【型紙不要】底マチつきペンケースの作り方 3種

【作業時間】50分 レベル★★★☆☆
今回は、底マチつきのペンケースの作り方を紹介します。
底マチつきで自立するので、とても使いやすいペンケースですよ。
今回は、
・2枚仕立ての基本型
・2枚仕立ての底布切り替え型
・キャンバス地1枚布で作る型

■底マチ付きペンケース作りに適した生地素材は?(nunocoto fabric取り扱い生地)
◎…オックス、キャンバス、ツイル○…ローン、コットンリネンビエラ
△…ダブルガーゼ
▼[2枚仕立ての底布切り替え型ペンケース]の作り方を動画でも詳しく紹介しています。合わせてどうぞ

底マチ付きペンケース(2枚仕立ての基本型)の材料
※仕上がりサイズ:タテ6cm×ヨコ21cm×マチ4cm
用尺:タテ20cm×ヨコ25cm(表布・裏布それぞれ)
■各パーツのカットサイズ
・裏布:タテ16cm×ヨコ23㎝を1枚
・ファスナー:20cmを1本
・タブ用リボンまたは革:タテ3cm×ヨコ5cm程度を1枚か2枚
※柄の上下がある布を使う場合は、下辺同士を縫い合わせて1枚の布にして使います。
【今回使った生地】
・表布、裏布:にオックス
底マチ付きペンケース(2枚仕立ての基本型)の作り方
1.表布を縫い付ける
表布を中表で合わせます。
下辺同士をぬいしろ1cmで縫い合わせます。
ぬいしろをアイロンで割ります。
2.ファスナーを縫い付ける
表布と開いたファスナーを布端より2~3mm程度下のところに中表で重ね、布端から5mmあたりで縫い付けます。
【point】ファスナーは裏向きで重ねます。間違えないようにしましょう。
両端を三角に折って縫いましょう。(写真参照)
表布と裏布を中表で合わせ、ぬいしろ7mmで縫い合わせます。この時、スライダーがぶつからないように動かしながら縫いましょう。
3.反対側の布にファスナーを縫い付ける
表布を中表で折り、ファスナーの反対側と合わせるようにたたみ直します。ここでもファスナーを布端より3mm程度下のところに重ね、布端から5mmあたりのところで縫い付けます。こちらも両端を三角に折りましょう。
裏布を中表で折り、写真のようにたたみ直します。
布端から7mmのところを縫います。
4.サイドを縫う
表布同士、裏布同士になるようにたたみ直します。
タブ用のリボンや革を半分に折り、表布のオモテ面サイドのファスナーから5mmあたりに半分に折ったタブを仮縫いします。
縫い目をしっかりと合わせ、まち針でとめます。
両サイドをぬいしろ1cmで縫い合わせます。この時、裏布に返し口を作るのを忘れないようにしましょう。
【point】返し口は底部分から2.5cmの位置に作りましょう。
5.底マチを作る
表布と裏布の角4つを三角に折って、4cmの底マチを作ります。
底マチの作り方は『2枚仕立て(裏地つき)バッグ・ポーチの底マチをきれいに作る方法』に詳しく載せてあるのでご覧くださいね。
6.表に返す
返し口から表に返します。
返し口を縫い閉じたら、表布と裏布を手で整えたら全体にアイロンをかけます。
底マチ付きペンケース(2枚仕立ての基本型)が完成!
さあ、これで底マチ付きペンケース(2枚仕立ての基本型)の完成です!
横から見たさんかくがかわいいですね。
開けると裏布がよく見えるので、あえて柄布にするのもいいですよ。
底マチ付きペンケース(2枚仕立ての底布切り替え型)の材料
※仕上がりサイズ:タテ6cm×ヨコ21cm×マチ4cm
用尺:タテ20cm×ヨコ25cm(表布・裏布それぞれ)
■各パーツのカットサイズ
(底)タテ8cm×ヨコ23㎝を1枚
・裏布:タテ16cm×ヨコ23㎝を1枚
・ファスナー:20cmを1本
・タブ用リボンまたは革:タテ3cm×ヨコ5cm程度を1枚か2枚
【今回使った生地】
・表布、裏:オックス
・底布:革
底マチ付きペンケース(2枚仕立ての底布切り替え型)の作り方
1.表布を縫い付ける
底用の布上下に正面用の布の下辺を中表で合わせ、ぬいしろ1cmで縫い合わせます。
ぬいしろを片側に倒し、押さえミシンをかけます。
あとは、基本型の工程2以降と同じようにつくっていくと、
底マチ付きペンケース(2枚仕立ての底布切り替え型)の完成です!
基本形よりも柄が活きるデザインです。
底マチ付きペンケース(キャンバス地1枚布で作る型)の材料
※仕上がりサイズ:タテ6cm×ヨコ21cm×マチ4cm
用尺:タテ16cm×ヨコ23㎝
■各パーツのカットサイズ
・ファスナー:20cmを1本
・タブ用リボンまたは革:タテ3cm×ヨコ5cm程度を1枚か2枚
※柄の上下がない布。
【今回使った生地】
・キャンバス地
底マチ付きペンケース(キャンバス地1枚布で作る型)の作り方
1.ファスナーを縫い付ける
布と開いたファスナーを中表で重ね、ぬいしろ7mmで縫い付けます。
【point】ファスナーは裏向きで重ねます。間違えないようにしましょう。
表布を中表で折り、ファスナーの反対側と合わせるようにたたみ直し、ぬいしろ7mmで縫い合わせます。
表に返し、ぬいしろを布側に倒してアイロンで整えます。
布側の際に押さえミシンをかけます。
2.サイドを縫う
裏に返し、縫い目同士がしっかりと合わさるようにまち針をとめたら、ぬいしろ1cmで両サイドを縫い合わせます。
タグをつける場合は、半分に折ってサイドに挟んで一緒に縫い付けます。
3.底マチを作る
角を三角に折って、4cmの底マチを作ります。
ぬいしろ5mm程度残して三角部分をカットしたら、ほつれ止めやボンドなどで端処理をします。テープでぬいしろを巻くのも良いですね。
底マチ付きペンケース(キャンバス地1枚布で作る型)が完成!
これで底マチ付きペンケース(キャンバス地1枚布で作る型)の完成です!
キャンバス地で作っているので、1枚仕立てでもしっかりと自立しますね。
大きめ底マチ付きペンケースの布カットサイズ
シャーペンも定規もカラーペンもじゃらじゃら入れたい!そんなときは、布のタテ幅を大きくしてあげればOKです。
用尺:タテ25cm×ヨコ25cm(表布・裏布それぞれ)
■各パーツのカットサイズ
・裏布:タテ23cm×ヨコ23㎝を1枚
・ファスナー:20cmを1本
・タブ用リボンまたは革:タテ3cm×ヨコ5cm程度を1枚か2枚
※柄の上下がある布を使う場合は、下辺同士を縫い合わせて1枚の布にして使います。
【今回使った生地】
・キャンバス地

今回使った布はこちら
・イラストレーター波田佳子さんの手描きで味わいのある線。不揃いな佇まいがおしゃれで、無意識に気持ちいいなあと思えてしまう配色とカラーコントラストのテキスタイル、pencil/デザイナー:波田佳子
・
いろいろな模様をペタペタとつぎはぎして、1つのデザインになったテキスタイル、ツギハギ/デザイナー:木波本陽子

・どんぐり?みたいだけど、花ですよ。ポンポンっとはじけるように咲いた花をイメージしたデザインのテキスタイル、pompon flowers/デザイナー:木波本陽子
■いろいろなペンケースの作り方
nunocoto fabricでは、いろいろなペンケースの作り方を紹介しています。