お部屋の雰囲気をワンラックアップ♪カフェカーテンの作り方 3種
【作業時間】30分~ レベル★★☆☆☆
お部屋の雰囲気をカフェっぽくしたり、ちょっとした目隠しにも便利なカフェカーテン。
実はとっても簡単にできちゃうんですよ。
今回は、そんなカフェカーテンの作り方3種類を紹介します。どれもつっぱり棒で簡単に設置できますよ。
1.カーテンクリップをつけるだけのカフェカーテン
布端の4辺を縫い、カーテンクリップをつけるだけのカフェカーテンです。
最近は100円均一でもいろいろなカーテンクリップが売っているので、簡単に作ることができるようになりました。開け閉めしやすいのもポイントです。
2.ポール通し口のあるギャザーカフェカーテン
カーテン本体の上部につっぱり棒を通す部分を作ったカフェカーテンです。
通し口の上にある布がギャザーフリルになってかわいい雰囲気になります。つっぱり棒を見せたくない場合にも向いていますよ。
3.ポールを通すループ付きのカフェカーテン
ポールを通すループを共布で作ったカフェカーテンです。
他の二つに比べると手間はかかりますが、開け閉めもしやすくクリップなどの金具もいらない、いいとこどりのカーテンですよ。
カフェカーテンの布のサイズの求め方
【裁断する布のヨコ幅】
・カフェカーテンを設置したい窓枠や収納のヨコ幅の内側寸法(内法)の1.5倍
(フラットにしたい場合は1.2倍程度です。)
【裁断する布のタテ幅(カーテン本体)】
・カーテンクリップをつけるだけのカフェカーテン:お好みの丈+ぬいしろ6cm
・ポール通し口のあるギャザーカフェカーテン:お好みの丈+ぬいしろ10cm
・ポールを通すループ付きのカフェカーテン:お好みの丈+ぬいしろ5cm(ループ別)
実際に測ってみましょう。
まず、カフェカーテンを設置したい窓枠や収納のヨコ幅の内法を測ります。
今回設置する窓枠の内法は60cmでした。
なので、60cm×1.5=90cmが今回作るカーテン幅となります。
丈に関しては、今回は3種類のカフェカーテン全てを50cm丈の布で作ってみました。
カーテンクリップをつけるだけのカフェカーテンの材料
用尺:タテ50m×布幅
■各パーツのカットサイズ(ぬいしろ込)
※仕上がりサイズ:タテ44cm×ヨコ89m
・お好きな布:タテ50cm×ヨコ90mを1枚
・カーテンクリップ:6~8個
・つっぱり棒:設置場所にあったサイズのものを1本
カーテンクリップをつけるだけのカフェカーテンの作り方
【作業時間】30分 レベル★★☆☆☆
1.4辺の端処理をする
4辺の端を内側に三つ折りして端処理します。三つ折りはアイロンでぴしっとさせましょう。まず、カーテンの両脇を三つ折りしてステッチします。
5mm→5mmでも、1cm→1cmでも、やりやすい寸法で良いです。
上の辺を2cm→2cmで三つ折りし、ステッチします。
下の辺を1cm→1cmで三つ折りし、ステッチします。
全体にアイロンをかけて整えます。
2.カーテンクリップをつける
カーテンクリップをとりつけます。両端と内側部分が等間隔になるようにつけましょう。
【point】15cm間隔くらいがちょうど良いです。クリップの数で調整してみてくださいね。
カーテンクリップをつけるだけのカフェカーテンが完成!
さあ、これでカーテンクリップをつけるだけのカフェカーテンの完成です!!
あっという間にできちゃいましたね!
ディルをモチーフにした布で作ったので、キッチンの窓につけてみました。一気にカフェっぽい雰囲気になりましたね♪
シャッと開け閉めしやすいカフェカーテンです。
さて、次はポール通し口のあるギャザーカフェカーテンの作り方を紹介します。
フリル巾着のようなポール通し口がかわいいですよ。
ポール通し口のあるギャザーカフェカーテンの材料
■各パーツのカットサイズ(ぬいしろ込)
用尺:タテ50m×布幅
※仕上がりサイズ:タテ40cm×ヨコ89m
・お好きな布:タテ50cm×ヨコ90cmを1枚
ポール通し口のあるギャザーカフェカーテンの作り方
【作業時間】30分 レベル★★☆☆☆
1.両脇の端処理をする
まず、カーテンの両脇を三つ折りしてアイロンをかけ、ステッチします。
5mm→5mmでも、1cm→1cmでも、やりやすい寸法で良いです。
2.ポール通し口を作る
上の辺を1cm→7cmで三つ折りし、アイロンでしっかりと折り目をつけます。
写真のように、三つ折りの際と上から2cmのところにステッチをかけます。
3.下の辺の端処理をする
下の辺を1cm→1cmで三つ折りし、ステッチします。
ポール通し口のあるギャザーカフェカーテンが完成!
さあ、これでポール通し口のあるギャザーカフェカーテンの完成です!
ポール通し口につっぱり棒を通しましょう。
つっぱり棒が見えないのが嬉しいですね。ギャザー部分もかわいいです。
あまり開け閉めしやすいタイプではないので、目隠し用の場所に適しているかもしれません。
3つ目は、ポールを通すループ付きのカフェカーテンの作り方を紹介します。
開け閉めしやすく、金具もいらないカフェカーテンですよ。
ポールを通すループ付きのカフェカーテンの材料
■各パーツのカットサイズ(ぬいしろ込)
用尺:タテ50m×布幅
■各パーツのカットサイズ(ぬいしろ込)
※仕上がりサイズ:タテ45cm×ヨコ89m
・カーテン本体用の布:タテ50cm×ヨコ90mを1枚
・ループ用の布:タテ16cm×ヨコ6mを6~8枚
・つっぱり棒:設置場所にあったサイズのものを1本
ポールを通すループ付きのカフェカーテンの作り方
【作業時間】50分 レベル★★☆☆☆
1.ループを作る
まず、ループパーツを作ります。両端を1cmずつ内側に折ります。
そのままパタンと半分に折ってアイロンをかけ、ステッチします。
今回は8つ作りました。
2.両脇の端処理をする
カーテンの両脇を三つ折りしてアイロンをかけ、ステッチします。
5mm→5mmでも、1cm→1cmでも、やりやすい寸法で良いです。
3.ループを縫い付ける
ループを半分に折り、上の辺の端部分を上辺にまち針などでとめていきます。両端と内側部分が等間隔になるようにつけましょう。
【point】15cm間隔くらいがちょうど良いです。ループの数で調整してみてくださいね。
布端を縫ってループを仮縫いします。
そのまま1cm→2cmと三つ折りし、アイロンをしっかりとかけて、写真のように折り目の際をステッチします。
ループを織り上げて、写真のように上端をステッチします。
4.下の辺の端処理をする
下の辺を1cm→1cmで三つ折りし、ステッチします。
さあ、これでポールを通すループ付きのカフェカーテンの完成です!!
ループにつっぱり棒を通していきましょう。
窓辺がぐっと良い雰囲気になりましたね。
開け閉めしやすいのも嬉しいです。
収納棚などにも適しています
カフェカーテンは、目隠しをしたい場所をさっと隠すのにも向いていますよ。
例えばこちらのドラム式洗濯機。上には洗剤などを置いています。
ここにつっぱり棒でカフェカーテンをつけると、丸見えにならないしホコリよけにもなりますね。
使うときは、さっとカーテンを開けて。
もちろん、オープン棚に設置するのもいいですね♪
カフェカーテン作りに適した生地素材は?(nunocoto fabric取り扱い生地)
◎…オックス(スタンダード)、ローン(透け感)、コットンリネンビエラ(ドレープ感)、ダブルガーゼ(ドレープ感)○…キャンバス(目隠し重視)
カフェカーテン作りに使った生地
・愛らしい花が隠れた魅力のディル。花をあえて横から描いたデザインのテキスタイル、ディルの花/デザイナー:鶴崎亜紀子
・軽やかに舞う蝶を、コラージュで繊細に表現したデザインのテキスタイル、Dancing Butterfly/デザイナー:鶴崎亜紀子
・デザイナーの鶴崎亜紀子さんが中島みゆきの「糸」の曲からイメージしたデザインのテキスタイル、My Destiny/デザイナー:鶴崎亜紀子
・草花が描かれた、こんな古いタイルがあったなら。
部屋の壁に飾ってみたり、大切に箱にしまって宝物にしたい。そう思えるデザインのテキスタイル、Flower tile/デザイナー:kayo aoyama