サンタ服みたいなクリスマスポンチョにも♪こびと風とんがりフードケープの作り方【無料型紙あり】

製作時間のめやす：80分

寒くなってきましたね～。
朝起きると寒くて、布団から出たくない日々がやってきました。

そんな寒い日でも子どもは元気いっぱい！！
外に遊びに行きたがりますよね。
そんな子どもにぴったりのフードケープ（ポンチョ）を手作りしてみませんか。
フードがとんがっていて、こびとみたいでかわいいんですよ♪
とんがりフードは直線でできているので、製図しやすいのもポイントです◎

表地に赤い布を使えばサンタ服にもなります。
クリスマスポンチョにぴったりですね！
手作りしたサンタ風のクリスマスポンチョを着て、ウキウキ気分でイルミネーションの中を歩きましょ♪
冬の寒い日のはおりものとして、
子どものサンタ服として、
家の中でのはんてんがわりに、
寒い冬に持ってこいのケープです。

今回は簡単にパーツをカットする方法を載せましたので、ぜひ作ってみてくださいね。
また、一番最後にフードのアレンジについても載せたので、そちらもぜひご覧ください♪

こびと風とんがりフードケープの型紙（全２枚）

※クリックするとA4サイズの製図・型紙・作り方のPDFが開きます。フードとボンボン部分を印刷して型紙として使う際は200％で出力してください

クリスマス　サンタ服　小人　フードケープ　ポンチョ　作り方　型紙 — こびと風とんがりフードケープの型紙

とんがりフードケープの材料・裁断サイズ

【布の用尺】表裏各：タテ100cm × 布巾（108cm）

ケープ本体	半径50cmの半円を表布裏布１枚ずつ※
フード	型紙通りにカットした布を表布裏布対称で２枚ずつ
ボタン用ボンボン	半径6cmの半円を2枚
ボタン掛けひも	15～20cmを１本

※※裏地はボア生地などの起毛生地がおすすめです。ここではプードルボアを使っています。

できあがりサイズ

90～110サイズ

とんがりフードケープで使用した生地

※今回はオックス生地で作りましたが、少しはりが強かったため、もう少しドレープ感のある生地の方が良いかもしれません。nunocotofabricの生地の中では、コットンリネンビエラがおすすめです。

とんがりフードケープにおすすめの生地

こびと風とんがりフードケープの作り方

１．型紙通りに布をカットする

まず、フードとボンボンの型紙を作ります。製図で作っても良いですし、200%出力したものをカットして型紙として使っても良いです。ここでは200%出力したものをつなぎ合わせました。
実寸型紙ができました。
表布と裏布を型紙に合わせてカットします。対称のかたちで２枚カットします。
ケープ部分を作ります。
半径50cmの半円の型紙を作っても良いのですが、ここでは布を直接カットする方法を紹介しますね。ふわふわの裏布ではなく、表布からカットしましょう。
まず、大きな布を半分に折ります。
「わ」の角部分を中心にして斜め半分に折ります。
さらに斜め半分に折ります。この状態でまち針などをとめておきます。
中心にした角の部分から50cmのところにチャコペンで印をつけていきます。
細かく印をつけましょう。
同じく角から15cmのところに印をつけていきます。
たたんだ状態がずれないように気を付けながら、印をつけたところをカットします。
これで表布のケープ本体パーツができました。これを広げた状態で裏布の起毛生地に合わせ、同じ形にカットしましょう。

２．フードを作る

フードパーツのの表布同士、裏布同士を中表で合わせてクリップ等でとめ、フード上部の角を頂点とする2辺をぬいしろ1cmで縫い合わせます。
表布と裏布をそれぞれ開いて中表で合わせ、クリップ等でとめます。
顔まわりなる部分をぬいしろ1cmで縫い合わせていきます。首元部分は縫いません。起毛生地は押さえに絡みやすいため、起毛生地を下に向けると縫いやすいですよ。
とんがりの頂点部分の縫い代を5mm程度残してカットします。
表にひっくり返し、目打ちで角を整えます。

３．ケープ本体にフードを縫い付ける

ケープ本体の表布のパーツをパタンと半分に折り、首元部分の「わ」の角を5mmくらいちょこんと切り、ノッチを作ります。
表布のケープ本体に入れたノッチとフードの首元の中心（縫い目）を中表で合わせ、クリップ等でとめます。
ぬいしろ5mmで仮縫いします。
フードを間に挟むように表布と裏布のケープ本体を中表で合わせ、ぬいしろ1cmでぐるりと1周縫い合わせます。
この時、直線部分に返し口を作っておきましょう。
返し口から表に返します。
表に返したら、アイロンで全体を整えます。
返し口をコの字とじで縫い閉じましょう。

４．ボンボンのボタンを縫い付ける

起毛生地でボンボンを２つ作ります。
ボアを使ったボンボンの作り方は、コチラで紹介しているのでご覧くださいね◎

クリスマス　サンタ服　小人　フードケープ　ポンチョ　作り方 — ハギレ布で作るポンポン（ボンボン）３種

ひもを半分に折って、端部分をケープの首元に縫い付けます。
子どもにケープをはおってもらい、縫い付ける位置を確認しましょう。ひもを縫い付けたところにボンボンを縫い付けます。
もうひとつのボンボンを、受けになる位置に縫い付けます。

こびと風とんがりフードケープが完成！

さあ、これでこびと風とんがりフードケープの完成です！

さっそく着てみましょう。ひものわっかにボンボンを通すだけなので、子供でも簡単に着れますよ♪
（着用モデル：118cm）
あったかーーい！
フードをちょこん。先っぽがとんがっててこびとさんみたい。
赤いフリースを表地にするとサンタ服のクリスマスポンチョに。赤ずきんちゃん要素もありますね◎
あっ！とりさんがいる！！
空間がぱっと明るくなるトロピカルなクリスマスタペストリーです。

早くクリスマスこないかなー。
フードをおろしてパーカー風に着ても良いですね。

小さな子にも着てもらいました。
手の先までケープにすっぽりおさまって、なんてかわいい～～！！！
（着用モデル：84cm）
しゃがむと全身すっぽり！
あかんべ～！！じゃないよ。
にこにこ、にこちゃんだよ♪
ぴかぴか光ってるね～。
イルミネーションきれいだねー。
後ろ姿にもキュン♪

とんがりフードケープで使用した生地

とんがりフードケープにおすすめの生地

アレンジしてみよう

ボタンをくるみボタンにしたり、やフードを丸っぽくアレンジして作ることもできますよ。

フードを丸っぽくしたい場合は、型紙のとんがり部分を写真のようにカーブをつけてカットします。
カーブ具合はお好みでつけてください。お手持ちのパーカーなどを参考にしても良いですよ。
あとは同じように作っていきましょう。
こびと風なアクセントはいらないよー、という方は、こちらで作ってみてくださいね。
起毛素材のボンボンをフードにつけて、くまさん風にしてもかわいいですよ。
くまさんフードケープを羽織ってお出かけしましょう～！！
小さな子がくまさんフードをつけているとキュンキュンしちゃいますね♪
寒い外でもへっちゃらなのだ～！！
ぼくはくまなのだ～！！