ピアニカケース(鍵盤ハーモニカ用バッグ)の作り方

入園グッズというと、まず作っておきたいのは、絵本バッグにもなる通園バッグや上履き袋、大小の巾着袋などですよね。
小学校に上がると、それに加えて必要となってくるのが「ピアニカケース(鍵盤ハーモニカ用バッグ)」ではないでしょうか。
あの、独特の細長~い形は、手作りしがいがありますよね(笑)とっても簡単に作れるので、ぜひお気に入りの布で作ってみましょう!
作り方は、同じ大きさの袋を2つ作って最後に持ち手を挟んで縫い合わせるだけ!
簡単でシンプルな工程です。

鍵盤ハーモニカケース(裏地付き)の材料
※仕上がりサイズ:タテ(深さ)約21cm ヨコ約47cm マチ5cm
小学校指定で購入する、一般的な鍵盤ハーモニカのサイズに合わせました。
:裏布(キルティング)タテ50cm ヨコ55cmを1枚(ここでは厚みのあるキルティング生地を使いました)
:持ち手用アクリルテープ(2cm幅)30cmを2本

裏地付き鍵盤ハーモニカケースの作り方
【作業時間】1時間 レベル★☆☆
1.表布の底を縫い合わせる
※表布の柄に上下の向きがない場合は、工程1は飛ばしてください。
表布を中表に合わせて底部分を縫い合わせます。(ぬいしろ1cm)
縫えたらぬいしろはアイロンでひらいておきましょう。
これで表布が1枚の布となりました。
2.脇を縫う
ここからは、裏布も同じ工程で縫っていきます。
まず、袋口を1cm折り返しアイロンをかけます。
袋口は上下の布端です。どちらも折り返しておきますよ。
脇を縫う時は、初めにアイロンで付けた袋口の折り目をひらいて縫い合わせます。(ぬいしろ1cm)
3.マチを作る
脇を縫ったら、底の角をつぶすように三角に折りたたみます。
この時、脇の線と底の線が ぴったりと合うようにたたみます。
この線がずれると歪むので大事なポイントです!
三角にたためたら、5cmのところを縫います。
この時、縫い線を中心に両側が均等な長さ(2.5cm)になるところを縫います。
均等でないときはマチの縫い線が曲がっているので気を付けましょう。
ここまでの工程を両側のマチ、そして裏布も同様に進めます。
同じ大きさの袋が2つ出来上がりました。(表布と裏布)
4.マチを縫い合わせる
表布のマチと裏布のマチを縫い合わせます。
こうすることで、使用しているときに表と裏がずれてくることを防ぎます。
見えないひと手間ですね。
表と裏のマチを底同士合わせて重ねます。
マチの縫い線と三角の頂点をぴったりと重ねましょう。
マチの縫い線から0.5cm程上を2枚一緒に縫い合わせます。
縫えたら角は切り落とします。

5.袋口を縫い合わせる
表布をくるんと返すと、2枚合わせの袋ができます。
袋口を、初めにつけたアイロンの折り目で折り返し表と裏を縫い合わせます。
こまめにまち針でとめていきましょう。
この時、少しだけ裏布を内側にすると出来上がりがきれいです。
まち針でとめながら、持ち手を挟み込みます。
持ち手の先は1cm~1.5cm程入れ込んでおきます。
袋口をぐるりと縫い合わせます。
持ち手の部分は返し縫いをするとより強度が増しますよ。
6.形を整えて、完成!
できました!

ぴったりサイズが気持ちいいんです~!

上から見てもほら、この通りのぴったり感。

ついでに、算数袋も作ってみましたよ。

こちらは普通の巾着です。コンパスや図形カード、三角定規などを入れておく袋ですね。 新学期用に何かと使う巾着袋は、まとめていくつもサイズ違いで作っておくときっと役立ちますよ! ◎基本の巾着袋の作り方はこちら
いかがでしたか。
同じ形を2つ作り、重ねて縫い合わせるだけ!大きさを変えたいときは、作りたいサイズに周囲1cmのぬいしろを足して裁断してくださいね。

好きな柄で作ってあげれば、お子さんもきっと喜んでくれますよ♪
新生活がんばっての気持ちを、手作りで。
今回使った布はこちら
男子キッズに人気のミニカー柄です!
・カーズ(グレー)


・カーズ(モスグリーン)
・カーズ(レッド)
・カーズ(イエロー)

