簡単!ピアニカケースの作り方(裏地あり:キルティング)

入園グッズというと、まず必要になるのは絵本バッグにもなる通園バッグや上履き袋、大小の巾着袋などですよね。
小学校に上がると、それに加えて必要となってくるのが「ピアニカケース(鍵盤ハーモニカ用バッグ)」ではないでしょうか。
独特の細長い形で作り方に迷うかもしれませんが、実はとっても簡単!同じ大きさの袋を2つ作って最後に持ち手を挟んで縫い合わせるだけ!
ぜひお気に入りの布で作ってみましょう!
裏地付きピアニカケースの材料・裁断サイズ
【布の用尺】
表布 | タテ25.5cm×ヨコ54cm 2枚(※) |
裏布 | タテ49cm×ヨコ54cm 1枚 |
持ち手用アクリルテープ(2cm幅) | 30cm 2本 |
※柄に向きが無い生地を使う場合は、表生地もタテ49cm×ヨコ54cmの1枚使用でもOK。
できあがりサイズ
タテ21cm×ヨコ47cm×マチ5cm
裏地付きピアニカケースで使用した生地
※表地はオックス生地を使用
裏地付きピアニカケースの作り方
1.表布の底を縫い合わせる
表布を中表に合わせて底部分を縫い合わせます(ぬいしろ1cm)。
※表布の柄に上下の向きがない場合は、この工程は飛ばしてください。
縫えたらぬいしろはアイロンでひらいておきましょう。
これで表布が1枚につながりました。
2.袋口を折る
袋口を1cm折り返し、アイロンをかけます。
上下ともに、1cm折ってアイロンをしてくださいね。
3.両脇を縫う
アイロンで付けた袋口の折り目をひらいて、両脇を縫い合わせます(ぬいしろ1cm)。
4.マチを作る
脇を縫ったら、底の角をつぶすように三角に折りたたみます。
この時、脇の線と底の線が ぴったりと合うようにたたみましょう。この線がずれると歪むので大事なポイントです!
この時、真ん中の縫い線を中心に、左右が均等な長さ(2.5cmずつ)になるように折りたたんでください。
三角にたためたら、頂点から5cmのところを縫います。
反対側も同じようにマチを作って下さい。
5.裏布も同様に作る
ここまでと同じ手順で、裏布でもマチ付きの袋を作ります。
6.マチを縫い合わせる
表布のマチと裏布のマチを重ねます。マチの縫い線と、三角の頂点をぴったりと合わせましょう。
こうすることで、鍵盤ハーモニカバッグを使用しているときに、表生地と裏生地がずれなくなります。見えないひと手間ですね。
マチの縫い線から0.5cmほど上を、2枚一緒に縫い合わせます。縫えたら角は切り落とします。
両側のマチをそれぞれ縫い合わせてくださいね。
7.袋口を縫い合わせる
表布をくるんと返すと、2枚合わせの袋ができます。
2つめの工程でつけた、袋口のアイロンの折り目で折り返し、表生地と裏生地を縫い合わせます。こまめにまち針でとめていきましょう。
裏布が飛び出さないように、少しだけ内側に折り込む(=控える)と、出来上がりがきれいです。
バッグの中心12cmの個所に、持ち手を挟みます。
表地と裏地の間に、持ち手の先端を1cm~1.5cmほど挟み込んで、マチ針で留めます。
袋口をぐるりと縫い合わせます。持ち手の部分は返し縫いをするとより強度が増しますよ。
8.形を整えて、完成!
ピアニカケースができました!
鍵盤ハーモニカにぴったりのサイズが気持ちいいんです~!
色違いのお揃い布で、ちいさな巾着袋も作ってみました。
新学期用に何かと使う巾着袋は、まとめていくつもサイズ違いで作っておくと役立ちますよ! ◎基本の巾着袋の作り方はこちら
裏地付き!ピアニカケースで使用した生地
※表地はオックス生地を使用
ピアニカケースにおすすめのデザイン
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