可愛く着れる♪フリル袖チュニック(大人スモック)の作り方
【作業時間】150分 レベル★★★☆☆
春夏になると着たくなるフリルの服、着ると気持ちがウキウキしてきますよね。
今回は、大人可愛く着れる、フリル袖チュニックの作り方を紹介します。
このチュニック、袖にフリル、胸元にギャザー、そして裾がAラインと、女性が大好きなものがたくさん詰まっているんです。
そして、ゆったりしたチュニックなので、お腹に赤ちゃんがいる妊婦さんでも着れるんですよ~♪
作るのが難しそうに見えるかもしれませんが、実は簡単に作れるので、ぜひ作ってみてくださいね。
フリル袖チュニック(型紙)
PDFファイル(A4サイズ)が開きます
フリル袖チュニックの材料
※仕上がりサイズ:フリーサイズ用
■用尺:220cm×布幅
■各パーツのカットサイズ(ぬいしろ込)
・お好きな布:
(見頃)前身頃と後見頃それぞれ型紙通りにカットしたものを1枚ずつ
(袖)型紙通りにカットしたものを2枚
(胸元ギャザー)型紙通りにカットしたものを2枚
(肩ひも)型紙通りにカットしたものを2枚
・幅5mmm程度のゴムひも:1.3m~2m※
※腰にもギャザーを入れる場合はゴムひも2mとします。
※型紙にある『わ』の裁断方法についてはコチラをご参照ください。
フリル袖チュニックの作り方
1.それぞれのパーツを作る
見頃パーツの首元と裾以外、及び袖パーツの袖口以外をロックミシンまたはジグザグミシンをかけます。
3cm幅の肩ひもを作ります。
詳しい肩ひもの作り方は、『もう失敗しない!簡単&きれいな「布ひも」の作り方』をご参照ください。
作った肩ひもにステッチを入れます。
胸元ギャザーパーツ2枚を中表で合わせ、両端をぬいしろ1cmで縫い合わせて輪っか状にします。
(写真は縫い合わせたものを半分に折っています。)
この時、片方には、上側(柄の上下がある布の場合の上側)から1cm離したところに2cmの大きさのゴム通し口をつけてください。
詳しいゴム通し口の作り方は、『これだけは覚えておきたい!「ゴム通し口」の作り方』をご参照ください。
縫い合わせて輪っか状にしたら、ゴム通し口をつけた側を3mm→7mmで三つ折りしてアイロンをかけ、ステッチをかけます。
袖パーツの袖口部分(曲線になっている部分)も同様に3mm→7mmで三つ折りしてステッチをかけます。
2.身頃と袖を縫い合わせる
見頃と袖を中表で合わせ、ぬいしろ1cmで縫い合わせます。
(写真は縫い合わせたものをひろげた状態です。)
ぬいしろをアイロンで割り、袖を縫い合わせた部分の下から脇までを3mm→7mmで三つ折りしてアイロンをかけ、ステッチをかけます。
表からみるとこうなっています。
3.肩ひもと胸元のギャザーをつける
肩ひもを、見頃と袖の縫い合わせたところの裏に下向きでぬいしろ5mmで縫いつけます。
柄に上下がある場合は、逆さの状態で縫い付けてくださいね。
胸元ギャザーパーツの三つ折処理していない方と本体の胸元を同じ向きで重ね、ぬいしろ1cmで縫い合わせます。
(写真は縫い合わせたものをひろげた状態です。)
縫い合わせたところから3cmのところで胸元ギャザーパーツを表側に折り、アイロンをかけます。
折り目から1.5cm→1cm→1cmところにステッチをかけます。
この時、肩ひもを立てて一緒にステッチかけてくださいね。
4.前身頃と後身頃をを縫い合わせ、裾を縫う
前身頃と後身頃を中表に合わせて両脇をぬいしろ1cmで縫い合わせます。ぬいしろはアイロンで割ります。
裾の部分を5mm→1cmに三つ折りしてアイロンをかけ、ステッチをかけます。
フリル袖チュニックが完成!
胸元のギャザーパーツに2本ゴムを通して長さを調整したら、フリル袖チュニックの完成です!!
こんなに裾が広がっているチュニックですが、
薄手の生地で作ればストンと落ちて自然なラインになります。
裾から20cmのところを中表に折ってぬいしろ1cmで縫ってループを作り、そこに裏からゴムを通すと、また違う雰囲気のチュニックになりますよ。
裾ひらひら~♪
首元のギャザーと袖フリルはこんなかんじ。袖フワフワ~♪
肩ひもをしまって、スモックブラウス風に着てもかわいい!!
もちろん後ろ姿もかわいい。
スモックブラウス風に着ても二の腕がしっかり隠れる長さなのもうれしいですよね!
なので、おそろいの生地で作って親子で着てもすごくかわいいと思います。
ぜひ作ってみてくださいね♪
今回使った布はこちら
幾重にも重なるブルーのグラデーションで、海をイメージしたテキスタイル、nunocoto fabric:ocean。
大きめモチーフと上品な淡い色使いが優しく溶け合ったテキスタイル、nunocoto fabric:rock。