【サイズに合わせて作れる】スクール用端末(タブレット・PC)ケースの作り方

【作業時間】80分 レベル★★☆☆☆
文科省のGIGAスクール構想により、小学生から端末を1人1台持つようになってきましたね。
学校によって端末の種類は様々ですが、持ち帰り用のケースを用意する必要がある学校も多いようです。
そこで今回は、端末のサイズに合わせたケースの作り方を紹介します。
面ファスナーで開け閉めできるふた付きのタイプで、
アダプターなどの小物を入れるポケットがついています。
▼動画でも詳しく紹介しています。合わせてどうぞ
■タブレットケース作りに適した生地素材は?(nunocoto fabric取り扱い生地)
◎…キルティング○…キャンバス
△…ツイル、ダブルガーゼ
✕…オックス、コットンリネンビエラ、ローン
タブレットケースの材料
※仕上がりサイズ:端末による
■各パーツのカットサイズ
・背面:前面パーツにタテ5cmを足したものを1枚
・ポケット:タテ20cm×ヨコは全面パーツと同じものを1枚
・バイアステープ:適量
・面ファスナー:4cmを2組
【今回使った生地】
キルティング
タブレットケースの作り方
1.パーツをカットする
まず、前面パーツをカットします。
タテとヨコどちらも端末のサイズに5cmを足したサイズでカットします。
(※ 厚み2cm以下の端末想定の寸法です。厚みがある端末の場合は、もう少し大きめに寸法をとってくださいね。)
背面パーツとポケットパーツをカットします。
背面パーツは前面パーツにタテ5cmを足したサイズ、ポケットパーツはタテ20cmで、ヨコは前面パーツと同じです。
下端揃えで3枚を重ねます。
角を丸く切り落とします。写真を参考にカットしてください。
下2か所とふた部分2か所の計4か所を、同じ丸みになるようにカットします。
2.袋口をバイアステープでくるむ
前面パーツとポケットパーツの袋口部分にバイアステープを縫い付けます。
バイアステープの付け方には『失敗なし!バイアステープの付け方』で詳しく説明しているのでご覧ください。
袋口をバイアステープでくるみました。
3.面ファスナーをつける
ポケットパーツの袋口と背面パーツ(ふた部分)のウラ面の上端から1.5cmのところに面ファスナーのフック(ちくちくしている面)をまち針でとめます。
前面パーツのオモテ面にポケットパーツを重ね、位置を合わせて面ファスナーのループ(ふわふわの面)をまち針でとめます。
背面パーツのウラ面に前面パーツを重ねてふた部分を折り、位置を合わせて面ファスナーのループ(ふわふわの面)をまち針でとめます。
まち針でとめた面ファスナー4か所を四角くステッチして縫い付けます。
4.周囲にバイアステープを縫いつける
下端揃えで3枚を重ねます。背面と前面を外表で重ね、前面の上にポケットパーツをオモテ面で重ね、まち針でとめます。
重ねた状態でぐるりと一周バイアステープを縫い付けていきます。
カーブの部分はゆっくりと丁寧に縫いましょう。
タブレットケースが完成!
さあ、これでタブレットケースの完成です!
端末を入れて使いましょう。
持ち手を付けたい場合は、ふたの付け根あたりにテープを縫い付けてもいいですね。
今回使った布はこちら
薄手なので、扱いやすく、家庭用ミシンでも縫いやすい生地「薄手キルティング生地(コットン綿100%・ギザギザ模様)」 。