、綿98%、ポリウレタン2%の素材でできています。ほどよく伸縮するので、布帛やスムース生地と合わせて服作りにお使いいただけます。
腹巻きスカートの作り方
1.スカート本体を縫う
スカート本体用の布2枚の両側に、ロックミシンまたはジグザグミシンで布端の処理をします。
スカート本体用の布を中表で合わせ、両側をぬいしろ1.5cmで縫い合わせます。
裾部分の下辺を、まず1cm、次に3cmの順に三つ折りにし、ステッチで縫い留めます。
2.ウエストにタックをつける
スカート本体用の布の裏面、ウエスト部分の上端に、12cm間隔(8等分)のノッチを入れます。
ノッチを山折りにし、「わ」の部分から幅3cm・長さ5cmの位置まで縫い、タックの中縫いをします。
ノッチと中縫いの縫い目が合うようにタック部分を折りたたみ、ウエストの上端を仮留めしておきます。
ウエストの上端を、ロックミシンまたはジグザグミシンで布端処理をします。
3.リブニットを縫う
リブニットを中表で半分に折り、端をぬいしろ1cmで縫い合わせてわっか状にします。
外表で半分のわっかに折り、布端に4等分でノッチを入れます。
スカート本体用布の表面にリブニットを重ね、ノッチ同士を合わせてクリップなどで留めます。
リブニットを伸ばしながら、ぬいしろ1.5cmで縫い合わせます。
ぐるりと一周縫い合わせました。
腹巻スカートが完成!
リブニットを表に返して、腹巻スカートの完成です。
さっそく履いてみましょう!
見て下さい、このおなかすっぽりの安心感~♪
腹巻部分のリブニットを広げ切ったとき

リブニットを半分に折り返したとき
フルだと幅広すぎるかな、というときは、半分に折り返して履くのもおすすめです。
リブニットとスカート本体の切り替え位置は?

身長160cmのスタッフが着用して、ちょうど丹田のあたりに、リブニットとスカート本体の切り替えがくるぐらいが履き心地ベストでした♪
参考までに。

腹巻スカートにシームポケットをつけたい場合
今回はシームポケット(脇ポケット)なしのレシピでご紹介しましたが、シームポケット付きの腹巻スカートにアレンジすることも可能ですよ。
nunocoto fabricでは、シームポケットの型紙と付け方を無料で公開しているので、ぜひ参考にしてくださいね。