「見せるペチパンツ」と「きほんのストレートパンツ」を比較検証してみました！

プロのパタンナーさんといっしょに企画するオリジナル型紙のホームソーイング型紙シリーズの中でも人気の高い見せるペチパンツときほんのストレートパンツ。
この２つ、仕上がった形がなかなかに似ているようで、ときどき「どう違うの？」というお問合せをいただくのです。

それで、見てみると、、、
たしかに似てます！！！　WAHH!!
こちらが見せるペチパンツ
▼ そしてこちらがきほんのストレートパンツ
▼
はい。似てますね。でもこれだけだと分かりにくい。
そんなわけで、ここはひとつ、いろんなところを比較してみようと思います。

サイズ展開の違い

そう、一番の違いはサイズ展開があるかないか、ですね。
見せるペチパンツはサイズ展開がSMLと3サイズ分ありますが、きほんのストレートパンツはフリーサイズ（1サイズのみ）です。
こちら、同じスタッフに履いてもらっています（身長154cm）。左の見せるペチパンツはMサイズがジャストフィットでした。
右のきほんのストレートパンツはフリーサイズを履いてみて、すこし丈が長いかな、というところです。足の甲でワンクッションする感じ。このぐらいが個人的には好きですが＾＾

使う生地素材によってもシルエット・履き心地は変わりますよね♪
左はダブルガーゼ生地。右はコットンツイル生地。
横から見るとこう。

あ～やっぱり可愛い！どちらも可愛い！！（結論でました）
仕上がりサイズはこちら▼

シルエット・仕様の違いの違い

仕上がりサイズの各所寸法から見てもわかる通り、見せるペチパンツの方が、多少ゆったりとワイド感のあるストレートシルエットです。
あまりワイド感はほしくない、という方は、きほんのストレートパンツの型紙の丈を短くしたり長くしたり調整する、というのもいいかなと思います。

ポケット大好き！ポケットが無いと落ち着かない！という、ポケット愛好家の方には右の「きほんのストレートパンツ」がおすすめ。とにかく簡単さ重視の方、ソーイングはじめの方にはペチパンツを推します◎

パーツ数の違い

製作時間にも、やる気にも（!?）関わってくるのが、パーツ数ですよね。

その中でも見せるペチパンツはなんと２枚！これなら作れそう！そう思っていただけたら大成功。実際、すごく短時間でできますよ。
インスタライブでは30分を切る速さで完成することができました→【instagramライブ】30分でペチパンツは作れるのか!?（2022.6.16）

ウエスト部分も本体布をそのまま三つ折りするだけ（＆ゴム入れるだけ）なので、縫うのも簡単＆履くのもらくらく♪

きほんのストレートパンツは、大きなポケットが両サイドに付くのとウエストベルトが別布になるので、パーツ数がその分増える、という具合です。

ウエストベルトが別布ということだけ見ると、手間はかかりますが、ヒップのシルエットがきれいに保たれるというメリットもあるんですよね。（悩）

いかがでしょうか。

【結論】どちらも良い！

結論としては、比較するとそれぞれ違いはありますが、どちらも優秀なパターンですよ、ということになりました！（あらら）

ホームソーイング型紙シリーズの中でも、格段に、スタッフが作ってきたサンプル数が多いということが、何よりの証拠！そしてみんな結構、普段から活用して（履いて）います～。
この時期は特に！日替わりでこの２つのパターンでも過ごせそう♪

まだまだあります、推しポイント

ダブルガーゼ生地で作った見せるペチパンツは夏のパジャマになっていますし、フランネル生地で作ったペチパンツももちろんルームウェアに。

買うのがもったいない、と思えるほど、あっという間に作れてしまいます。

のんびりごろごろ過ごすだけならポケット不要なので、見せるペチパンツにしました
本来、ちら見え担当のペチパンツなので、薄手のローン素材がよく合います。ちら見えだからポケットも不要ということで、簡単に作れるのが何より助かる。

ちょっと扱いずらいツルツルなシアー生地でも作れるのは、余計なものがないシンプルなパターンだから。

夏のシャレパンツ、シアーパンツも手作りできちゃいます。インナーにはショートタイプのペチパンツを履いて（これは市販のもの）

きほんのストレートパンツだって負けてないよ！
素材次第では、しゅっとした（!?）雰囲気も出せるのがきほんのストレートパンツのいいところ！
▼しゅっとしてる（力織機で織ったコットン：check&stripe）